日本の戦争(小学館文庫)

日本の戦争(小学館文庫)

781円 (税込)

3pt

4.3

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少年時代に敗戦を体験した著者が、長年にわたって抱き続けてきた疑問―日本はなぜ、世界を敵にまわし「負ける戦争」を始めてしまったのか? 明治維新で国家を建設し、西欧を懸命に追いかけてきた日本の間違いは、一体どこにあったのか。「富国強兵」「五族協和」など七つのキーワードをもとに、日清・日露戦争、満州事変、そして「大東亜戦争」へと突き進んでいった近代日本の謎を解き明かし、長く曖昧にされてきた戦争の真実に迫る!

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日本の戦争(小学館文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年08月22日

     日本はなぜ負ける戦争をしてしまったのか、そのような疑問を子供の頃から抱いた著者が、大学教授との対談や調査を通じて1冊にまとめたのが本書である。
     まず大日本帝国の誕生まで遡る必要がある。ペリーの黒船来航をきっかけに、江戸幕府の権威が揺らぎ始め、そこから明治維新が起きるのが大まかな流れであるが、黒船...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月01日

    田原総一郎氏( @namatahara )が国民学校(現小学校)5年生の時に、終戦した第二次世界大戦までの長い戦争。

    なんでそんな負けるとわかっている戦争を起こしたのかというのが本書。
    軍部が暴走したやら、アメリカ陰謀説やらありますが、それら諸々を江戸・明治・大正・昭和と4つの時代にまたがりまとめ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年06月07日

    ・特定の史観に頼ることをせずなぜ日本は先の戦争に突入したかを探る大変興味深い一冊。この特定の史観に頼らない、ということがどれだけ難しいか読んでみてよく分かる。
    ・歴史は本当に面白い。面白いまでに全てが繋がっている。本書に取り上げられたどの場面でも何か一つが違えば先の戦争もなかった気もするし、それでも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月22日

    明治維新~太平洋戦争まで、日本がいかにして戦争に突っ走っていったのかを総括。
    興味深いのは二二六事件の背景として、今までよく大不況や農民層の疲弊が原因と言われていたが、実はそうではなかったのではないか、という提言。 それから、統帥権という化け物。近衛文麿という戦争直前の首相であるが、首相としての資...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    学校でさらっと流される近代史。「何で大国アメリカに挑んだんだろう」といった様々な疑問がだいぶ解決されます。

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    Posted by ブクログ 2017年10月21日

    戦争責任の所在を明確にするために、著者は当時の状況を克明に記す。責任者は戦争をする決断をした者と断定できないのが苦しいかぎりだ。満州事変から日本の悲劇が始まる。日中戦争、太平洋戦争は周辺国からも、侵略戦争として位置づけられる。

    勝てない戦争になぜ参戦しなければいけなかったのだろう。興味深いことに当...続きを読む

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