田原総一朗のレビュー一覧

  • 老人の知恵

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    哲学論的な内容かと思いきや…完全に現代に対する論評!!今の時代、こうゆうのが読みたかったんだよ!と大興奮で、でもじっくりと、味わいながら読ませていただいた。
    日本語はボケるけど英語だとストレート表現になる、という話もあり、まさに今の移民政策にチクッとくる。政治家への苦言や、テレビ局の保守的な姿勢によるメディア統制まで。本の帯の説明には全く書かれていない内容が盛りだくさん。もっとたくさんの人に読んでほしい。

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    2025年09月18日
  • おじいちゃんが孫に語る戦争

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    起きた出来事を年代順に、本当に孫に聞かせるかのような語り口調で書かれています。

    どこが、何が、誰が、良い悪いなどの感情は持たず読みました。

    世界ではまだ戦争の最中の国もあります。

    何が正しいかなんて判断出来ないのも頷けます。

    恒久的平和を願い、実践していきたいです。

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    2025年08月16日
  • 東大生は本当に優秀なのかー「正解のある教育」ではなく「答えのない創造力へ」【毎日文庫】

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    色々な分野、業界、経歴の著名人が田原さんとの対談を通して「教育」について語る。

    本当にいろんな視点があって、自分にとっても気づきがいくつもあってあっという間に読んでしまった。対談内容の合間に編集側のサマリーが挟んであって、雰囲気や内容が伝わり飽きずにすらすら読める。

    女性は理系は不得意だというアンコンシャスバイアス、不登校へのサポート、新卒一括採用とも強く紐づいてしまう大学生活のあり方、欧米との思想の違い、世帯年収の差が子供の教育の差になってしまう教育格差、などなど。

    答えがある問いを正確に答える能力から、自ら問いを立てて答えを創っていく能力がこれからには必要。

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    2025年05月31日
  • 老人の知恵

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    最近の田原さんの言動がネットニュースで取り上げられるのを見て、エキセントリックな印象を持っていたけれど、本書ではぜんぜんそんなことはなくて、いい対談でした。

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    2025年05月17日
  • 全身ジャーナリスト

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    『朝まで生テレビ!』の印象が強いジャーナリスト・田原総一朗による一種の自伝。「一種の」という言葉を使ったのは、本書の多く(特に中盤以降)が、田原氏自身の人生行路の話というよりむしろ、彼の長いキャリアの中で出会った数々の著名人・政治家に関する逸話と、当時の政治や時事に関する裏話で占められているからだ。本書の意味は、田原総一朗による「私の履歴書」風情で留まるのではなく、この本を通読することで、読者諸賢は、彼のそうした貴重な数多くの邂逅――傑出した人物・事件との遭遇――によって変節を遂げてきた田原氏の思想変遷を辿ることができることにある。
    特に印象深かったエピソードは次の2点。1つ目は、周りの人間を

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    2025年05月13日
  • 憂鬱になったら、哲学の出番だ!

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    西さんの本を読んでみたいと思った。
    難しいけど、分かりやすいと思う。
    賢い人がいなくなっていく世の中に憂う。

    ほとんどの悩みはすでに考え尽くされていて、
    自分+他人に認められる普遍性のある活動が社会貢献に繋がり、それが自立、自由であり、生きるということ。そして、普遍性と原理性を手に入れるためには他者との対話が必要である。
    と解釈しました。

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    2025年02月04日
  • 創価学会【毎日文庫】

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    創価学会のことがよくわかる本でした。池田さんの色んな分野でのハイスペックさ、凄いですね、知らなかったです。
    宗門事件での、日顕さんの言い分があまり出てこなかった…取材できなかったんでしょうね〜…
    こちらもまた違う著書で知りたいと思いました(^^)

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    2023年11月22日
  • 日本の戦争(小学館文庫)

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     日本はなぜ負ける戦争をしてしまったのか、そのような疑問を子供の頃から抱いた著者が、大学教授との対談や調査を通じて1冊にまとめたのが本書である。
     まず大日本帝国の誕生まで遡る必要がある。ペリーの黒船来航をきっかけに、江戸幕府の権威が揺らぎ始め、そこから明治維新が起きるのが大まかな流れであるが、黒船来航以前から国防の重要性を説いた人物がいくつかいた。そのうちの一人が島津斉彬であった。島津は清国のアヘン戦争より、日本にも同様の危機が迫ると警告を鳴らす。そのために、「富国強兵」が必要といい、それに関連する洋学を学ぶべきだと主張した。ちなみに、富国強兵そのものはほかにも会沢正志斎も唱えたが、島津は開

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    2023年08月22日
  • 嫌われるジャーナリスト

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    嫌われるジャーナリスト。望月衣塑子先生と田原総一朗先生の著書。日本では嫌われることが悪いこととされがち。日本には嫌われることを恐れる人が多すぎ。嫌われてもかまわない。嫌われても自分の道を進む。嫌われても嫌われてもへこたれない。嫌われたからと自己嫌悪することはない。ジャーナリストは波風を立てて権力者を監視して対峙するのが仕事。権力者から嫌われてしまうのも仕事のうち。国民から嫌われてしまうのも仕事のうち。嫌われる勇気を持って嫌われることを恐れない望月衣塑子先生や田原総一朗先生のように強く生きないと。

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    2023年06月18日
  • 今こそ問う 公明党の覚悟

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    公明党の取り組みについてより詳細に知ることができた。中でも、メディアの発信する内容と実際に取り組んでいる内容の違いが明確で驚きもあった。

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    2023年04月19日
  • 新L型経済 コロナ後の日本を立て直す

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    世界観10/10点(経済は大事!しかもコロナ後の日本の新しい可能性[世界観]田原さん冨山さんが描いてくれている!)
    惹き込まれ10/10点(私は福岡に住んでいるがL型経済。ローカルから日本は立ち直ってほしい!)
    キャラクター10/10点(熱意の力か!田原さんの本は私は好き。)
    読みやすさ9/10点(私は頭が悪いので理解力がないが、また読みたくなる内容だ。)

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    2023年01月09日
  • 人生の締め切りを前に 男と女、それぞれの作法

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    世界観10/10点(田原さん87歳で描く壮大な3つの目標!)
    惹き込まれ10/10点(宗教、死等、下重さんと率直に意見し合っている。自然体!)
    キャラクター10/10点(熱意の力か!田原さんの本は私は好き。)
    読みやすさ10/10点(対談形式分かりやすい。お二人共書くことのプロなので当然分かりやすい。)

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    2023年01月07日
  • 激突!朝まで生対談

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    正直な人同士がぶつかり合う本です。とてもスリリングでワクワクしました。
    後記にある記述が面白いため紹介します。「佐高さんは、面と向かうと笑顔を絶やさない。大きな声を出さず、激しい言葉も使わない。だが、笑顔の内側で、彼は大いに闘志を燃やしていたはずである。その闘志は充分に感じ取れた。だから私も燃えた。しかし、私はこの対談をきっかけに彼と仲よくなろうとは思わなかった。何の遠慮もなく、存分に言いたいことを言った。それがフェアプレーだと考えたからである。」(251P)
    筆者と素晴らしい本を出版してくれた出版社の方に感謝いたします。ありがとうございました。

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    2023年01月07日
  • 堂々と老いる

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    ネタバレ

    政治のこととても熱く踏み込んで際どいインタビューをされる。
    そんな印象の筆者。

    妻は二人、同じ乳癌で旅立ったと知った。
    二度目の妻は、婚姻中に互いに不倫だったと、今だから言えるのか当時から言っていたのか。
    あれだけ正義を振りかざすような印象の筆者が、こんなに堂々と不倫してあたと言っていいのか。
    違和感しかなかった。

    さて、この本
    老いについてなのだけれど
    特筆することもないように見えるがそんななかからも拾い集める温かさがある。

    死ぬ間際まで楽しく生きたい
    生きている間はどう精一杯生きるかと言う事が大丈夫。今はそれしか考えない。

    そんなことを思うんだ…私もそうありたいなと思える。

    運の

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    2022年03月07日
  • AIで私の仕事はなくなりますか?

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    「シンギュラリティ」と「ベーシックインカム」
    時代の変革はもうすぐなのか
    田原総一朗さんは年配にも関わらず最先端技術の話を自分より若輩者に聞いて感謝を述べている
    こういう年寄りになっていつまでも若々しくいたい

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    2020年12月24日
  • 平成の重大事件 日本はどこで失敗したのか

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    【平成という息子は、昭和という遺産を食いつぶしているようでいて、新しい未来への芽吹きを、デフレの風雪のなかで準備してきたのではないかと思う】(文中より引用)

    約30年にわたる平成という時代を、時々の重大事件を参照しながら紐解いていく作品。著者は、作家の猪瀬直樹とジャーナリストの田原総一郎。

    ここ30年の間に何が起きたかを整理する上でも参考になりますし、ところどころに挟み込まれる自身のエピソードがとても興味深い。著者のお二人がどちらも間近で平成の出来事や変化を目の当たりにしているだけあり、当時の空気までが伝わってくるかのような話が多かったです。

    分量は多くないですが内容は濃い☆5つ

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    2019年10月21日
  • AIと日本企業 日本人はロボットに勝てるか

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    「第四次産業革命」
    今までなかったロボットの視覚機能が完成された
    すごいことですよね
    進化の過程でも光をぼやっと捉える感覚器官から目に変わったために生き残るための戦略が変わったと言います。
    「ブロックチェーン」帳簿台帳の革命
    僕の中ではピアtoピアはファイル共有ソフトで止まってますσ^_^;
    技術の進歩は日進月歩です。
    銀行の台帳だけでなく通貨や取引の記録をネットで一元化できる世界がすぐそこまで来てるんですね。
    「失業問題」
    AIが仕事をするようになって一番困るのは失業問題なんですよね。
    ただ日本は少子化なんで労働人口はジリ貧です。
    まあ単純に置き換わるか否かは別にして他国が気にする失業問題は

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    2019年02月09日
  • 日本人のための新「幸福論」 「NOと言える人」の時代が来た

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    田原総一郎さんと佐藤優さんと宮崎学さん、3名の対談。現在の日本で起こった出来事を通じて、これからの日本を考える対談。

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    2018年10月25日
  • 日本人なら知っておきたい天皇論

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    やっと読み終わった。話の大筋は賛成。このままでは2000年の伝統が途絶えてしまうこと、それを一番心配しているのは天皇陛下であることをもう一度国民の間で考え直す必要があるでしょう。

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    2018年03月12日
  • トットちゃんとソウくんの戦争

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    ネタバレ

    徹子さんのとても読みやすい語り口と田原総一朗さんのとても論理的な語り口で交互に綴られる二人それぞれの戦争体験と二人が共に深く関わるテレビと戦争への想いが熱く私の胸に響いた。そして平和の大切さ、かけがえのなさを改めて心に刻む。徹子の部屋で戦争体験を語る有名人を取り上げたパートでは特に芦田伸介さんの言葉が突き刺さった。「戦争に向かう巨大な力の前では、私たちは無力だったかもしれないが、だからどうすることもできなかったではすまされない。戦争は大きな罪だが、戦争というものに無力だった自分にもなにがしかの責任があるのではないか。それは無力の罪というものではないのか」徹子さんも言う。子供の頃出征する兵隊さん

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    2017年10月27日