田原総一朗のレビュー一覧

  • 起業家のように考える。―ゼロからはじめるビジネス成功の方程式

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    起業家18人のインタビュー
    ・事業を成功させる2つの歯車
    ①ユーザーへの新しい価値の提供
    新しいサービスを導入することでユーザーにどんなメリットがあり、いくらの価値があるのか算出する。
    その額よりもお得感があるポイントに価格を設定する。
    ②収益を生み出すビジネスモデル
    ビジネスモデルの先行事例を過去の書籍や起業のIR情報などで探す。
    個人向けサービスの場合にはユーザー数の推移、課金のタイミングを検証することが最優先。
    参考図書
    プラットホームビジネス最前線 根来達之

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    2017年03月06日
  • トットちゃんとソウくんの戦争

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     「この世界の片隅に」ですずさんが玉音放送を聞いて「まだここに五人おる!」といきり立っていたとき、トットちゃんは青森の諏訪ノ平駅前のお店でラジオを聞いて、もう空襲はない、もう爆弾は落ちてこないとほっとした気分になっていたし、ソウちゃんは海軍兵学校に入るという夢を絶たれ、悲しくて泣いて、泣き疲れて寝ていたのだ。

     黒柳徹子さんの本として「窓ぎわのトットちゃん」は読んだことがあって、それと内容のかぶる部分もあるけれど、トモエ学園以外の話もあってなかなか興味深い。
     田原総一郎さんと黒柳さんとは年代がほぼ同じで、場所が違うということで、東京~青森と彦根とでの違いも見えて面白い。

     できることなら

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    2016年12月26日
  • トットちゃんとソウくんの戦争

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    黒柳徹子さんの疎開中の話って初めて読んだように思う。胸に迫って途中でやめることができず、一息に読んでしまった。戦前のいかにも山の手の家庭らしい暮らしぶり、だんだん物資が不足してきていつもお腹をすかせていたこと、とうとう召集されて戦地へ向かう父を見送ったときのこと、疎開先での母のたくましさ、戦後何年もたってから父が帰ってきたときの嬉しさ…、忘れがたく心に残る話ばかりだ。

    たくさんの出来事を細部まで覚えていて、またそれを生き生きと目に見えるように綴る黒柳さんの力はすばらしいと思う。どんな言葉より、そうした実際の具体的な情景によって、戦争というものの非道さ不条理さが心にしみ通ってくる。こういうこと

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    2016年09月30日
  • 変貌する自民党の正体

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    過去の首相が憲法と安全保障を上手く使いながら奇跡の復興を成し遂げた事が理解出来た。
    吉田茂や岸信介がどうして総裁の座についたのかも偶然の必然なんだな。
    自由民主党の中で権力闘争や議論が行われていたのに、今の安倍のようにロクな議論もなされずに日本が普通に戦争をする国に変えようとしている。どうなるんだ、我々の日本。

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    2016年08月05日
  • 変貌する自民党の正体

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    戦後の自民党の歴史が概観できる。
    2016年現在、田中角栄に関する本が流行っているようだが、この本も田中角栄について触れている。やはり彼は大政治家だったようだ。

    ゛安保”とは何か?゛安保闘争”とは何だったのか?知らなかった点も多かった。

    著者は「吉田安保と岸安保を読みもせずにデモに参加」と述懐しつつ、「私も安保改悪阻止のデモ隊に加わって・・・。恥ずかしい話だが岸首相によって安保が改定されると日本はアメリカの戦争に巻き込まれることになると思い込んでいたのだ。」の前後は自分も知らなった事実が多かった。

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    2016年07月17日
  • 日本を揺るがせた怪物たち

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    ネタバレ

    昭和偉人伝という感じか

    政界、経済界、文化人枠の3カテゴリから偉人をピックアップしている
    普通の偉人伝と少し違うのは、全て著者である田原総一朗氏の実体験からのエピソードとなっている事か

    「このように言われている」ではなく「実際にこういう話をした」というようなエピソードになっているのだ

    全て興味深いエピソードであったが、一番はやはり田中角栄先生だろうか
    田中先生というと、ロッキード事件の黒いイメージがある人も多そうだが、最近は再評価されて先生の本が多く出版されている

    この本でも、「記憶力の良さ」や「豪胆に見せて実は繊細な神経の持ち主だった」といったポジティブな評価であった

    現代の日本で

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    2016年06月04日
  • 起業のリアル

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    田原総一郎氏と"ポスト・ホリエモン"とも言われる80年代の若手企業家との対談。
    いずれも身近な社会問題の解決を目指した実際にソーシャルインパクトのある事業内容で、注目もされているし、社会が良くなっているという実績がある。
    目指すところは、これまでの大量生産や単なる利益追求ではない部分、世の問題を自分達のアイデアと行動力でという部分、その志にとてもに惹かれる。
    この勇姿に、日本の未来にもまだまだ光はあると思う!!
    もっとみんなに知って欲しい。

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    2016年04月28日
  • 戦争・天皇・国家 近代化150年を問いなおす

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    黒船来航からの150年の視点で日本を考えるという猪瀬直樹独自の歴史観が大変勉強になった。
    強調されるのは、150年間ずっと対米関係が日本外交の中心的課題であったこと、日本が第一次世界大戦をほとんど間接的にしか経験しなかったことの影響の大きさ、そしてこれからの日本にも対米協調路線しか現実的な選択肢はないこと。

    最後の田原総一朗の総括は具体性に欠け不満が残るが、日本の置かれた国際社会の現実を改めて教えてくれる一冊だった。

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    2016年01月08日
  • 安倍政権への遺言 首相、これだけは言いたい

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    安保法制が成立したこの時に読みタイミングがよかった一冊。
    自分の思うことと合っている部分が多かったです。
    「安保法制の最大の問題は、アメリカに向けては説明した安保法制の本当の意図を時間をかけて日本国民にきちんと理解させようとしていないこと。」とは正しくその通りだと思います。
    本の題名は刺激的ですが、田原さんの問題意識がよくわかる一冊です。
    あくまでも朝日新書からの出版物であることを意識して読まれるといいと思います。

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    2015年09月20日
  • 戦争・天皇・国家 近代化150年を問いなおす

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    近現代を見るのに、太平洋戦争後だけを見るのでは視野が狭く、黒船来航から通して見るべきと主張する。
    国家の意思を統合する制度がなく、当初は元老がそこを補っていたが、元老がいなくなって欠陥が露呈し、開戦に至った経緯がわかる。
    60 年安保が元の不平等条約を多少なりとも改善する方向の改定であったにも関らず、デモ参加者はほとんど (と書いてあるが、読んで参加した者が存在し得るか?) 条約文を読まずに反対していたこと、どちらも何も進歩していないと思う。
    欠如している情報収集能力を持てるようにすべきという田原の意見に、同感。

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    2015年09月06日
  • おじいちゃんが孫に語る戦争

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    小学生に読みやすく、読んで欲しい本です。
    戦争に至るまでの流れがわかりやすく書かれています。
    我が子にも読ませたいと思います。

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    2015年09月04日
  • おじいちゃんが孫に語る戦争

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    戦争について小学生にもわかりやすくかかれた本。
    戦争体験者が身近でなくなっていく中、ぜひ今の子供たちに読ませたい本だと思う。

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    2015年08月27日
  • 戦争・天皇・国家 近代化150年を問いなおす

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    黒船から始まった近代日本の姿が分かりやすく書かれています。また、決してマスコミが取り上げない考え方が取り上げられてます。
    なぜこの様な事実は学校で習わないのか?
    縄文や弥生の時代より大事な近代をないがしろにしてる事が残念です。
    この本を読む事で、欠落させられてる事実を掴みましょう。

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    2015年08月04日
  • おじいちゃんが孫に語る戦争

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    戦争を当事者の視点から遺す試みが増えているような気がします。

    百田氏の『永遠の0』も特攻隊賛美だという評もあれば、反戦だという人もいます。私はそのどちらでもなく、「戦争の当事者たちはこう考えていたんだよ」とのお話を遺したものだと思っています。真珠湾攻撃では「空母がいなかった作戦ミス」といい、最後は戦争を止めたかったのか、いたたまれなくなって精神を侵されたのか、その両方か分かりませんが、主人公の宮部は空母までたどり着く作戦を思いつき実行に移し映画を見ている人にヤッターという爽快感を与えています。

    さて、本書に戻りますが、田原総一朗が孫に話聞かせる設定で平仮名ばかりの絵本のような本です。
    でも

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    2015年08月02日
  • 起業のリアル

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    ネタバレ

    既存の概念をするするっと超えていける人が、本物になれるんだなーと感じた。特にフローレンスの駒崎氏のインタビューは秀悦。p.79島耕作にはなるまい、には、思わずはっとさせられた。

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    2015年07月31日
  • 起業のリアル

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    今をときめくベンチャー社長16人の一人ひとり田原総一朗さんが、対談したものを書きおろした本です。16人の生い立ち、挫折、決断、そして新しい金儲けの哲学が詰まった一冊です。16人、まさに若手起業家のオールスターであり、前LINE社長 森川 亮/スタートトゥデイ社長 前澤友作/チームラボ代表 猪子寿之/ユーグレナ社長 出雲 充/フローレンス代表 駒崎弘樹/マザーハウス社長 山口絵理子/e‐エデュケーション代表 税所篤快/ライフネット生命社長 岩瀬大輔/リブセンス社長 村上太一/テラモーターズ社長 徳重 徹/innovation社長 岡崎富夢/リビング・イン・ピース 代表 慎 泰俊/ティーチ・フォー

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    2015年05月26日
  • 起業のリアル

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    リーダーシップについて、田原さんの見解が印象的。リーダーシップとは命を懸けて挑戦をすること。その姿を見て、周りはついてくる。そう、周りがついてくるかどうかで測れる指標とも言えるだろう。もちろん、周りがついてくるかどうかは、それら以外の要因もあるだろうが‥
    また、リーダーシップとマネジメントのスキルは全く異なるということも同感だ。
    現代の日本企業に見られるのはマネジメント力に長けた人は多くとも、リーダーシップを持った人は少ない。
    私は、後者のリーダーシップを伸ばしていきたいと思う。

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    2015年03月01日
  • 起業のリアル

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    総じて、淡々と自分のやりたいことを実現している人たちだと思った。一昔前と違うのは、皆が皆「熱さ」を持っているわけじゃないという点。
    ただ、現実主義で、壁にぶつかっても淡々と問題を解決しているように見える。実際には、色々難しいことがあったんだけど、楽しんで解決してきたと思わせるというか、一昔前のように、努力の量や難しさを前面に出さないようになってきたのだと思う。

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    2014年12月01日
  • 起業のリアル

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    ポストホリエモン世代の起業家16人と田原総一朗の対談。
    もとはプレジデントの連載になっていたものを1冊の本にまとめた。
    大体こういう風に連載をまとめたものって面白くないイメージがあったけど予想を裏切った。
    抜群に面白かった。
    なんといってもメンツがすごすぎる。もはやオールスターゲームかってくらい勢揃い。
    フローレンス駒崎さん、マザーハウス山口さん、e-education税所さんの対談が1冊の本になっている時点で
    即買おうって思ったけど他にもLINE、スタートトゥディ、ユーグレナ、ライフネット生命、リブセンス、Teach For Japanの
    トップが対談をしているので、ネームバリューだけで買っ

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    2014年10月13日
  • 80歳を過ぎても徹夜で議論できるワケ

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    田原総一郎さんによる、健康で長生きするための人生論。老いらくの恋のすすめが一番面白かった。それにしても80歳にしてこの好奇心。敬服するばかりです。

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    2014年10月10日