田原総一朗のレビュー一覧

  • 起業のリアル

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    いわゆるベンチャーの最前線で頑張っている人たちへのインタビュー集。それぞれが短いので、それほど深い話ではないが、経営者の個性がよく引き出されていて、なかなか面白かった。
    恐ろしく頭の切れる人、まさに不屈の闘志を持っている人、その一方で頼りない人もいて、田原さんにタジタジにされている人、ありのままで表現されていた。

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    2014年08月31日
  • 日本政治のウラのウラ 証言・政界50年

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    森さんて印象あまり良くなかったけどこの本は面白かった!
    ロシアとの重要性もよくわかるし、それがどうしてうまくいかないのか?
    戦後の自民党政治を学ぶのにも良い1冊です!
    それにしても加藤紘一先生は残念です…

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    2014年03月05日
  • 日本政治のウラのウラ 証言・政界50年

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    ネタバレ

    森さんが首相になった時、も少し賢い人を選べばよいのにと正直思ったが、この本を読んで信頼された人柄が首相の座につけたと知った 石原親子の関係が見えて来た 歴代首相の離合衆参が国際社会になじまないことでありながら、永田町の村社会はお粗末極まりない 裸で外国の指導者と付き合える人を育てることが大切だと思う

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    2014年02月01日
  • 日本人のための新「幸福論」 「NOと言える人」の時代が来た

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    佐藤先生の例えが分かりやすい。
    田原氏が話を中途半端に進めず、そこもっと分かりやすく教えてくれと(たぶん読者のために)言ってくれてるがありがたい。

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    2014年01月02日
  • 日本の戦争(小学館文庫)

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    明治維新~太平洋戦争まで、日本がいかにして戦争に突っ走っていったのかを総括。
    興味深いのは二二六事件の背景として、今までよく大不況や農民層の疲弊が原因と言われていたが、実はそうではなかったのではないか、という提言。 それから、統帥権という化け物。近衛文麿という戦争直前の首相であるが、首相としての資質がまったく欠如していたのではないかと思われること。
    んんん、勉強になった。
    終戦記念日にもういちど戦争を振り返るための良書。

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    2013年08月22日
  • 日本はどこへ向かうべきか? 日本流ファシズムのススメ。

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    目指すべきは小さな政府、相互扶助のある大きな社会。
    国家を強くするファシズムではなく、社会を強くするファシズムを目指すべき。
    グローバル化は不可避、グローバル化の中でも崩壊しない社会をつくる、そのために倫理的な行動をとる、
    倫理を押し付けるのではなく、倫理的に振る舞うことが利益につながるんだというインセンティブが組み込まれた社会を設計するべき。


    しかし、量が少な過ぎ・・
    120ページ程度を厚紙使って体裁ととのえてこの値段とは。
    立派なことを言ってもそれを広める手法があさましい。

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    2013年02月21日
  • 塀の上を走れ 田原総一朗自伝

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    幼少期の出来事から始まる自伝で、ちょっと長えなあ、などとも思ったけれど、戦争と天皇といった背景が、後の番組作りにもつながったりするわけで、年代が違うとそこら辺が特別なのかそうでないのかもわかりませんが。
    塀の上を走りながら、ドロップアウトではなく、ドロップインする、ということ。森鴎外を引き合いに出しながら、田原さん自身のドロップインを描いた作品、かな。ドロップイン、参考になりました。

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    2013年02月18日
  • 人を惹きつける新しいリーダーの条件

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    田中角栄に対する見方が変わりました。
    33本もの議員立法を成立させたのは彼だけ、というあたりに国会議員としての真骨頂があったともいえます。

    なぜそんなにたくさんの議員立法を成し遂げることができたのか。
    このくだりはビビッときました。

    「官僚の書いた法案は細部まで100%詰めていて、口を挟む余地がない。だからみんなが反発を感じてしまう。
    ところが田中が書いた法案は、与党も野党も役人も、みんなが意見を言うことができて、誰もが参加した気分になれるから成立するのだという」

    なるほど、これには唸ってしまいました。

    ついつい、誰にも後ろ指さされないように完璧なものをつくろうと努力をしてしまいますが

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    2013年01月24日
  • 知らないではすまないニッポンの政党

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    管内閣が発足したばかりの頃に書かれた本。出版年が少々古く、3.11があって、民社党が歴史的大敗という衆議院選挙が終わったばかりの現在の視点で読むと、いささか空虚な面もありましたが、表題の通り、日本の政党の離合集散の歴史がわかりやすく解説されておりました。

    最近、田原さんのポッドキャストを聞く機会が多く、彼のお話はわかりやすいのだが、同じようなことを何度も聞かされることがあり、その原点を見たような気もしました。


    (2013/1/16)

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    2013年01月23日
  • 塀の上を走れ 田原総一朗自伝

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    著者は本作で、テレビでの我の強いイメージと違い、淡々と客観的に自分の人生を振り返る。そして明け透けに自分をさらけ出す。一見あまのじゃくな生き方だが、自己の信念のみに従った頑固な生き方も悪くないと思った。

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    2013年01月08日
  • 人を惹きつける新しいリーダーの条件

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    過去・現在の政治家、経営者の行動・言動から、これからのりーダー像が分かりやすく書かれた本。最後に記載してある「リーダーに必要な4つの条件」が印象に残りました。

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    2012年11月23日
  • 今だから言える日本政治の「タブー」

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    日本政治のタブー、というほどのものかは置いといて、90年台の日本の政治史を生々しく学べる本だと思う。そして政治家に限らず、「嫌なことにも逃げずに立ち向かうこと」ということは非常に大事だと思わされる。おうおうにして、立ち向かいたくない件に関して放置しておけば置くほどさらに状態は悪くなるので、しっかり向かったほうがよい。
    のちの首相でも数年前までは総裁選の泡沫候補だった、というのは非常に興味深くて、何者もやはり地道な努力と逃げないことで成長していくんだなと再確認。
    それとマスコミというのはやっぱり世論形成に大きなチカラを持っていて、政治や行政を批判的な目で見るのはいいんだけど、マスコミそのものも批

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    2012年10月13日
  • 日本人のための新「幸福論」 「NOと言える人」の時代が来た

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    田原総一郎、宮崎学、そして佐藤優。この『懲りない面々』が繰り広げる明日の日本をどうするか?というテーマで語りつくした鼎談本です。一人一人の意見が本当にディープで参考になると思われます。

    田原総一郎、宮崎学。そして佐藤優。この非常に濃ゆい面々が今の日本と世界を語りつくす鼎談本です。鼎談ということもあって、比較的すぐに読めました。

    『確かに、今の日本は危機を迎えている。でも、そこで「もうだめだ」と思うか、「おもしろいことが起きそうだ」と考えるかだ』この言葉に象徴されているとおり、確かに日本は危機的な状況に見舞われています。しかし、ここに書かれていることをきちんと認識さえすれば、ある程度のこと

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    2012年09月18日
  • 田原総一朗Twitterの神々 新聞・テレビの時代は終わった

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    ネタバレ

    twiiterの話が中心ではありません。twitterを使っている方たちと田原総一朗とのtwitter、経済、政治についての対談集という感じでした。対談相手が豪華だし、面白かった!上杉さんとの官房機密費の話やiモードの開発者の一人である夏野さんとの対談が特に良かった。なぜスマートフォンの本体価格が安いのか・・など日頃疑問に思ってたことの謎が解けました。津田大介さんとの対談から、twitterが140文字である理由を初めて知りました。

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    2012年08月14日
  • 日本人のための新「幸福論」 「NOと言える人」の時代が来た

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    佐藤優×宮崎学の両氏のものの見方、立ち位置の違いからか、裏の世界に関わったっと言う事からか、話に立体感がある。

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    2014年10月12日
  • 日本人は原発とどうつきあうべきか 新・原子力戦争

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    福島第二原子力発電所の事故以来、反原子力や脱原子力という言葉が独り歩きしてしまっている。
    大事故が起こり、人々は原子力の恐ろしさを改めて知ることとなったが、もう一度我が国が置かれている状況を多角的な視点で眺めてる。
    本書の著者である田原総一朗氏は過去に原子力戦争やドキュメント東京電力等の原子力発電所に対する警鐘を鳴らし続けていた人の一人である。本書も最近の反原子力本の一冊かと思って読んでみると、全く異なっていた。
    いや、著者は現在も原子力に対する懐疑的な考えは捨てていないが、中身の議論は他の書籍とは比較にならないほどの建設的な議論である。

    原子力の専門家から見ると、さして目新しい議論はないが

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    2012年02月12日
  • 田原総一朗Twitterの神々 新聞・テレビの時代は終わった

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    一年以上経ってしまって中身の時事性が薄れちゃったけど、
    それはそれで面白いような気もする。
    全部鵜呑みにすることなく、なるほどなー程度で読むといい気がした

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    2012年01月26日
  • なぜ日本は「大東亜戦争」を戦ったのか アジア主義者の夢と挫折

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    日本にも気骨のある主義主張を展開していた人がいた。
    欧米からの主張にのっかったりすること無く、ちゃんと考えていた人がいたんですね。どこに行ったんでしょう。またどうやったらそういう人が出てくる世の中になるんでしょう?

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    2011年08月28日
  • 今だから言える日本政治の「タブー」

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    現役が多いせいか、昭和後期や平成に入ってからの政治上の事件については事実が書かれた書籍が少ないと思う。田原氏が当事者として立ち会った事件の事実/裏側を書いている。加えて、ジャーナリズムの本質も書かれている。
    しかし、「サンデープロジェクト」を中心に書かれているので、正直そこがくどい。いい番組だったと思うけど、そこまで押されると、引いてしまう。最後のページには「サンプロ」が6回も出てきてた。愛情が強すぎるからなのでしょう...
    また政治にうんざりさせられる書籍であった。どうして何も変わらないのだろう。

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    2011年06月27日
  • 田原総一朗Twitterの神々 新聞・テレビの時代は終わった

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    面白い。twitterを含めたメディア全体としての動向や今後の在り方を考えさせられる。様々な著名人との対談が掲載されているが、その主張は一貫して「脱日本的慣習」だったのではないかと感じた。ネットによってグローバル化が当然になった今、これまでのやり方に固執せず、柔軟な思考へと変化していかなければならないと思う(特に高世代の方々に読んでほしい)。また、権力に関するブラックな話も印象に残った。

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    2011年06月26日