田原総一朗のレビュー一覧

  • 堂々と老いる
    87歳を迎えた著者による
    老いと共に生きる心掛けを
    分かりやすく客観的に書かれてる。

    印象的だったのは以下の通り
    生きるとは、その意味を確かめる事
    教養を学ぶのは本質を見抜く力を養うため
    楽観的に考える
    老いは未知との遭遇、体験として楽しむ
  • 人生の締め切りを前に 男と女、それぞれの作法
    田原総一朗の突っ込みに対し、下重暁子がパシッと答える対談集。
    小気味の良い丁々発止に、二人の傍らで聞いているかのような臨場感。80歳代の二人ゆえ、話題は当然老いについて。
    男を代表し田原氏が、男は孤独に苦しんでいると吐露するのに対し、下重氏は、女性は生活者で男より孤独に耐えられるとバッサリ。
    最近話...続きを読む
  • こうすれば絶対よくなる! 日本経済
    未だに「財源は?」と問うテレビ。言い訳に苦心する政治家。最後は増税論議になる・・通貨発行権のある国の政府に”お金”の制約はない。もの・サービスの供給能力が問題だ。デフレの中、インフレを懸念しては始まらない。当然のことが理解されない。わかっていたはずの安倍総理。それでも増税に突き進む。この国は何が支配...続きを読む
  • 自民党政権はいつまで続くのか
    田原総一朗の本は初めて読んだ。非常にタイムリーな内容。さすがに、第一線のジャーナリスト。政界にも顔が広く、記述内容も幅広い。今の日本を取り巻く状況がよくわかり、非常に参考になったし、おもしろかった。
  • 自民党政権はいつまで続くのか
    政治の裏側を知ることができたという点で、興味を持って読めた。著者自身の政治家への影響力も要所に含まれぬかりないなと。
  • 新L型経済 コロナ後の日本を立て直す
    中央にカネがあり、地方に労働力が余っていた時代は「下手に労働生産性を上げず、永田町への陳情で降りてくる事業をみんなで分け合う」が一つの安定モデルとして成立していた。

    中央にカネがなくなり、地方に働き手が足りない現在はまったく異なるモデルが必要になる。そこにカチリと嵌まり込むのがローカルなサービス業...続きを読む
  • 新L型経済 コロナ後の日本を立て直す
    足元の新陳代謝

    新しいセーフティネットとガバナンスにより、L型の企業のCXを進めることで、日本再興は可能。

    ■概要
    日本経済の中心はG型ではなくL型の地域経済(GDPで見ても労働者ベースで見ても)。新陳代謝というと、古いものを淘汰する過激なものに思えるかもしれないが、自然に緩やかに入れ替わる仕組...続きを読む
  • 大宰相 田中角栄 ロッキード裁判は無罪だった
    田原総一郎の文章を初めて読んだ。
    田原総一郎がテレビで話している様子から、どんな文章を書くのか懐疑的だったが、読みやすくかつ構成も考えられている一冊であった。さすがジャーナリストである。文才は確かなものがある。
    日本を知るためにはアメリカを知る必要がある。日本はペリーで開国し、戦後はGHQに占領され...続きを読む
  • 脱属国論
    田原総一朗・井上達夫・伊勢崎賢治
    鼎談という形で憲法改正がなぜ必要かを明らかにする。
    まず、本書の立場。
    ーーー9条は全面的に日本の戦力保持を禁止しており、
    そのため自衛隊は軍隊ではないことになっている。
    それゆえ、自衛隊が当然備えているべき法的整備がされていない。
    自衛隊の戦闘行為を支える法律・自...続きを読む
  • 公明党に問うこの国のゆくえ
    公明党の公式政策からは必ずしも見えてこない代表である山口さんの考えを知ることができました。公明党のスタンスはある程度把握していましたが、憲法に対して環境権を追加するという議論が出ていたり(結局のところ、権利を主張するあまり行政が進まなくなる欧州の実情を憲法審査会で視察した結果、慎重な姿勢になったそう...続きを読む
  • 公明党に問うこの国のゆくえ
    ジャーナリスト田原総一朗氏と公明党代表山口那津男氏の対談。田原総一朗は、安倍政権には批判的な内容もあるが、対談は概ね公正中立に進めているし、公明寄りの出版社ではなく毎日新聞社というのも味噌。政教分離の見解についても触れているし、一度は読んだ方がいい。
    それにしても表紙が赤色だと別の党に思えてしまう。
  • トットちゃんとソウくんの戦争
    本当は借りる予定ではなかったけど、パッと目にしてこれは読もう・・と。もともと黒柳徹子さんの著書は好きで読んでるから、徹子さんが書き手の一人というのは動機として一番大きい。
    それと、やはり戦後75年で、テレビ番組や何かでいろいろ戦争のことが取り沙汰されることも、この本ともう一冊戦争関連の本を借りた理由...続きを読む
  • 起業のリアル
    田原総一朗は、ソフトバンクの雑誌のザ・コンピュータってので、世界中のITの人にインタビューしてて、それをとても楽しみにしてた。それをもとに建てられたのが秋葉原のザ・コンピュータ館で、そこに家族連れてなんどか行ったことを思い出した。肉の万世でなんか食ったり、松屋でそば食ったり、交通博物館に行ったりした...続きを読む
  • 日中と習近平国賓
    武漢コロナが流行する前に出版された本。習近平を日本に国賓で招くことに対して賛成と反対の立場から書かれておる。中心は反対意見。香港の最後の総督バッテンのキャラクター、マカオが貧富の差が少ない事、習近平の親父が親少数民族、改革派だった点などが面白かったので、自分で調べたくなった。
  • ヒトは120歳まで生きられるのか 生命科学の最前線
    医学の研究成果が出るのが何十年後っていうのはよくあることなんだなぁ。

    結果を出せない時がこんなにも続く事を想像すると頭が痛クラクラするのと同時に、一つ一つの技術に対して、ホントすごいなぁって思う。


    そして、読んで他に思ったのは「自分の生き方について」。【第6章 人はどのようにして120歳社会を...続きを読む
  • 日本人なら知っておきたい天皇論
    天皇制について小林よしのりと田原総一朗の対談。

    天皇制について今までよりも深く知ることができた。
  • 起業のリアル
    サクサク読める。

    世代で切るのは安直だが、今の20代はさらにガツガツ具合が弱いんじゃないかなーと。
    もはや、対社会というより、自分たちの刹那的な楽しみがドライブになっているかな。猪子さんが近いか。
  • なぜ日本は「大東亜戦争」を戦ったのか アジア主義者の夢と挫折
    日本が大東亜戦争に至る、表の話とは別な裏のなりたちが色々わかります。
    これ程の背景がありながら戦争を始めてしまったは、やはり残念。
  • おじいちゃんが孫に語る戦争
    近代史の流れ、戦争に至る経緯、何が始まりだったのか、などがわかってきた。
    わかりやすかった。
    日本では、基本的に歴史の中で近代史は扱わない。それが、今の日本を作ってしまっていると思う。
    多くの日本人が読んで、もっと学ぶべきだと思う。
  • トットちゃんとソウくんの戦争
    これが絶対的に正しいと、教えられたのに、実は、間違ってましたと、
    言われたら、どうすればいいか?そういう視点で、この二人の戦時下の体験記
    を読みました。また、お二人の父親、母親は、どうその時代を生き抜いてきたのかも、
    参考にしたいと思いました。

    戦前生まれで、戦後が青春時代だった人は、ある見方では...続きを読む