田原総一朗のレビュー一覧
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お二人とも日本に天皇は必要という立場。
天皇家が現在どのような状況に置かれているかがわかる。
言い換えると、小林よしのり氏がどう考えているかがわかる。
つい最近の話題が多いので、天皇論の導入として取っつき易かった。Posted by ブクログ -
明治以降の近現代史を俯瞰できる。明治14年の政変、大正デモクラシーの挫折、1940年体制といった節目が現代につながっていることがわかる。
明治14年の政変では、薩長藩閥の伊藤博文や井上馨がプロシャ風の専制君主国家をつくると主張し、佐賀藩出身の大隈重信が中津藩出身の福沢諭吉と共にイギリス風の立憲君主...続きを読むPosted by ブクログ -
著書とtwittterに限らず話題の人との対談集。
対談内容はtwitterに限定されるものではない。
今までのマスメディア(TV、新聞、雑誌等)がいかに情報を独占していたかを指摘。
twitterやblogの登場により、メディアが変容することが指摘されている。
対談集なので読み易く、興味深かった。Posted by ブクログ -
ようやく読めた!ソクラテスからプラトン、デカルト、カント、ヘーゲル、ニーチェと有名どころを時代を追って紹介。こむずかしくてだめだった哲学だけど、現代になぞらえつつ西研さんが解説してくれる。鼻息荒くてあつくるしいけど質問するどい田原総一朗と西研のおだやかーな語り口による対談形式で、ところどころウケつつ...続きを読むPosted by ブクログ
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トランプ勝利を予測した著者。
クリントンは
オバマケアをやめられなかった。
貧しい人向けではなく民間の保険に入れる人にメリットがあり平等ではない。
上から目線に女性が反感。
マスコミは
保守的で今までのシステムをつぶされるのを恐れトランプを批判した。
両者とも
TPPで低い労働生産性の産業が危...続きを読むPosted by ブクログ -
起業家18人のインタビュー
・事業を成功させる2つの歯車
①ユーザーへの新しい価値の提供
新しいサービスを導入することでユーザーにどんなメリットがあり、いくらの価値があるのか算出する。
その額よりもお得感があるポイントに価格を設定する。
②収益を生み出すビジネスモデル
ビジネスモデルの先行事例を過去...続きを読むPosted by ブクログ -
「この世界の片隅に」ですずさんが玉音放送を聞いて「まだここに五人おる!」といきり立っていたとき、トットちゃんは青森の諏訪ノ平駅前のお店でラジオを聞いて、もう空襲はない、もう爆弾は落ちてこないとほっとした気分になっていたし、ソウちゃんは海軍兵学校に入るという夢を絶たれ、悲しくて泣いて、泣き疲れて寝て...続きを読むPosted by ブクログ
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黒柳徹子さんの疎開中の話って初めて読んだように思う。胸に迫って途中でやめることができず、一息に読んでしまった。戦前のいかにも山の手の家庭らしい暮らしぶり、だんだん物資が不足してきていつもお腹をすかせていたこと、とうとう召集されて戦地へ向かう父を見送ったときのこと、疎開先での母のたくましさ、戦後何年も...続きを読むPosted by ブクログ
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過去の首相が憲法と安全保障を上手く使いながら奇跡の復興を成し遂げた事が理解出来た。
吉田茂や岸信介がどうして総裁の座についたのかも偶然の必然なんだな。
自由民主党の中で権力闘争や議論が行われていたのに、今の安倍のようにロクな議論もなされずに日本が普通に戦争をする国に変えようとしている。どうなるんだ、...続きを読むPosted by ブクログ -
戦後の自民党の歴史が概観できる。
2016年現在、田中角栄に関する本が流行っているようだが、この本も田中角栄について触れている。やはり彼は大政治家だったようだ。
゛安保”とは何か?゛安保闘争”とは何だったのか?知らなかった点も多かった。
著者は「吉田安保と岸安保を読みもせずにデモに参加」と述懐し...続きを読むPosted by ブクログ -
昭和偉人伝という感じか
政界、経済界、文化人枠の3カテゴリから偉人をピックアップしている
普通の偉人伝と少し違うのは、全て著者である田原総一朗氏の実体験からのエピソードとなっている事か
「このように言われている」ではなく「実際にこういう話をした」というようなエピソードになっているのだ
全て興味...続きを読むPosted by ブクログ -
黒船来航からの150年の視点で日本を考えるという猪瀬直樹独自の歴史観が大変勉強になった。
強調されるのは、150年間ずっと対米関係が日本外交の中心的課題であったこと、日本が第一次世界大戦をほとんど間接的にしか経験しなかったことの影響の大きさ、そしてこれからの日本にも対米協調路線しか現実的な選択肢はな...続きを読むPosted by ブクログ -
安保法制が成立したこの時に読みタイミングがよかった一冊。
自分の思うことと合っている部分が多かったです。
「安保法制の最大の問題は、アメリカに向けては説明した安保法制の本当の意図を時間をかけて日本国民にきちんと理解させようとしていないこと。」とは正しくその通りだと思います。
本の題名は刺激的ですが、...続きを読むPosted by ブクログ -
近現代を見るのに、太平洋戦争後だけを見るのでは視野が狭く、黒船来航から通して見るべきと主張する。
国家の意思を統合する制度がなく、当初は元老がそこを補っていたが、元老がいなくなって欠陥が露呈し、開戦に至った経緯がわかる。
60 年安保が元の不平等条約を多少なりとも改善する方向の改定であったにも関らず...続きを読むPosted by ブクログ -
黒船から始まった近代日本の姿が分かりやすく書かれています。また、決してマスコミが取り上げない考え方が取り上げられてます。
なぜこの様な事実は学校で習わないのか?
縄文や弥生の時代より大事な近代をないがしろにしてる事が残念です。
この本を読む事で、欠落させられてる事実を掴みましょう。Posted by ブクログ -
戦争を当事者の視点から遺す試みが増えているような気がします。
百田氏の『永遠の0』も特攻隊賛美だという評もあれば、反戦だという人もいます。私はそのどちらでもなく、「戦争の当事者たちはこう考えていたんだよ」とのお話を遺したものだと思っています。真珠湾攻撃では「空母がいなかった作戦ミス」といい、最後は...続きを読むPosted by ブクログ