田原総一朗のレビュー一覧

  • 自民党政権はいつまで続くのか

    Posted by ブクログ

    近年の政治の課題を挙げ、選挙の票にならない困難な問題は先送りする自民党に苦言を呈し、本気になって政権奪取せよと野党に激を飛ばす本でした。

    田原総一朗さんは著書よりも、『朝生』での印象が強い。
    経歴は知らなかったが、元は東京12チャンネル(現テレ東)の開局時にディレクターとして入社し、ドキュメンタリーを手掛けていた。
    原子力利権に気づき政治家や官僚や電通を非難したため、「スポンサーを送らない」と脅され(現)テレ東を辞めさせられていた。

    今ジャニーズが問題になっているが、これもメディアが圧力に屈してこれまで報道を避けていたという一面がある。
    メディアをコントロールする電通やジャニーズのような企

    0
    2023年09月09日
  • こうすれば絶対よくなる! 日本経済

    Posted by ブクログ

    経済学者でMMTを推奨する藤井聡氏と田原総一朗との対談をまとめたもの。主にコロナ発生直後の日本経済について述べている。MMTを主張する学者なので、財政出動と減税を重視する政策の重要性を説いている。わかりやすい内容ではあったが、MMTが正しいかどうかは不明。

    「政府がカネを払わないからコロナ病床も増えず、感染が少し拡大しただけで医療崩壊が叫ばれ、緊急事態宣言がすぐ出され、ますます経済は冷え込む。政府がプライマリーバランスを守り続ければ、何重もの意味で経済が冷え込むんです」p4
    「バブル崩壊から30年。日本人は日本経済に自信を失い、先の見通せない悲観論ばかりを氾濫させてきた」p19
    「忙しい政治

    0
    2023年06月16日
  • コミュニケーションは正直が9割

    Posted by ブクログ

    筆者の主観的な内容ではあるが、タイトルどおり正直にほんしんと経験を曝け出しているから説得力がある。
    コミュニケーション力は聞く力!

    0
    2022年05月23日
  • こうすれば絶対よくなる! 日本経済

    Posted by ブクログ

    田原総一朗と藤井聡の2人の対談形式でどうすれば日本がデフレ脱却ができるのかを説いた本。
    デフレ脱却にはシンプルに市場にマネーを供給して税金を下げる。シンプルかつ明快な藤井氏の答えに納得した。

    0
    2022年03月15日
  • AIで私の仕事はなくなりますか?

    Posted by ブクログ

    煽動的なタイトルに惹かれたが、スッキリした回答、処方箋あるわけない。ただ何となく近未来の社会は想像出来たが、人類と人工知能は調和できるのかしら?結論めいた「生きるために自分の仕事をつくる」も意味不明。“ところで”何が言いたかったの?と切り返したくなる。

    0
    2022年02月03日
  • 田原総一朗Twitterの神々 新聞・テレビの時代は終わった

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    Twitterの神々 新聞・テレビの時代は終わった (現代ビジネスブック) 単行本(ソフトカバー) – 2010/12/21

    タイトルと中身が乖離している感あり
    2011年9月5日記述

    ビジネス現代で連載された対談や講演を編集した本。
    ホリエモンや津田さん、三木谷さんなどの対談がメインなのだろうか。
    経営者が新しく出てきたTwitterなどのサービスを積極的に活用しないことを批判している。
    変化の早い時代に適応できているかどうかを問うている。
    ネット社会の未来なども語られているが・・・それぞれの対談によってテーマが違う(当然だが)
    Twitter中心に何か語られている本ではないです。
    対談

    0
    2022年01月16日
  • こうすれば絶対よくなる! 日本経済

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まずまず。
    田原総一郎さんが対談している方の考えなので、信用したいが、国の借金が増えても大丈夫というのは理解できない。よく読んでみたらそんなこと言ってないでしょ、って言われそうだし。

    0
    2021年12月18日
  • こうすれば絶対よくなる! 日本経済

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    藤井聡さんのYoutubeチャンネルで紹介された本。MMTの考え方に否定的だった田原総一朗さんと対談し、田原さんがMMTを理解し、御自身の考え方を変えていった話が書かれていると言われて読んだ本です。
    私がこの本を読もうと思った観点は、少し前に読んだ『事実はなぜ 人の意見を変えられないのか』という本に対する、逆説的な話を見れると思ったからです。

    結論から言うと、前情報と本の中身に差異があって、本書では田原さんがすでにMMTを理解し、考え方を変えてからの対談トークでした。よって、「事実が人の意見を変えてから」の話だった訳ですw

    まぁそれでも日本経済の問題点など、マクロデータに基づいて分かりやす

    0
    2021年08月03日
  • 起業のリアル

    Posted by ブクログ

    様々な会社の立ち上げ時期の大きな勝ち筋を知ることができる。ZOZOはアパレルECでクールだったから売れたという話や、アメーバは、先行サービスがある中で技術力が足りてなかったから芸能事務所に営業に行ったなど、それぞれの勝ち方が見えて面白い。
    どうやったら構造的に人に使われるサービスを作れるのかを考え抜くことが重要だと感じた。

    ーーーーーーーーーー
    森川当時、DeNAさんやグリーさんはソーシャルゲームをやっていなくて、世界的には僕たちが走りでした。田原だけど、結局は後発の彼らのほうが伸びた。森川さんのところは、どうしてうまくいかなかったの?森川PCでやるゲームをガラケー(従来型の携帯電話)に置き

    0
    2023年12月26日
  • トットちゃんとソウくんの戦争

    Posted by ブクログ

    田原は盧溝橋事件が日中戦争の契機と書いているが、直後上海の居留民に蒋介石が攻撃してきた。翌年、皇軍の進撃を阻もうと揚子江を決壊させて民衆に数十万の犠牲を出したので彼を見限った/対米戦争に消極的な東条英機内閣が世論の反発を受けた、と田原の指摘は重要。戦争責任は全民衆にある、黒柳徹子にも/ミドウェー海戦のあとにも、レイテで輸送船を沈めて数万の犠牲を出せばベトナム戦争のように反戦世論が出たかもしれない/田原は自衛隊の存在価値は認めしかも東京裁判史観は受け容れよと言う→自主防衛論の帰するところは男女ともの軍事訓練、市民武装だろう

    0
    2020年11月21日
  • 日中と習近平国賓

    Posted by ブクログ

    幼少期に大陸で中国共産党による長春での食糧封鎖を経験し、兄弟を失った遠藤の中共に対する冷めた視線に容赦はない。

    対談というが、田原に出番はほぼない。

    TVを中心に名を売り、舌鋒の鋭さで売った田原の近代東亜歴史観のなんと生ぬるいことか。

    本人がいうほど安倍政権に影響力を持ったのが本当であれば、我が国は危ういと言わざるを得ない。

    0
    2020年09月08日
  • 憂鬱になったら、哲学の出番だ!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ジャーナリスト/田原総一朗氏と哲学者/西研氏の対談形式で歴史的哲学者の概念と、それらの主張に対する田原氏の疑問について、西氏の解釈を紹介するスタイル。
    そもそも「希哲学」に由来する「哲学」という訳が分かりづらく、フィレン(愛)+ソフィア(知)の知を愛するという、語源の方がイメージしやすい、という点は納得できた。
    哲学とは普遍性と原理性。哲学とは、対話をしながら、「何が大切か」(知・本質)を考えることである。
    「どこが足場になるのか?」と考えざるを得なくなった人が哲学に入っていく。

    以下の①・②の各哲学者の主張について、わかりやすく解説しているが、より理解するためにはそれぞれの哲学書を学ぶ必要

    0
    2020年07月03日
  • 田原総一朗Twitterの神々 新聞・テレビの時代は終わった

    Posted by ブクログ

    2010年の出版であり、震災前でもある。考え方は当時としては新しかったのだろうが、今では古さは否めない。さすがに小学校で職員室にPCが1台というのはあり得ないだろう。

    0
    2020年02月24日
  • 対峙~日本を動かした怪物たち

    Posted by ブクログ

    本年2月【まえがき】で「森友・加計問題で国民の信は失われた」「小泉進次郎に期待大」とあるので白ける。【政界】は怪物だらけ、田原は東京裁判史観で評価するが、「田中角栄は独自資源外交で米国の報復にはめられた」との見解/【財界人】松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫、稲盛和夫、高度成長支えた/テレビマンとして『朝まで生テレビ』で接した文化人、大島渚は「日韓協定は国力の差があった頃だから不公平に違いない」見解、それでも韓国政府の元日本兵への冷遇には怒り/野坂昭如は本番中も飲むアル中/石原慎太郎のカリスマ性は否定できず

    0
    2020年01月22日
  • 起業家のように考える。―ゼロからはじめるビジネス成功の方程式

    Posted by ブクログ

    ジャーナリストである田原総一朗氏が日本で注目されている企業の経営者と企業のきっかけやビジネスモデル、今後の展望などを聞いた対談をまとめた一冊。

    メルカリやマネーフォワードなどスマホの普及とともに世間に台頭してきて知名度の上がった企業など今世間でも一目置かれている企業の経営者と田原総一朗氏という組み合わせの対談は様々な個性や展望などを知ることができ刺激を受けました。
    メルカリやスマートニュースなど知っている企業ではサービスの誕生秘話や裏側を知ることができ、メタップスやスペースマーケットなどでは新しいビジネスモデルを知ることができ、経営者の横顔とともにビジネスのヒントや金言も多く掲載されていて学

    0
    2019年04月02日
  • AIと日本企業 日本人はロボットに勝てるか

    Posted by ブクログ

    今の日本の有識者3名 しかし放談の域を出ない
    不良債権処理の失敗
    官僚の無謬性 終身雇用・年功序列 

    ポピュリズム政治 トランプ大統領はじめ
    エビデンスよりエピソードで政策を進めようとする マスコミよりSNS

    教育と所得の再配分 再配分には大きな政府が必要
    今の日本には長期展望がない

    0
    2019年01月02日
  • 日本を揺るがせた怪物たち

    Posted by ブクログ

    政界から田中角栄、中曽根康弘、竹下登、小泉純一郎、岸信介、財界から松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫、稲盛和夫、文化人から大島渚、野坂昭如、石原慎太郎について、作者の個人的体験を主に、各人の評伝を描く。面白い。

    0
    2018年11月29日
  • AIで私の仕事はなくなりますか?

    Posted by ブクログ

    ジャーナリストの田原総一朗氏がAIに関わりの深い識者10名との対談をまとめた一冊。

    AIの技術が発展することによって今まであった仕事がAIに置き換わり、自分たちの生活が激変するのではないかということについて10人の識者がそれぞれの立場から語られる内容は非常に将来を考えるうえで有益なものだと感じました。
    そして、トヨタ、パナソニックといった日本を代表する企業の関係者にAIとどう関係していくかを知ることができた。
    自動運転やIOTなどの技術は日々進歩しているもののまだまだ黎明期で各企業とも模索状態で今後自分たちの生活にどのような影響を及ぼすのかも未知だということを感じました。

    本書の中でも機械

    0
    2018年11月10日
  • AIと日本企業 日本人はロボットに勝てるか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    このメンバーで、AI?

    と思いましたが、読み進めてみると、やはり政治の章の方がおもしろかったです。
    テンポが違います。

    榊原氏―竹中氏、の対立も期待していましたが、思ったほどでなく、共通認識もお持ちでした。

    異端者と言ったら失礼ですが、本音を語る方はやはり面白いです。

    旬のタイトルをつけたつもりかもしれませんが、興味深かったのは政治と行政の話題だったので、星は3つです。

    0
    2018年10月21日
  • 起業のリアル

    Posted by ブクログ

    「ポスト・ホリエモン」世代の起業家が何を思い何を為し、また為そうとしているのかを、田原総一郎が対談を通して切り込む。

    元が雑誌?の連載だから仕方ないのか、一人あたりの尺が短い。

    聞き手が田原総一郎だから仕方ないのか、聞き手のクセが強い。攻撃的にすぎる。
    特に、ティーチ・フォー・ジャパン(元)代表の松田悠介氏へのインタビューはやや喧嘩腰というか、上から目線でやや辟易としてしまった。

    あと、まあ「ポスト・ホリエモン」と銘打っている時点でそうなんだけど、堀江貴文氏を引き合いに出しすぎ。
    ホリエモンはホリエモン、彼らは彼ら。中には一緒にやっていたとか、刺激を受けたとかいう起業家もいたけど、必要以

    0
    2018年08月31日