田原総一朗のレビュー一覧
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近年の政治の課題を挙げ、選挙の票にならない困難な問題は先送りする自民党に苦言を呈し、本気になって政権奪取せよと野党に激を飛ばす本でした。
田原総一朗さんは著書よりも、『朝生』での印象が強い。
経歴は知らなかったが、元は東京12チャンネル(現テレ東)の開局時にディレクターとして入社し、ドキュメンタリーを手掛けていた。
原子力利権に気づき政治家や官僚や電通を非難したため、「スポンサーを送らない」と脅され(現)テレ東を辞めさせられていた。
今ジャニーズが問題になっているが、これもメディアが圧力に屈してこれまで報道を避けていたという一面がある。
メディアをコントロールする電通やジャニーズのような企 -
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経済学者でMMTを推奨する藤井聡氏と田原総一朗との対談をまとめたもの。主にコロナ発生直後の日本経済について述べている。MMTを主張する学者なので、財政出動と減税を重視する政策の重要性を説いている。わかりやすい内容ではあったが、MMTが正しいかどうかは不明。
「政府がカネを払わないからコロナ病床も増えず、感染が少し拡大しただけで医療崩壊が叫ばれ、緊急事態宣言がすぐ出され、ますます経済は冷え込む。政府がプライマリーバランスを守り続ければ、何重もの意味で経済が冷え込むんです」p4
「バブル崩壊から30年。日本人は日本経済に自信を失い、先の見通せない悲観論ばかりを氾濫させてきた」p19
「忙しい政治 -
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ネタバレTwitterの神々 新聞・テレビの時代は終わった (現代ビジネスブック) 単行本(ソフトカバー) – 2010/12/21
タイトルと中身が乖離している感あり
2011年9月5日記述
ビジネス現代で連載された対談や講演を編集した本。
ホリエモンや津田さん、三木谷さんなどの対談がメインなのだろうか。
経営者が新しく出てきたTwitterなどのサービスを積極的に活用しないことを批判している。
変化の早い時代に適応できているかどうかを問うている。
ネット社会の未来なども語られているが・・・それぞれの対談によってテーマが違う(当然だが)
Twitter中心に何か語られている本ではないです。
対談 -
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ネタバレ藤井聡さんのYoutubeチャンネルで紹介された本。MMTの考え方に否定的だった田原総一朗さんと対談し、田原さんがMMTを理解し、御自身の考え方を変えていった話が書かれていると言われて読んだ本です。
私がこの本を読もうと思った観点は、少し前に読んだ『事実はなぜ 人の意見を変えられないのか』という本に対する、逆説的な話を見れると思ったからです。
結論から言うと、前情報と本の中身に差異があって、本書では田原さんがすでにMMTを理解し、考え方を変えてからの対談トークでした。よって、「事実が人の意見を変えてから」の話だった訳ですw
まぁそれでも日本経済の問題点など、マクロデータに基づいて分かりやす -
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様々な会社の立ち上げ時期の大きな勝ち筋を知ることができる。ZOZOはアパレルECでクールだったから売れたという話や、アメーバは、先行サービスがある中で技術力が足りてなかったから芸能事務所に営業に行ったなど、それぞれの勝ち方が見えて面白い。
どうやったら構造的に人に使われるサービスを作れるのかを考え抜くことが重要だと感じた。
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森川当時、DeNAさんやグリーさんはソーシャルゲームをやっていなくて、世界的には僕たちが走りでした。田原だけど、結局は後発の彼らのほうが伸びた。森川さんのところは、どうしてうまくいかなかったの?森川PCでやるゲームをガラケー(従来型の携帯電話)に置き -
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ネタバレジャーナリスト/田原総一朗氏と哲学者/西研氏の対談形式で歴史的哲学者の概念と、それらの主張に対する田原氏の疑問について、西氏の解釈を紹介するスタイル。
そもそも「希哲学」に由来する「哲学」という訳が分かりづらく、フィレン(愛)+ソフィア(知)の知を愛するという、語源の方がイメージしやすい、という点は納得できた。
哲学とは普遍性と原理性。哲学とは、対話をしながら、「何が大切か」(知・本質)を考えることである。
「どこが足場になるのか?」と考えざるを得なくなった人が哲学に入っていく。
以下の①・②の各哲学者の主張について、わかりやすく解説しているが、より理解するためにはそれぞれの哲学書を学ぶ必要 -
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ジャーナリストである田原総一朗氏が日本で注目されている企業の経営者と企業のきっかけやビジネスモデル、今後の展望などを聞いた対談をまとめた一冊。
メルカリやマネーフォワードなどスマホの普及とともに世間に台頭してきて知名度の上がった企業など今世間でも一目置かれている企業の経営者と田原総一朗氏という組み合わせの対談は様々な個性や展望などを知ることができ刺激を受けました。
メルカリやスマートニュースなど知っている企業ではサービスの誕生秘話や裏側を知ることができ、メタップスやスペースマーケットなどでは新しいビジネスモデルを知ることができ、経営者の横顔とともにビジネスのヒントや金言も多く掲載されていて学 -
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ジャーナリストの田原総一朗氏がAIに関わりの深い識者10名との対談をまとめた一冊。
AIの技術が発展することによって今まであった仕事がAIに置き換わり、自分たちの生活が激変するのではないかということについて10人の識者がそれぞれの立場から語られる内容は非常に将来を考えるうえで有益なものだと感じました。
そして、トヨタ、パナソニックといった日本を代表する企業の関係者にAIとどう関係していくかを知ることができた。
自動運転やIOTなどの技術は日々進歩しているもののまだまだ黎明期で各企業とも模索状態で今後自分たちの生活にどのような影響を及ぼすのかも未知だということを感じました。
本書の中でも機械 -
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「ポスト・ホリエモン」世代の起業家が何を思い何を為し、また為そうとしているのかを、田原総一郎が対談を通して切り込む。
元が雑誌?の連載だから仕方ないのか、一人あたりの尺が短い。
聞き手が田原総一郎だから仕方ないのか、聞き手のクセが強い。攻撃的にすぎる。
特に、ティーチ・フォー・ジャパン(元)代表の松田悠介氏へのインタビューはやや喧嘩腰というか、上から目線でやや辟易としてしまった。
あと、まあ「ポスト・ホリエモン」と銘打っている時点でそうなんだけど、堀江貴文氏を引き合いに出しすぎ。
ホリエモンはホリエモン、彼らは彼ら。中には一緒にやっていたとか、刺激を受けたとかいう起業家もいたけど、必要以