ヴィルヘルム2世 ドイツ帝国と命運を共にした「国民皇帝」

ヴィルヘルム2世 ドイツ帝国と命運を共にした「国民皇帝」

902円 (税込)

4pt

4.0

1888年にドイツ皇帝として即位したヴィルヘルム2世(1859~1941)。統一の英雄「鉄血宰相」ビスマルクを罷免し、自ら国を率いた皇帝は、海軍力を増強し英仏露と対立、第一次世界大戦勃発の主要因をつくった。1918年、敗戦とともにドイツ革命が起きるとオランダへ亡命、その地で没する。統一国民国家の草創期、ふたつの世界大戦という激動の時代とともに歩んだ、最後のドイツ皇帝の実像。

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ヴィルヘルム2世 ドイツ帝国と命運を共にした「国民皇帝」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ドイツ帝国最後の皇帝、ヴィルヘルム2世の評伝。

    帝国の隆盛と斜陽へと向かう様子とともに、当時の国際情勢などを交え、ヴィルヘルム2世の「カイゼル髭」と称されるような威厳のある皇帝の姿を描き出す。

    ひとつの劇的な人生物語を読んだ気持ちだった。

    生い立ちがどれくらい影響したかは、はっきりわからない。

    0
    2020年06月23日

    Posted by ブクログ

    ちょうど百年前に退位・亡命したドイツ最後の皇帝の評伝。人生がとてもドラマチックで引き込まれる。
    ビスマルクとともにドイツ統一を成し遂げた祖父のヴィルヘルム一世の後,父フリードリヒ三世の治世が僅か百日で終わって即位というのも劇的。
    その皇帝個人を軸にして第二帝国の隆盛と落日を辿る。特に落日が詳しく,主

    0
    2018年09月21日

    Posted by ブクログ

    ヴィルヘルム2世の評伝。小説を読むように面白く流れていく。著者の筆力に脱帽。時代とともに振り回されつつも、つくづく幸せな人生を鑑みる。こういうリーダーは結構いる。

    0
    2019年05月28日

    Posted by ブクログ

     第1次大戦がどうして起こったのか、3国同盟と3国協商陣営の対立などと昔から一方的に類型化されているが、その中でドイツの指導者であった「カイザル」がどのような人物で、彼が開戦へ向かう中でどういう役割を果たしていたのか、あまり考えたことがなかった面である。英ビクトリア女王の孫として生まれ、英国への憧れ

    0
    2018年06月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    キャラクターが想像していたよりも濃い。 皇帝として自分なりの理想はあるのに考えが足りなかったり失言だらけだし、戦争をちらつかせているくせに実際に戦争になりそうになると弱気になったりなんだか子供のような皇帝。ビスマルクの対仏政策とか当時のヨーロッパのパワーバランスとか面白いな~。

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    世界史の教科書で一度は見たことのあるヴィルヘルム2世。まえがきでも言及されていたあの立派なお髭が特徴の皇帝(「カイゼルの髭」と呼ぶそう)。 ところが、思いの外ヴィルヘルム2世は立派な皇帝とはかけな離れた人物のようだ。プライドが高く、自分は頂点に立つのであるから自分自身の中身もそれに相応しいものと過信

    0
    2025年03月24日

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