作品一覧 2023/07/21更新 エコノミストの犯罪 「失われた10年」を招いたのは誰か 試し読み フォロー 核武装論 当たり前の話をしようではないか 試し読み フォロー 学問 試し読み フォロー 14歳からの戦争論 試し読み フォロー 生と死、その非凡なる平凡 試し読み フォロー 続 批評する精神 試し読み フォロー 大衆への反逆 試し読み フォロー 知識人の生態 試し読み フォロー 妻と僕――寓話と化す我らの死 値引きあり 試し読み フォロー ナショナリズムの仁・義 試し読み フォロー なぜ「日本売り」は起きたのか 愚かなるかな、改革論者よ 試し読み フォロー 難局の思想 試し読み フォロー 西部邁の経済思想入門 試し読み フォロー 人間論 試し読み フォロー 破壊主義者の群れ その蛮行から日本をいかに守るか 試し読み フォロー パール判決を問い直す 「日本無罪論」の真相 試し読み フォロー 批評する精神 試し読み フォロー 批評する精神Ⅲ 試し読み フォロー 批評する精神Ⅳ 試し読み フォロー 貧困なる過剰 ビジネス文明を撃つ 試し読み フォロー ファシスタたらんとした者 試し読み フォロー 保守思想のための39章 試し読み フォロー 保守の真髄 老酔狂で語る文明の紊乱 試し読み フォロー 保守の遺言 試し読み フォロー マスメディアを撃て 試し読み フォロー 昔、言葉は思想であった 語源からみた現代 試し読み フォロー もはや、これまで 試し読み フォロー 歴史感覚 何が保守政治の神髄か 試し読み フォロー 六〇年安保 センチメンタル・ジャーニー 試し読み フォロー 1~29件目 / 29件<<<1・・・・・・・・・>>> 西部邁の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 保守の遺言 西部邁 思想はもちろんのこと、培われた環境、思考法、引いてくる言説。全く異なる、いや世間的にはむしろ真逆からのアプローチであるにも関わらず、なんと斎藤幸平の「人新世の資本論」とさらに宮台真司と結論をほぼ同じにしている。 これはいつか訪れるであろうユートピアを夢想するものの共通概念。全く難解なことではない。...続きを読む手の届くところにいる者達との生活を基盤にした共同体もちろんそれは家族でもある、それを守り抜くこと。つまりは愛という結論。 四半世紀も前の朝まで生テレビの時に展開してい、そして全く中心がブレていない言論の集大成と、終章のモノローグによりその言説すべての真意と活力の奥底が垣間見えた。 もちろんその主張に全面的には賛成できない。いやむしろ国家の尊厳などを全面に押し出した思想には抗う立場だ。 しかし声を上げることを恐れずその熱狂と充足に満たされた人生には羨望を感じざるを得ない。 凄まじい書であることは確かだ。 Posted by ブクログ 保守の真髄 老酔狂で語る文明の紊乱 西部邁 BSフジのプライムニュースに出演していたことから著者を知る。圧倒的な知識量と思考に感銘。自死を選択した方だがもっとテレビで直接話を聞きたかった。 Posted by ブクログ 六〇年安保 センチメンタル・ジャーニー 西部邁 2018年初頭に入水自殺した60年安保世代のセンチメンタルジャーニー。同時代のブント同志諸氏への追悼文。 一読した印象で強く感じたのは、著者が60年安保闘争に関わったのは東大入学直ぐの教養部時代であり、本郷のブント中心部とのズレがあり、教養部手握の必要性から行動左翼的に運動に関わっている。このあたり...続きを読むは、本郷のブント中心部が前歴に武装共産党時代の精神を引き継ぐものとしての自己確立と趣きを異にしており、それが著者の後年の思想展開(保守派)に繋がっていると考えている。 更には、自己確立の末の他者を巻き込んでの入水自殺という自己処理の曖昧さに繋がっている。 しかしながら、著者の人間把握は本書で秀逸なまでに書き込まれており、間違い無く時代を代表する論客であったと思っている。青春時代の行動については赤裸々に自己体験を語っていて、駒場時代のボルシェビーキー選挙の票の誤魔化しなど現代の暗部に通じるメカニズムを熟知している。半批判しながら敬愛の念を込めて! Posted by ブクログ 保守の真髄 老酔狂で語る文明の紊乱 西部邁 時代を象徴する長文の遺書。 読み始めて思いました・・・ 「これは絶筆宣言だよね。それを新書で出すとは・・・」 否、多くの読み手を考えて(私のような貧乏人も居る) 敢えて新書版として出されておるのだ・・・等と。 気合の入り方が違うがな・・・当初より自死を予定していらっしゃいますがな・・・ 手書きがも...続きを読むう出来ない、西部先生の選んだ必然なのやも等と 市井の末席を汚す阿呆は思うわけです。 同時に己の阿呆さ加減にも嘆く始末ですよ。 もうちっと考えが及ばんのかいなと。 Posted by ブクログ 昔、言葉は思想であった 語源からみた現代 西部邁 西部先生はこの本でケリをつけました。 それは近代という時代を懐疑せず、 でたらめな妄言を吐き続けてきた知識人に対してです。 西部先生は、この本で言葉の正当な意味を示し、 いかに現在使われている知識人の言葉が 社会に混乱を引き起こしているかを明らかにしています。 これまで知識人が妄想し設計してきた...続きを読む思考の前提が 暗に明にぶったぎられているわけです。 絶対に読まなくちゃいけません。 僕みたいに、哲学の世界から程遠いような人間が、 どのように考え状況に応じていくかを考える上でも勉強になるので、 そういう人たちにも絶対おすすめです。 Posted by ブクログ 西部邁のレビューをもっと見る