作品一覧

  • 東京レトロ写真帖
    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    15歳でカメラを手にしてから約70年。浅草橋の洋食屋「一新亭」を営むかたわら、趣味で撮りためた風景写真は、東京の貴重な記録となった。下町の風物詩や、よく知られた街の昔の姿、今は見ることがなくなった懐かしい街の風景……。読売新聞都民版の人気連載「秋山武雄の懐かし写真館」から72編を選んだ、中公新書ラクレ『東京懐かし写真館』の続編。
  • 東京懐かし写真帖
    4.4
    1巻1,210円 (税込)
    15歳でカメラを手にしてから、70年近く、家業の洋食店の仕込みが始まる前の早朝、自転車で都内あちこちに出かけ撮りためたネガは数万枚。下町の街角や庶民の日常を切りとった写真は、図らずも戦後復興、東京の変貌の記録となった。「平成」が幕を下ろし、2度目の東京五輪を控える今、過ぎ去りしあの頃を懐かしみ、ノスタルジーに浸ることのできる、格好の一冊。 幼い頃に見た古き良き日本や東京の情景。著者の撮る写真には、記録性、技術の確かさに加え、温かい眼差しが感じられ、ほかに得難いものとなっている。それはひとえに、著者自身の、浅草の片隅で日々フライパンを振っている庶民の視点、温かい人柄、年齢を感じさせない感性の瑞々しさにほかならない。読売新聞都民版で8年300回を数える名物連載「秋山武雄の懐かし写真館」から、選りすぐりの写真150点あまりと江戸っ子の語り口を通し、今は失われた、思い出の時代が甦る。

ユーザーレビュー

  • 東京レトロ写真帖

    Posted by ブクログ

    80歳を過ぎて今も現役。洋食屋を営む傍ら趣味の写真撮影、なんと10万枚から厳選した昭和の記録。

    読売新聞に連載中のコラム、懐かし写真帖。二冊目の新書。写真はもちろん江戸っ子調の語り口か良い。

    0
    2021年02月16日
  • 東京懐かし写真帖

    Posted by ブクログ

    1937年生まれ洋食店主のかたわら趣味で都内の写真撮影したネガは数万枚。その中から厳選、読売新聞の連載コラム。

    店主の江戸っ子の語り口と今となっては戻らない懐かしい風景の数々。洋食店の仕事の合間を縫って撮影を趣味に。良くぞと思う失われた景色、一般庶民の生活。

    路地裏の子供たちや近所を挨拶して回る花嫁、縁台将棋。こち亀の回想編やサザエさん的な日常。

    とりわけ都電と良くぞ目をつけてくれたと思うオバケ煙突。ちゃんと、四本、三本、二本になる場所を探して写真を撮っている。煙突の見える場所の人々の日常も特筆。

    懐かしい昭和の風景、筆者の江戸っ子の語り口と合わせて楽しめます。

    0
    2020年11月10日
  • 東京懐かし写真帖

    Posted by ブクログ

    読売新聞都民版の「秋山武雄の懐かし写真館」から、素敵な72本を書籍化した一冊。
    著者が長年撮りためた写真を眺め、江戸っ子お爺さんのお話を直接聞いているような気分になれました。
    年齢を問わず、昔の東京を楽しめると思います。

    0
    2019年08月05日
  • 東京懐かし写真帖

    Posted by ブクログ

    何気なく手に取りましたが想像以上の良本でした。戦後の東京がすさまじいスピードで変わっていく様を収めた貴重な一冊。写真だけではなく、著者の秋山さんの語りを(ラフな口調もいい感じ)併せて読むことで、写真の理解がより深まります。自分の生まれ年もまたいでいるので、「こんな時代だったのか…」としみじみしました。懐古ばかりも良くないと思うけど、この時代の空気をもう一度吸ってみたい。

    0
    2022年06月10日
  • 東京レトロ写真帖

    Posted by ブクログ

    都電やボンネット型のバスなどとても良い。
    元々ご自分の趣味で撮られていた写真だから、本当にありのままの昭和時代が写されておりそれがとても新鮮です。

    0
    2020年10月25日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!