笹原宏之の作品一覧

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作品一覧

2023/03/31更新

ユーザーレビュー

  • 漢字ハカセ,研究者になる
    小さいときから漢字は好きではなかった。
    たとえば近畿地方の「畿」。糸の上の部分とか田とかを1つの文字になぜ詰め込まなければならないのか、もっと簡単にできないのかと思っていた。大学で中国語の履修をしたとき簡体字がうらやましくて、私も「言(ごん)べん」を手書きするとき7画で書くのが邪魔くさくて簡体字のよ...続きを読む
  • 訓読みのはなし 漢字文化と日本語
    円満字二郎著『漢字が日本語になるまで』を読んで、こちらも気になったので読んでみる。
    『漢字が…』と被っている部分もあったが、こちらの本は「訓読み」に特化した内容で、学者らしく漢字文化圏(中国、朝鮮、ベトナム)との比較や、様々な訓読みの例が豊富なエビデンス(古代中国の文献から現代の芸能人、歌詞に至るま...続きを読む
  • 漢字ハカセ,研究者になる
    筆者の自伝的研究紹介の本。途中から見坊豪紀氏に似ているなあと思ったら、筆者が尊敬していて交流があったことも書かれていた。数日前に読んだ三省堂国語辞典と明解国語辞典の話とシンクロした。時々こういうことが起きるから面白い。
    岩波ジュニア新書からの刊行であり、中学生や高校生にもおすすめである。
  • 謎の漢字 由来と変遷を調べてみれば
    書肆で見かけて、是非読んでみたいと思っていた。3部構成で、特に第一部が興味を引いた。JIS漢字の由来は昔の地名にあったということ。多くの名字は地名に由来するわけだから、地名・名字というのはJIS漢字の、特にほとんど見かけない字の出典ということになる。
  • 方言漢字
    限られた地域で広く認知された文字について、旅情を交えながらまとめた一冊。
    略字や地名、姓、食べ物など、色々な文字が出てくる。

    小難しい漢字の本というより、著者の体験談として、旅行気分で読むと楽しい。
    前書きで難しいと思った方は、是非北海道の章から読んでもらいたい。

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