漢字ハカセ,研究者になる

漢字ハカセ,研究者になる

902円 (税込)

4pt

4.3

「漢字博士」として,辞書の編さんや国の漢字政策などに関わってきた著者.様々な当て字を得意になって書いていた小学校時代.秋桜をコスモスと読むのが許せなかった中学時代.進路に悩んだ高校時代.地名漢字を調べに出かけた現地調査など,漢字にまつわるエピソードを交えながら,漢字の魅力や研究者への道のりを語ります

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漢字ハカセ,研究者になる のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年12月27日

    小さいときから漢字は好きではなかった。
    たとえば近畿地方の「畿」。糸の上の部分とか田とかを1つの文字になぜ詰め込まなければならないのか、もっと簡単にできないのかと思っていた。大学で中国語の履修をしたとき簡体字がうらやましくて、私も「言(ごん)べん」を手書きするとき7画で書くのが邪魔くさくて簡体字のよ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月02日

    筆者の自伝的研究紹介の本。途中から見坊豪紀氏に似ているなあと思ったら、筆者が尊敬していて交流があったことも書かれていた。数日前に読んだ三省堂国語辞典と明解国語辞典の話とシンクロした。時々こういうことが起きるから面白い。
    岩波ジュニア新書からの刊行であり、中学生や高校生にもおすすめである。

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    Posted by ブクログ 2022年06月08日

    漢字に取りつかれ、子どものころに漢字ハカセと呼ばれていた著者が博士になる過程が書かれています。
    地道で気の遠くなるようなサンプルの収集に研究することの大変さと、当て字や地名、常用漢字表の在り方について知ることができます。

    岩波ジュニア新書なので、小学校高学年から高校生向きの本です。中・高の受験問題...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月26日

    漢字のトリビア中心の本かと思ったら、想像以上にタイトル通りの本だった。
    漢字ハカセと呼ばれた少年が本当に研究者となるまでが描かれている。
    小学生のとき漢字に目覚め、中学生のときには研究を始めていて、それが本当に「研究」と言えるレベルのものなので仰天する。
    天才肌というよりは、学究タイプ。研究対象にと...続きを読む

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