訓読みのはなし 漢字文化と日本語

訓読みのはなし 漢字文化と日本語

660円 (税込)

3pt

3.3

言語の差異や摩擦を和語表現の多様性へと転じた訓読みは、英語や洋数字、絵文字までも日本語の中に取り入れた。時代の波に晒されながら変容してきた訓読みのユニークな例を辿り、奥深い日本語の世界に迫る。

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訓読みのはなし 漢字文化と日本語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    円満字二郎著『漢字が日本語になるまで』を読んで、こちらも気になったので読んでみる。
    『漢字が…』と被っている部分もあったが、こちらの本は「訓読み」に特化した内容で、学者らしく漢字文化圏(中国、朝鮮、ベトナム)との比較や、様々な訓読みの例が豊富なエビデンス(古代中国の文献から現代の芸能人、歌詞に至るま

    0
    2022年08月20日

    Posted by ブクログ

    『方言漢字』からの派生読み。

    中国から大陸を経由して「漢字」を学んだあと
    もともと話していた「やまとことば」も
    漢字で活用できそうだなーって
    考えた昔の人はえらかった!
    おかげで「当て字」も「ルビ」も使える
    ゆかいな言語ができました。

    なんとなくだけど自分も
    かしこまって言いたい時は「音読み」で

    0
    2020年10月29日

    Posted by ブクログ

    数年前から中国語を勉強しています。覚悟をしていましたが、音の変化の無い軽声を入れて5種類ある発音は難しく、未だに一つの文章を間違いなく読むことができずに困っています。

    こんな私ですが数年も勉強していて日本人の使う漢字と中国語で習う漢字の違いがあることを理解できます。発音が異なる以外に特徴的なのは、

    0
    2015年07月05日

    Posted by ブクログ

    内容はとても楽しく読みました。
    ただ、最後のほうは飽きてきてしまった……。
    韓国や朝鮮、ベトナムといった国の漢字事情も少しづつ紹介され、とても参考になるのですが、日本だけに絞っていただければ最高でした。
    「和名類聚抄」、「類聚名義抄」、「伊呂波字類抄」なんかからの例がもっと沢山あると、より楽しめたと

    0
    2015年05月06日

    Posted by ブクログ

    同訓異字・一字多訓の話が面白かったが専門的な話がかなり多い。楽しく読めたが難しいところもおおかった。
    2014年出版ということで最近の流行語も多数入っている。
    男の娘が「女」を「こ」と訓読みするところで紹介されていたのにはびっくりした。

    漢字の表意文字としての素晴らしさを改めて実感。同時に何故韓国

    0
    2014年12月27日

    Posted by ブクログ

    第一章、第二章だけで十分楽しい。
    特に「訓読み」というものの特殊性、唯一性を解説しているところは、わかりやすく、面白い。
    そのあとは体系だっていないためか、知識の羅列になってしまった印象。
    唯一の訓読み国家である日本の、民族性なりと絡めた話が読めればより面白いと思う。

    0
    2014年07月19日

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