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世界史の名将たちの「戦略と戦術」 この社会で賢く生きる方法は歴史が教えてくれる
18世紀にドイツ統一を果たし周辺諸国と協力関係を築いたビスマルク。 鉄壁のウェストファリア体制を崩したナポレオン。 世界史に残る名将は志を成すためにさまざまな戦略・戦術を考え、それを実行してきました。 そうした戦略・戦術は、なにも戦だけに有効なのではなく、実は現代社会にも役に立つものがたくさんあります。 例えば、 ・強い相手とは正々堂々と戦わない ・自分の強みを相手の弱みにぶつける ・どんな策も通じないときは逃げる 等々。 戦のときの心得を扱ったものではあるものの、仕事の場面で、あるいは日常生活の場面で、非常に役に立ちます。 仕事をしていると強い相手っていますよね? 自分の強みが活かせなくて悩んだりしますよね? 逃げたい境遇でも「逃げちゃいけない」と思いがちですよね? 世界史の名将たちは勇猛であるがゆえに、正々堂々と戦って勝つことにこだわった人もいました。 でも、戦においての目標は勝つことであって、正々堂々と戦うことではありません。 これを、私たちの仕事に置き換えてみます。 仕事においても真面目に正々堂々とやることが正義みたいな風潮がありますが、 目標が売上達成であれば、真面目に働くことの良し悪しは関係ありません。 真面目でも不真面目でも売上を達成すれば目標になる。 私たちの考えには自然と「こうしなければならない」「こうすることが正解だ」という偏見が芽生えます。 そうした偏見を一つ一つ取り除き、人生に役に立つ考え方へとアップデートしようというのが本書の狙いです。 戦略や戦術には一定のルールがあり、歴史を学ばずにそのルールに則らなかった武将は戦に負けてきました。 だからこそ、戦略や戦術には、人間がこの世界で生きるための知恵がつまっています。 -
ド文系でも楽しい数学 直感がことごとく裏切られる7つの話
YouTubeチャンネル「ド文系でも楽しい【ゆっくり数学の雑学】」の世界観をそのままに、数学の驚きと奥深さを凝縮した一冊がついに登場! 「円周率は4だった!?」「積み木は無限にずらせる!?」 そんなバカな!と思うようなお題を、数学という最強の武器を使ってガチで証明していきます。 普段YouTubeでゆっくり解説を楽しんでいる視聴者の皆様や、「難しい計算は苦手だけど、知的好奇心を刺激する教養は大好き」という文系の方々におススメです! ●書籍ならではのポイント ・対話形式でサクサク読める:聞き手の「エミー」と一緒に、解説役の「ソフィ」が優しく(時に毒舌を交えながら)レクチャーします。 ・図解が豊富で「イメージ」できる:数式を追いかけるのではなく、図を使って直感的に理解できるよう工夫しています。 ・文系脳を刺激する「教養」の宝庫:マンハッタン距離、非ユークリッド幾何学、漸化式など、日常の景色がちょっと変わって見える数学的トピックが満載です。 「数学なんて学校の授業以来……」という方にこそ読んでほしい、驚きに満ちたエンターテインメント数学本。 あなたの「当たり前」が崩れる瞬間を、ぜひ体験してください。 -
東大医学部卒河野ゆかりの 「仕組み化」勉強法 意志力に頼らない学習自走化メソッド
●目標を達成するために必要なのは、『強い意志』ではなく『正しい仕組み』 本書は、東京大学理科三類現役合格・現在ジュネーブ大学大学院在学中の河野ゆかりさんが、多忙な中でも複数の勉強を並行して達成したい時に活用していた「自己管理法」をまとめた一冊。 やる気がある・ないに関係なく、気づけばその日のタスクが終わる、超効率的な「自動勉強システム」の作り方を誰でも実践できるように、0から解説していただきました。 ●「自動勉強システム」とは? 「勉強したいのに、ダラダラしてしまって、1日が終わる」 ↓ 「ダラダラ」の原因は二度寝なのか、スマホを見てしまうのか ↓ 二度寝なら、その原因は睡眠不足?それとも、寒くて布団から出たくないせい? ↓ 寒いなら、朝、自動で暖房がつくようにしてみる。 二度寝なら、適切な起床・就寝スケジュールを探してみる。 ↓ それでも勉強できない場合は!? ↓ 「勉強したいこと」が1日ごとのタスクまで分解できていないから、「なにをすればいいのかわからない」だけの可能性あり! 「勉強ができない」をきちんと分析してみると、一つ一つの要因を排除するうちに、解決策が見えてきます。 このように、「勉強する自分」と「勉強の進捗を管理する自分」の視点を切り分けて調整することで、1日を「やるべきこと」と「やりたいこと」だけで満たすための最適解がGETできるのです。 ●AI時代の最新学習マネジメント法も紹介! ・AIの指示をうのみにせず、きちんと「活用」して学習のロードマップを組み立てる方法 ・一問一答形式の暗記アプリ「Anki」に覚えたい内容を効率的にアップロードする方法 など、最新ツールを活用した実践法も収録しています。 -
後期日中戦争
真珠湾攻撃の裏で起きていた、敗北。 41年12月以降、中国戦線では何が起きていたのか? 気鋭の中国史研究者が空白の戦史を埋める! 日本人は、日中戦争を未だ知らない。 1937年の盧溝橋事件、南京事件や38年の重慶爆撃までは有名だ。 しかし、41年12月の太平洋戦争開戦後、中国戦線で日本軍がどのような作戦を展開していたのかは、対米戦の陰に隠れ、意外な程に知られていない。 主要作戦に従軍し続けた名古屋第三師団の軌跡から、泥沼の戦いとなった中国戦線の実像を描く! 新たな日中戦争史。 ■1941年12月~42年1月、手痛い敗北を喫した第二次長沙作戦 ■731部隊の細菌戦となった戦場、浙カン作戦 ■一方的な勝利となった江南殲滅作戦。その中で起きたもう一つの虐殺・廠窖事件の実相 ■毒ガス戦と中国版スターリングラード攻防戦となった常徳殲滅作戦 ■補給なき泥沼の戦いとなった一号作戦(大陸打通作戦) 中国戦線は太平洋戦争に引きずり込まれていた! 【目次】 はじめに 第一章 最初の敗北――第二次長沙作戦 第一節 因縁の長沙 第二節 日中両軍の作戦部隊の戦力比較 第三節「天炉」の中へ 第四節 長沙攻略戦 第五節 長沙突入と敗走 第二章 細菌戦の戦場――浙カン作戦 第一節 大本営のプライドをかけた戦い 第二節 敵味方を苦しめた細菌戦 第三章 暴虐の戦場――江南殲滅作戦と廠窖事件 第一節 江南の敵野戦車を撃滅せよ 第二節 「太平洋戦争期で最大の虐殺」はあったか 第四章 毒ガス戦の前線――常徳殲滅作戦 第一節 明確な戦略なき作戦 第二節 第六戦区主力との戦い 第三節 常徳城の占領 第五章 補給なき泥沼の戦い――一号作戦(大陸打通作戦) 第一節 一号作戦 第二節 湘桂作戦 おわりに 他 -
[新版] おおエルサレム! アラブ・イスラエル紛争の源流
アラブ、ユダヤ、イギリス、当事者たちの膨大な証言をもとに、ユダヤ人国家建設を巡る衝突の一年を再構築する。 ユダヤ人機構、アラブ諸国、イギリス、国際連合、それぞれの思惑が交錯する中で、ユダヤ人国家建設は何をもたらし、何を奪ったのか? 1947年11月27日、パレスチナ分割案採択からイギリス軍撤兵までの五か月、長く多民族が共生してきた聖都エルサレムではテロと衝突が繰り返されていた……。『パリは燃えているか』で世界的な注目を浴びたジャーナリストコンビが、膨大な取材をもとにイスラエル建国前後の激動の一年を辿る。 第一部 聖地の分割――一九四七年十一月二十九日 第二部 金と武器――一九四八年冬 第三部 エルサレム包囲――一九四八年春 第四部 聖都のための戦い――一九四八年五月十四日~七月十六日 -
古天文学
天文現象は古来、社会や政治と密接な関係にあった。彗星の出現、日食・月食・星食、惑星の集合や逆行、流星、白昼に見える星、太陽や月を囲む光輪、白色の虹などは、みな「天変」とされ、為政者への啓示や災厄の兆しと捉えられた。陰陽師の活躍した日本をはじめ、朝鮮、中国、ヨーロッパ、アラビアに残された記録を紐解き、当時の日月や星の広がる天空へと我々を連れてゆく。歴史と科学が交差する「古天文学」の決定版。 ※本書は、『古天文学の道』(原書房)に、『飛鳥時代の天文学』(河出書房新社)より「飛鳥時代の天文学――日本の天文史料を検証する」「藤原定家『明月記』と天文記事」の2章を加えて文庫化したものです。 -
ドイツ将帥伝三部作【三冊 合本版】
『「砂漠の狐」ロンメル』ドイツ国防軍で最も有名な将軍で、第二次世界大戦の際は連合国からナポレオン以来の名将とまで言われ人物。最後はヒトラー暗殺の陰謀に加担したとされ、非業の死を遂げるが、北アフリカ戦線の活躍から名づけられた「砂漠の狐」の名称は広く知られている。ところが、日本でのロンメル研究は遅れていた。ロンメルは、ヒトラー暗殺計画に気づいていたのか?知っていたとしたら、それを支持していたのか?最新学説を盛り込んだ一級の評伝! 『戦車将軍グデ―リアン』第二次世界大戦の緒戦を華々しく飾ったドイツ装甲集団を率いた著名な将軍にして、「電撃戦」の生みの親とされ、連合軍からも「名将」と畏怖された男。ところが、「電撃戦」というドクトリンは存在しなかったことが今では明らかになっている。彼は国粋主義者だった。が、純粋な愛国者だったのか、それともナチの賛同者だったのか?欧州を征服した男にして、伝説となった戦車将軍の仮面を剥ぐ。 『天才作戦家マンシュタイン』参謀ではフランスを早期降伏に追い込んだ作戦計画を立案。軍団長では、装甲部隊運用の名手・グデーリアン将軍をも顔色なからしめるような機動戦を展開。軍司令官ではクリミア・黒海の大要塞セヴァストポリを陥落せしめた。軍集団司令官では圧倒的なソ連軍を相手に見事な防御戦を進め、時には主力を殲滅した。戦略・作戦・戦術。戦争の三階層において、上位次元の劣勢を下位から覆すことはほぼ不可能だが、彼はそれを果たした。だが、その栄光には陰影がつきまとっている。 ※本電子書籍は、2019年3月に刊行された『「砂漠の狐」ロンメル』、20年3月に刊行された『戦車将軍グデ―リアン』、25年6月に刊行された『天才作戦家マンシュタイン』の3冊を収録した合本形式での配信となります。 -
奇書の世界史
本書で紹介する奇書とは、数“奇”な運命をたどった“書”物です。 「かつて当たり前に読まれていたが、いま読むとトンデモない本」 「かつて悪書として虐げられたが、いま読めば偉大な名著」 1冊の本を「昔」と「今」の両面から見ると、時代の流れに伴う価値観の「変化」と「差分」が浮かび上がります。 過去の人々は、私たちと比べ、「どこまで偉大だったか」「どこまで愚かだったか」――。 これらから得られる「教訓」は、私たちに未来への示唆を与えてくれるでしょう。 【目次】 魔女に与える鉄槌 ~10万人を焼き尽くした、魔女狩りについての大ベストセラー 台湾誌 ~稀代のペテン師が妄想で書き上げた「嘘の国の歩き方」 ヴォイニッチ手稿 ~万能薬のレシピか? へんな植物図鑑か? 未だ判らない謎の書 野球と其害毒 ~明治の偉人たちが吠える「最近の若者けしからん論」 穏健なる提案 ~妖精の国に突き付けられた、不穏な国家再建案 天体の回転について ~偉人たちの知のリレーが、地球を動かした 非現実の王国で ~大人になりたくない男の、ネバーエンディングストーリー フラーレンによる52Kでの超伝導 ~物理学界のカリスマがやらかした“神の手” 軟膏を拭うスポンジ / そのスポンジを絞り上げる ~奇妙な医療にまつわる、奇妙な論争 物の本質について ~世界で最初の快楽主義者は、この世の真理を語る サンゴルスキーの「ルバイヤート」 ~読めば酒に溺れたくなる、水難の書物 椿井文書 ~いまも地域に根差す、江戸時代の偽歴史書 ビリティスの歌 ~古代ギリシャ女流詩人が紡ぐ、赤裸々な愛の独白 月世界旅行 ~1つの創作が科学へ導く、壮大なムーンショット -
見えない壁 北方四島の記憶
日本で最も大きな島、択捉島、二番目に大きな島、国後島。そこに色丹島、歯舞諸島の面積を合わせれば実に沖縄本島の4.2倍にもなる。 これらの島々は、北海道の目と鼻の先にある。最も近い歯舞群島の貝殻島までの距離は、北海道根室市の納沙布岬からわずか3.7kmだ。 この国境の島々にはかつて、人々が暮らしがあり、1万7000人もの人々が生活を営んでいた。 しかし日本がポツダム宣言を受諾し、降伏を表明してから約2週間後、ソ連はこの島々に侵攻、平穏だった島民の暮らしは一変する。 そこから人々の運命は大きく分かれていく。脱出して北海道にたどり着いた人、船の中で命を落とした人、あるいは現地に残り後にロシアに渡った人…… 新聞記者として30年以上にわたって根室に住み、当時の記憶を持つ人を訪ね続けてきた記者による唯一無二の調査報道。 戦争が人々にもたらす負の影響を見据え、北方四島の解決策を見通す。 -
日本海軍戦史 海戦からみた日露、日清、太平洋戦争
栄光から敗北まで、その全軌跡! 日清戦争の勝利から太平洋戦争の敗北まで半世紀。いわば50年戦争であった。 太平洋戦争の開戦決意と敗北の原因は日露戦争の華々しい勝利を遠因とした面が大きく、 日露戦争の勝利の要因は、日清戦争の苦悩の勝利から得た教訓に学んだことにあったのだ。 海軍の艦艇設計思想と戦略思想を踏まえ、海戦図を基にして、 日露戦争の「完全勝利」の内実をはじめ、帝国海軍の戦いを総検証! 海軍研究の第一人者が徹底解説。海からみた大日本帝国の興亡史!! ■丁字戦法への信頼は日本海海戦前に失われ、極秘の奇襲作戦が作られていた ■東郷ターンは無理なもので、丁字戦法も使われなかった ■日露戦争の完全勝利は薄氷を踏むものだった ■山本権兵衛の存在が日清戦争の両国海軍の明暗をわけた ■「高陞号」を撃沈した東郷平八郎や日本海軍への批判は、当時からいくつも存在していた ■水雷艇を集中使用して港内の敵艦を攻撃する作戦は日本海軍の威海衛夜襲が最初だった ■ミッドウェーの敗戦がもたらした深刻な問題は人事異動の不実施にこそある ■太平洋戦争の魚雷戦の失敗は「酸素魚雷の性能が良すぎたため」 ■大和・武蔵はわずかな被弾で重要な戦闘力を損なう技術上の欠陥があった ※本書は2010年12月に小社より刊行された『海戦からみた日露戦争』、11年5月刊『海戦からみた日清戦争』、同年11月刊『海戦からみた太平洋戦争』を合本にし、改題の上、加筆修正したものです。 【目次】 新版まえがき 第一部 海戦からみた日露戦争 第一章 海軍戦略思想はいかに生まれたか ほか 第二部 海戦からみた日清戦争 第一章 幕末の海軍建設と近代日本 ほか 第三部 海戦からみた太平洋戦争 第一章 真珠湾攻撃と山本五十六の真意 ほか -
弱肉強食の2500年史 バトルマンガで歴史がざっくりわかる
2022年に刊行されたロングセラー『バトルマンガで歴史が超わかる本』(飛鳥新社)が、大迫力のカラー化&増補改訂(18バトル→20バトル)して再登場! 歴史とは…生き残りをかけた「バトル」の連続だ! 古代(ペルシア戦争)から、現代(日米戦争)まで、超人気予備校講師による、歴史の「流れ」と「本質」がわかる最強20バトル! 01 ペルシア戦争、02 第2次ポエニ戦争、03 ユダヤ戦争、04 遣隋使、05 白村江の戦い、06 啓示/聖戦(ジハード)、07 エルサレム攻防戦、08 宋金戦争、09 文永・弘安の役、10 コンスタンティノープル包囲戦、11 アメリカ大陸征服、12 アルマダの海戦、13 島原の乱、14 アメリカ独立戦争、15 フランス革命戦争、16 ナポレオンのロシア遠征、17 アメリカ南北戦争、18 下関戦争/倒幕運動、19 日露戦争、20 真珠湾攻撃 -
#クイズ空から見たら 日本地図に強くなる頭の体操
ここがどこか、飛行機から見た景色で当てられますか? 海岸線、空港、お城、街並み……手がかりを見つけ、地図を思い浮かべながらの頭の体操。地図研究家・今尾恵介さんの解説で、地理にも詳しくなれちゃいます。 【主な目次】 ○初級編 ・低空飛行なので ・どこまでも続く巨大な市街地 ・ネオン輝く大都市の夜景 ・山の頂上から湯けむり…… ・左下に見える抹茶プリン ○中級編 ・言うまでもなく富士山ですが ・右端に見える大きな川 ・このアングルで見ると ・大きな火山島です ・ずいぶんと細長い半島 ○上級編 ・雪景色の濠が印象的 ・南国のリゾート的に見えて ・背景に広がる田園風景と ・パッチワークのような畑が ・ハートの形の遊水地 -
戦艦武蔵の最期
「おれたちをここまで追いつめたやつは、一体誰だ、誰だ、誰なんだ……。」 “不沈艦” 神話を信じ、乗り組んだ船で見たのはあまりに悲惨な戦場の現実だった――全長250m超の大和型2番艦「武蔵」は1944年10月、日本の存亡をかけたレイテ沖海戦へと出航する。アメリカの航空戦力を前になすすべなく、主砲も沈黙するなか、「おれ」が選んだ道とは? 組織内暴力や上官の不条理、無差別に訪れる死。実際の乗艦経験をもとに、戦場の現実を描いた戦記文学の傑作。鶴見俊輔氏の論考も再録。 解説・一ノ瀬俊也 ◆主砲の制御装置が魚雷一本の振動で故障、航空機には通用せずあえなく廃棄 ◆「鬼」と恐れられていた上官が戦闘では遁走 ◆元小学校教師は爆弾に吹き飛ばされ、十六歳で志願した少年は足を失い息を引き取る ◆沈没時は乗員よりも天皇の肖像写真の退避が優先された -
古代への情熱
ドイツ北部の町に生まれたシュリーマンは、経済的な理由から大学を諦め、雑貨店や商社などを転々としたのち、商人として大成功をおさめる。 その資金を元手に、不屈の精神で遺跡の発掘へと邁進し、ついには通説を塗り替える大発見へと至った。 没後まとめられた本書は、人々を考古・歴史のロマンへと導き、今なおその魅力が色あせることはない。 ドイツ文学者・池内紀の訳で、情熱あふれる男の物語を堪能する。 解説・周藤芳幸 【目次】 はしがき ソフィア・シュリーマン 第一章 幼い頃、及び商人時代(1822-1866) 第二章 イタカ、ペロポネソス、トロヤへの最初の旅(1868-1869) 第三章 トロヤ(1871-1873) 第四章 ミケネ(1874-1878) 第五章 トロヤ 第二次・第三次発掘(1878-1883) 第六章 ティリンス(1884-1885) 第七章 晩年(1885-1890) 訳者コラム 訳者解説 解説 周藤芳幸 -
海の城 海軍少年兵の手記
「どうせ、……いつかはお互いに、戦場で死んでしまうんだ、それなのに……それなのに……」 志願兵として「不沈艦」に乗り組んだ少年・北野が直面した海軍の現実とは? 1943年春、いまだ戦火から遠い播磨(武蔵をモデルとした架空の船)はトラック島へ入港、同型艦大和から連合艦隊旗艦を引き継ぐことになる。帝国海軍の旗印として聳え立つ「海の城」の上では、法外な私的制裁、理不尽な罰直、性的虐待が横行していた。北野たち新兵は、剥き出しの暴力を必死に切り抜けるが、やがて同胞の命を失うことに……。銃火も爆撃もない、知られざる地獄を描く無二の戦記文学、復刊! ◆毎日のように甲板に整列させられ、棍棒で殴られる ◆自殺した同胞の遺体に暴行する憲兵 ◆同年兵同士を殴らせ合う「対向ビンタ」 -
忍者の歴史
なぜ、「Ninja」は世界を熱狂させるのか? 作られた忍者像を一新! 一口に忍者といっても、時代によってその姿を変えてきた歴史がある。あるときは城を守る警備員、あるときは敵地に攻め込む戦闘員、あるときは村人に扮するスパイ……。今まで解明されることのなかった忍者の謎を、忍術書「萬川集海」や、数々の古文書などの資料を読み解き、歴史の観点から明らかにする! 【目次】 序章 第一章 戦後時代の忍び 一、忍びの起源/二、伊賀と甲賀/三、「忍び」の実際/四、伊賀衆の活動 第二章 兵法から忍術へ 一、中国兵法の受容/二、日本的兵法書の編纂/三、軍学書の成立/四、忍術書の成立 第三章 忍術書の世界 一、忍びとしての心構え/二、忍び込みの実際/三、忍びの身体/四、忍具/五、情報の伝達 第四章 江戸時代の忍び 一、織豊期の伊賀/二、江戸暮らしの伊賀者・甲賀者/三、各地の忍び/四、江戸時代の忍術 終章 変容する忍者 一、近世から近代へ/二、伝承される忍術 あとがき 参考文献 -
改訂版 大学入試 物理重要公式が面白いほど使える本
本書は、小社より2016年10月に刊行した『大学入試 物理重要公式が面白いほど使える本』の改訂版で、最新の学習指導要領に合わせて、入試出題傾向に準じて加筆・修正を施しています。 日常での学習はもちろん、定期テスト、共通テスト、国公立大2次・私大入試まで対応しています。 著者である河合塾物理科講師・合田哲也先生(通称・G先)が授業で大好評の“まとめプリント”をベースに、「G先物理」の参考書がさらにパワーアップしました。 本書は、その「まとめプリント」のコンセプトをそのまま活かしつつ、大学入試「物理」で押さえておくべき重要事項をコンパクトに整理しました。 多くの受験生が理解につまずきやすいテーマや目に見えない現象については、その原理のしくみを豊富な図解と直観的イメージともに丁寧に解説しています。 さらに、入試で差がつく問題設定の「見抜き方」や「解法のコツ」など、実戦で使える知識も満載した、まさに「物理」受験生必携の1冊です。 ・問題に取りかかる前の確認用に ・解けないときのヒントに ・模試や本番前の総まとめに ・受験当日の見直し用に ――― 物理の得点を、最後の直前まで伸ばします! -
武田氏滅亡
武田信玄の後継者である勝頼は、天正十年(1582)三月十一日、織田信長・徳川家康・北条氏政の侵攻を受けて滅亡した。戦国の雄・武田氏はなぜ、亡国へと追い込まれていったのか。勝頼個人の「暗愚」な資質に原因を求める見方は、はたして正しいのか――。武田・北条・上杉による甲相越三国和睦構想、上杉謙信没後の後継者をめぐる御館の乱、徳川家康との高天神城攻防戦という長篠敗戦後の転換点を主軸に、史料博捜と最新研究から、詳述されてこなかった勝頼の成果と蹉跌を徹底検証。戦国史研究に新たなる足跡を刻む決定版! 序 章 諏訪勝頼から武田勝頼へ 第一章 長篠合戦への道 第二章 織田・徳川の攻勢と武田勝頼 第三章 甲相越三国和睦構想と甲相同盟 第四章 御館の乱と武田勝頼 第五章 甲相同盟の決裂と武田勝頼 第六章 苦悩する武田勝頼 第七章 武田勝頼と北条氏政の死闘 第八章 斜 陽 第九章 武田氏滅亡 第十章 勝者のふるまい 終 章 残 響 -
「太平洋の巨鷲」山本五十六 用兵思想からみた真価
名将か、凡将か? 純粋に「軍人」としての能力を問う。 太平洋戦争開戦80年。『独ソ戦』著者の新境地、五十六論の総決算! 戦略、作戦、戦術の三次元で神話と俗説を解体する。 戦争に反対しながら、戦争を指揮したことで「悲劇の提督」となった山本五十六。 そのイメージは名将から、その反動としての凡将・愚将論まで、百家争鳴の状態となっている。 しかし、これまでの研究は政治との関わりに集中し、軍人・用兵思想家としての評価は後景に退いていた。 戦略・作戦・戦術の三次元における指揮能力と統率の面から、初めて山本を解剖する! ■山本は独ソ和平工作を仕掛けていた ■真珠湾攻撃、第二撃は当時から断念やむなしの空気だった ■ハワイを爆撃できる航空機を求めていた山本 ■MI作戦(ミッドウェイ攻略)は最初から杜撰な計画だった。 ■1930年代の山本の評価は「軟弱な親英米派」 ■第一次ロンドン軍縮会議では山本は艦隊派に与していた。 ■航空主兵論に大きな影響を与えた堀悌吉 ■陸攻は戦略爆撃でなくアメリカ艦隊撃破のためにつくられた ■「半年か一年の間は随分暴れてご覧に入れる」の真相 ■山本は戦艦を捨てきれなかった ■ミッドウェイで戦術的怠惰はあった 【目次】 序 章 山本五十六評価の変遷と本書の視点 第一章 雪国生まれの海軍士官 第二章 翼にめざめる 第三章 戦略家開眼 第四章 第二次ロンドン会議代表から航空本部長へ 第五章 政治と戦略 第六章 連合艦隊司令長官 第七章 真珠湾へ 第八章 山本戦略の栄光と挫折 第九章 南溟の終止符 終 章 用兵思想からの再評価 あとがき 主要参考文献 -
東京アンダーワールド
六本木のレストラン〈ニコラス〉はジョン・ウェインから力道山、皇太子までも出入りする「梁山泊」でありながら、ヤクザの抗争の場にもなっていた……。 混迷の戦後東京、米兵として来日したニコラ・ザペッティは、ヤミの軍需品横流しで資金を集め、六本木のレストラン〈ニコラス〉を伝説的な「梁山泊」へと育てていく。〈東声会〉、CIAから力道山、フランク・シナトラ、果ては皇太子までも接点を持った〈東京のマフィア・ボス〉の壮絶な半生を描く傑作、待望の復刊。 日米比較文化論の旗手が、高度成長とオリンピックに隠された〈ニッポン〉の闇をあぶり出す。約100頁の執筆ノートも収録。 【「はずれ者(アウトサイダー)」が「東京」を作った】 ◆極道尾津組が仕切るヤミ市〈光は新宿より〉 ◆六本木〈クラブ88〉は力道山が暴れて潰した ◆東声会と住吉会が銃で抗争した上野、新橋 ◆渋谷の組長から映画俳優になった安藤昇 【本書の主人公を取巻く面々】 ◆海老原博幸 日本人初のWBC世界王者はニコラが素質を見抜いてボクシング・ジムを紹介した。 ◆町井久之 1500人以上を抱える暴力団〈東声会〉のボスがニコラの後ろ盾となった。 ◆エヴァ・ガードナー ハリウッドのスター女優は来日時、ニコラの店で羽目を外した。 -
感動する問題シリーズ
「どこから解けばよいのかわからない!」「難しく見える!」けれど、 解けるとすっきり爽快!気持ちよさに感動する図形問題を集めました。 数学が大好きな方から得意ではない方まで楽しめるつくりになっています。 ●POINT1 問題を解くために必要な知識のまとめがあるから、算数・数学を勉強中の人/学びなおし中の人も解ける! ●POINT2 問題ごとにヒントを用意しているから、数学が得意ではなくても楽しめる! ●POINT3 解説はできるだけ図を多く、文章を短くしているから、自分で解けない場合も、解説を読んで「こうやって解けばいいのか!」と気持ちよさを実感できる! 図形問題をもっと得意にしたい!と思っている中高生はもちろん、 謎解きやクイズが好きな方、数学に再挑戦したい大人まで多くの方が楽しめる内容になっています。 <掲載内容> 1章 分けて加えて頭やわらか問題 2章 変形が美しすぎる問題 3章 やみつきになる角度の問題 4章 特殊だけど解けたらスッキリな問題 そのほか、「図形問題テクニックまとめ」「おすすめテスト前勉強法」など -
陰陽師たちの日本史
第一章 「陰陽道」とはなにか 1 「陰陽道・前史」を探る 2 呪術・祭祀を担う陰陽師 3 安倍晴明をめぐる謎 第二章 陰陽師・安倍晴明の現場へ 1 焼失した霊剣と五帝祭 2 呪詛と祓えをめぐる陰陽道 3 冥府の神、泰山府君 4 火星を祭る 第三章 中世、動乱の時代の陰陽師たち 1 安倍晴明の末裔たち 2 陰陽師たちの「戦国」 3 『ほき内伝』という謎の書物 断章 いざなぎ流は「陰陽師」なのか 第四章 江戸時代の陰陽師たち 1 江戸時代前期──変貌する陰陽道 2 西洋天文学と出会う陰陽道 終章 「安倍晴明ブーム」の彼方へ -
【2冊 合本版】『皇子たちの悲劇』『平安朝 皇位継承の闇』
『皇子たちの悲劇 皇位継承の日本古代史』:『古事記』『日本書紀』をはじめ、日本古代の歴史書には、天皇として「即位できなかった皇子」の記事が多数残されている。これらの皇子たちの多くには、残念では済まされない苛烈な未来が待っていた。彼らは、なぜ即位することができなかったのか。記紀の伝承時代から、律令制成立期、律令制下、さらには平安時代の摂関期から院政期にかけて、敗者となった皇子たちの政治的背景を探求し、日本古代国家の本質に背面から迫る。 『平安朝 皇位継承の闇』:平城上皇の乱を起こした平城天皇、宮中殺人事件で廃位された陽成天皇、奇行説話が伝わる冷泉天皇、色好みの逸話に彩られる花山天皇。「狂気」とされた4人の天皇の実像を読み解き、平安朝の闇の歴史に迫る。 ※本電子書籍は『皇子たちの悲劇 皇位継承の日本古代史』『平安朝 皇位継承の闇』を1冊にまとめた合本版です。 -
戦国武将、虚像と実像
妄説、打破! 信長は戦前まで人気がなかった。秀吉は人たらしでなく邪悪だった!? 時代ごとに人物像は変化していた。最新研究による実像に加え、虚像の変遷から日本人の歴史認識の特徴まで解析した画期的論考! 画期的に見える人物像も、100年前の焼き直しにすぎないものが多い。 織田信長は革命児、豊臣秀吉は人たらしで徳川家康は狸親父。明智光秀は常識人で、斎藤道三は革新者、石田三成は君側の奸で、真田信繁は名軍師。 このようなイメージは、わずか数十年前にできたものが実は多い。 彼らの虚像と実像を通して、江戸、明治、大正、昭和と、時代ごとの価値観まで浮き彫りにする! ■光秀=「温厚な常識人」は一つのベストセラーがつくった。 ■油売りでも革新者でもなかった道三 ■信長は将軍も天皇も尊重していた ■秀吉の評価ポイントは勤王と海外進出 ■江戸時代にも三成肯定論はあった ■幸村は「軍師」ではなく「現場指揮官」だった ■司馬遼太郎の家康論は徳富蘇峰の受け売り!? ■歴史小説・ドラマの源流は“蘇峰史観”にあり! ■「野心家・光秀」はなぜ定着しなかったのか? ■信長の「勤王」は「革命」だった? ■徳川政権への不満が生んだ秀吉人気 ■三成忠臣/奸臣論が見落としてきたもの ■超人化していった真田幸村 ■賞賛されていた家康の謀略 【目次】 はじめに 第一章 明智光秀――常識人だったのか? 第二章 斎藤道三――「美濃のマムシ」は本当か? 第三章 織田信長――革命児だったのか? 第四章 豊臣秀吉――人たらしだったのか? 第五章 石田三成――君側の奸だったのか? 第六章 真田信繁――名軍師だったのか? 第七章 徳川家康――狸親父だったのか? 終 章 大衆的歴史観の変遷 あとがき 参考文献 -
強い武将ほど恨んでいた! 裏切り合戦図鑑
YouTubeチャンネル登録者数20万人超! 話題の歴史研究家による“裏切り”がテーマの戦国合戦図鑑。 ・父親にバカにされたため裏切る ・娘を政略結婚ばかりさせることが許せずに裏切る ・自身のメンツを潰されたため裏切る etc. 戦国時代の合戦は、あらゆる“裏切り”によって勃発していた! 著者のYUKIMURA氏は、YouTubeで合戦紹介動画を発信する歴史研究家。 本書は、そんな同氏が“裏切り”をテーマに戦国時代の30合戦を厳選。著者独自の説とともに紹介します。 「本能寺の変」や「関ヶ原の戦い」などの有名な合戦はもちろん、知る人ぞ知るマニアックな戦も掲載。 読めば楽しく学べてスカッとする、まったく新しい合戦ガイド本。 歴史好きはもちろん、学生や学び直しをしたい大人の方に読んでほしい一冊です。 ■出版社からのコメント YouTube「YUKIMURA CHANNEL」は、おそよ1か月に1回しか動画が公開されません。なぜなら、1本の動画に対して、あまりに膨大な時間とエネルギーを使っているためです。さまざまな文献を読み漁り、現地に足を運んで取材を遂行。そこから独自の説を導き出し、構成・脚本・録音・編集すべて一人で行い、60分を超える壮大な動画を作り上げています。その強すぎる探求心と行動力には、本当に頭が下がる思いです。本書は、そんなYUKIMURA氏の熱量がたっぷり詰まった合戦解説書です。 -
図解 大づかみ世界史
アジア・ヨーロッパ・アメリカ・アフリカ・オセアニアの歴史の流れが120のトピックで一気に読める! 世界史の全体像が把握できる、「世界通史」の入門書の決定版です! 【目次】 1 古代オリエントと地中海世界の誕生 2 様々な思想に彩られた古代南アジア・東アジア 3 謎に包まれた古代アメリカ・アフリカ・オセアニア 4 中東から拡大するイスラーム世界 5 キリスト教を支柱とした中世ヨーロッパ 6 隋・唐の成立と東アジア世界の変動 7 教会権力・絶対王政から起つヨーロッパ 8 三大陸に君臨したオスマン帝国 9 進展する世界の一体化とアジアの民族運動 10 アメリカ・アフリカ・オセアニア世界の発展 11 国際秩序の変貌と二つの世界大戦 12 新時代と平和追求への挑戦 -
歴史・戦史・現代史 実証主義に依拠して
戦乱の狂騒に抗す。 ウクライナ戦争、独ソ戦、太平洋戦争……。動乱の時代には俗説(フェイク)が跳梁跋扈する。 理性を保ち、史実と向き合う術を現代史家が問う! 軍事・戦争はファンタジーではない。 日本では報じられなかったウクライナ侵略戦争の「作戦」分析、『独ソ戦』で書ききれなかった挿話、教訓戦史への強い警鐘に歴史修正主義の否定、そして珠玉のブックガイドを収録した論考集。 俗説が蔓延していた戦史・軍事史の分野において、最新研究をもとに新書を著し、歴史修正主義に反証してきた著者が「史実」との向き合い方を問う。 戦争の時代に理性を保ち続けるために――。 ■戦争を拒否、もしくは回避するためにも戦争を知らなければならない ■軍事は理屈で進むが、戦争は理屈では動かない ■軍事理論を恣意的に引いてきて、一見もっともらしい主張をなすことは、かえって事態の本質を誤認させる可能性が大きい ■歴史の興趣は、醒めた史料批判にもとづく事実、「つまらなさ」の向こう側にしかない ■歴史「に」学ぶには、歴史「を」学ばなければならない ■イデオロギーによる戦争指導は、妥協による和平締結の可能性を奪い、敵国国民の物理的な殲滅を求める絶滅戦争に行きつく傾向がある ■戦争、とりわけ総力戦は、体制の「負荷試験」である。われわれ――日本を含む自由主義諸国もまた、ウクライナを支援し続けられるかどうかという「負荷試験」に参加しているのである 【目次】 まえがき 第一章 「ウクライナ侵略戦争」考察 第二章 「独ソ戦」再考 第三章 軍事史研究の現状 第四章 歴史修正主義への反証 第五章 碩学との出会い あとがき 初出一覧 -
大人に役立つ算数
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 方程式をあえて使わず、計算式や図をかいて、ひとつひとつ手を動かして答えを導く算数。先を読み、順序だてて物事を考える算数的発想は、数学よりも日常生活や仕事に応用しやすく、大人だからこそ楽しめる。懐かしいつるかめ算から、ひらめきが必要な図形問題、そして速さ、割合、濃度、平均、比など抽象的な文章題へ。難関中学入試レベルでは、押してだめなら引くのも大事。固くなった頭をときほぐす、大人のための算数再入門。 -
改訂版 大学入試 マンガで地理が面白いほどわかる本
■■■■■■■■■■■■■■ スラスラ読めて、記憶に残る! マンガでわかる楽しい「地理」 ■■■■■■■■■■■■■■ 各国のイメージを擬人化したキャラクターがナビゲートするマンガで地理を解説。 世界中を旅しながら、〈地誌〉〈系統地理〉〈地理総合〉のポイントがすっきり学べる、最高の入門書です。 (「はじめに」より) 山地や河川などの自然物、そこで生活する人々の暮らしぶりを描いていくのです。 それらは単独ではなく、相互に関係性を持ちながら存在しています。そこには「理」があります。 「地域を描く」とは、関係性を持ちながら存在する「景観を描く」ということです。 「景観」という概念をしっかりと頭の中に残すことが、地理の勉強にとって大変重要です。 どこかの国で特定の農作物を輸入している事象について、「なぜ需要に生産が追いついていないのか?」、「そもそも、なぜ需要が大きいのか?」は誰でも考えます。 しかしそれに対して、「どこの国が輸出しているのか?」、「輸出向けの生産拡大によって、問題点は生じていないのか?」なども考え、それらの知識が連鎖することで「景観」が理解できるわけです。 -
マンガでわかる! 人類はどこから来たのか ようこそ、人類700万年の旅へ! 君は、「人間」ってなんだと思う?
ベストセラー『人類の起源』の著者、国立科学博物館長・篠田謙一氏による読みやすさ満点の一冊。漢字にふりがな付きで子どもはもちろん読書に没頭しやすく、充実した内容で大人も楽しめます。ワクワクが止まらない人類の起源を読み解く「マンガ」が登場!! 私たちは“人間”です。だけど、「人間って、何?」と聞かれたら、どう答えますか? しゃべること? 考えること? 進化した脳? それとも、道具を使うこと? この本は、そんな 「人間ってなんだろう?」という大きなナゾにせまる、700万年の旅のはじまりです。 今の科学では、チンパンジーと人類の祖先が分かれたのは約700万年前とされています。 その700万年の間に、人類は実に20種類以上も登場してきました。ある種は絶滅し、ある種は他の人類とまざり合い……そして最後に生き残ったのが「新人=ホモ・サピエンス」という一種類の人類、つまり、今ここにいる私たちです。では、その人類はいったいどこで生まれて、どのようにして世界中に広がっていったのか? この長い長い“人類の大冒険”は、これまでずっとナゾに包まれていました。でも今、DNA解析などの最新科学によって、ついにそのナゾが少しずつ明らかになってきたのです! この本では、700万年かけて地球中を旅してきた人類の物語を、マンガと図解でわかりやすく紹介していきます。さあ、あなたが日本で暮らすまでの「人類の壮大な旅」に、一緒に出かけましょう。 いったいヒトはどこで生まれて、どんな道のりをたどって、日本にたどりついたのか? なぜ私たちだけが生き残り、「人間」として今を生きているのか? マンガでわかる! 700万年の冒険、時間旅行へ――。あなたの中にある「人類の記憶」と出会う旅が、今、はじまります。 -
人物比較でわかる日本史
歴史の本当の面白さと日本史理解の秘訣は、時代を超えて繋がる人物たちの意外な接点にあった! 後醍醐天皇×織田信長、空海×津田梅子、太田道灌×真田幸村――誰もが知る有名人から、ナンバー2や裏方を担った人物まで、様々な事績やエピソードとともに、現代社会にも通じる思想や教訓を紹介。学び直しにも最適! 2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」時代考証者による、新しい日本史講義。 第 1 章 新時代の幕を開けた人物から学ぶ 1 国盗りの極意は『孫子』にあり 【北条早雲・斎藤道三】 2 革命児の発想が歴史をくつがえす【後醍醐天皇・織田信長】 3 古代 2 つのクーデターの謎 【継体天皇・天智天皇】 4 2 人の明暗を分けたものは何か 【西郷隆盛・大久保利通】 第 2 章 たった 1 人で時代を変えた人物から学ぶ 1 語り継がれる英雄伝説の虚と実 【坂上田村麻呂・源義経】 2 外圧を防いだ小国日本のプライド 【聖徳太子・北条時宗】 3 経済力を握った者が勝つ 【藤原秀衡・平清盛】 4 カリスマ性と人心掌握による統治 【武田信玄・上杉謙信】 第 3 章 組織力で時代を変えた人物から学ぶ 1 民衆のエネルギーを軍制に取り込む 【楠木正成・高杉晋作】 2 新時代のシステムづくり 【足利尊氏・豊臣秀吉】 3 議会制民主主義への胎動 【板垣退助・尾崎行雄】 4 教団の団結力の強さ 【ザビエル・本願寺顕如】 ほか、全12章96人 -
大人の教養 面白いほどわかる日本史
累計400万人の受験生が学んだ大学受験日本史の参考書が、大人の学び直し用に生まれ変わりました! 卑弥呼、徳川家康、応仁の乱、明治維新、武家諸法度、御成敗式目………どんな人物・出来事・制度だったか、思い出せますか? 本書は、 有名人物や出来事、制度の名前など、ぼんやり覚えている日本史の知識が繋がる! “年代”と“流れ”が頭に残りやすく全体像をつかみやすい! 図解資料で仕組みや構造が視覚的に理解できる! という、大人が日本史をサクッと学びたい時に使える教養書です。 効率良く学べるように内容を厳選しましたが、ベースが大学受験参考書なので、基本事項はしっかり押さえられます! ※本電子書籍には、紙書籍に付属している赤色チェックシートは含まれておりません。 -
後期日中戦争シリーズ【3冊 合本版】
『後期日中戦争』日本人は、日中戦争を未だ知らない。1937年の盧溝橋事件、南京事件や38年の重慶爆撃までは有名だ。しかし、41年12月の太平洋戦争開戦後、中国戦線で日本軍がどのような作戦を展開していたのかは、対米戦の陰に隠れ、意外な程に知られていない。主要作戦に従軍し続けた名古屋第三師団の軌跡から、泥沼の戦いとなった中国戦線の実像を描く! 新たな日中戦争史。中国戦線は太平洋戦争に引きずり込まれていた。『後期日中戦争 華北戦線』三光作戦に改めて光を当てる。1945年8月15日の敗戦以後も日中戦争は続いていたーー。前書の華中戦線に続き、日本軍と国共両軍の三つ巴の戦場となった華北戦線の実態を明らかにし、完全敗北へと至る軌跡と要因、そして残留日本兵の姿までを描く。結局、日本軍は華北民衆を味方にできなかった。『傀儡政権』1931年の満洲事変以後、日本が中国大陸へ進出する過程で中国人(または満洲人・蒙古人)を首班とする現地政権がいくつも生まれた。それは、親日傀儡政権(中国語では偽政権)と呼ばれた。汪兆銘、殷汝耕、王克敏、梁鴻志。戦後、「漢奸」とされた傀儡政権の指導者たち。彼らの行動は、和平という名の降伏に過ぎなかったのか!?卑劣なる売国奴か? 火中の栗を拾った「愛国者」か? いったい、彼らは何をしたのかを明らかにする。満洲国以外にもあった、闇に葬り去られた政権が最新研究で甦る!※本電子書籍は、2019年12月に刊行された『傀儡政権 日中戦争、対日協力政権史』、21年4月に刊行された『後期日中戦争 太平洋戦争下の中国戦線』、24年3月に刊行された『後期日中戦争 華北戦線 太平洋戦争下の中国戦線2』の3冊を収録した合本形式での配信となります。 -
改訂版 大学入学共通テスト 物理の点数が面白いほどとれる本 0からはじめて100までねらえる
この本は,小社より2020年に刊行された『大学入学共通テスト 物理の点数が面白いほどとれる本』に、近年の出題傾向に準じた加筆・修正を施したうえ、最新の大学入学共通テストに対応させた改訂版です。 公式の丸暗記から脱却! 丁寧な解説で共通テスト物理の自己最高点へ! 共通テスト「物理」は、公式の丸暗記や単なる作業的な計算に頼るだけでは高得点を狙えません。 初見の問題であっても「物理のルール」を見抜き、自力で正解を導く力こそが、平均点突破から高得点へ駆け上がる確実な道です。 そこで本書は、まるで先生の講義を受けているような丁寧な語り口で、問題文の着眼点や図の読み解き方など、その「見抜くコツ」をイチから解説。「なぜそうなるのか?」――その疑問にトコトン答えます。 さらに、厳選した「チェック問題」で、身につけた知識を本番で通用する武器へと鍛え上げます。 もちろん、受験生が最も苦手とする新傾向の「実験考察」や「グラフ問題」の攻略法も万全。 どんな状況にも動じず、本番で自信を持って解き切る実力をこの1冊で掴み取りましょう。 -
ザックリわかる世界史
世界のグローバル化が進み、またさまざまな地域の複雑な動きが加速化している現在、世界の大きな流れの中で自らの歩むべき道を見定めるためにも、世界史を学び素養を身につける必要性が高まっている。しかし、「諸地域の多種多様な歴史的諸事件の暗記をしなければならない」と考えられている世界史は、受験生にも敬遠されていないだろうか。本書は、現役の予備校講師が、生徒に対して世界史への興味を呼び起こすために考え、そして実際に使っている授業への導入や中途で話す「脱線ネタ」である。「世界で食べられているパンの起源は、おこげ?」「『アラビアン・ナイト』からさぐる胡麻の世界史」「ザクロが導くブッダとムハンマドの教え」「坂本龍馬梅毒説の真偽」など、どこから読んでも面白く、しかも知らず知らず体系的な知識が身につく脱線ネタが満載。歴史とは年号暗記である、というドグマを跳ね飛ばす、「世界史」が大好きになる本! -
先住民から見た世界史 コロンブスの「新大陸発見」
コロンブスが15世紀に持ち帰った中南米原産のトウモロコシや、その後に伝わったジャガイモは、ヨーロッパの人口増加に大きく貢献した。他方、アメリカ大陸へ持ち込まれた疫病は、先住民の急激な人口減少を引き起こす。世界の食卓を豊かにした作物の伝播は、のちに「コロンブスの交換」と呼ばれるが、先住民にとっては略奪や侵略に他ならなかった。南米アンデスをフィールドに農学と人類学を研究する著者が描く、もう一つの世界史。 (本書は、『コロンブスの不平等交換 作物・奴隷・疫病の世界史』(角川選書、2017年刊)を、再構成・加筆・改題のうえ、文庫化したものです。) -
鎌倉殿と執権北条130年史
鎌倉幕府を打ち立てた源頼朝が没すると、政治の実権を握ったのは北条一族だった。有力御家人を次々に排除し、揺るぎない権力を築き上げていく。義時の執権就任による地位の確立から、朝廷と兵刃を交えた承久の乱、泰時の御成敗式目制定と評定衆による合議制、時宗によるモンゴルとの交戦を経ながら、なぜ130年にわたって勢力を維持できたのか。敗れた御家人や朝廷の思惑にも注目しながら、執権北条氏の新たな像を提示する。 【目次】 プロローグ 第一章 梶原氏と比企氏 一 鎌倉殿頼朝死後の政局 二 梶原景時の失脚 三 比企氏の盛衰 第二章 北条時政と畠山重忠 一 時政と執権 二 元久二年の政変と牧方 第三章 北条義時と和田義盛 一 義時と「執権」制 二 和田合戦 第四章 北条義時と後鳥羽上皇 一 後鳥羽上皇と将軍実朝 二 承久合戦 第五章 北条泰時の政治 一 執権泰時の誕生 二 合議制の光と陰 第六章 北条時頼と三浦一族 一 寛元の政変 二 宝治の合戦 三 北条時頼の政治 第七章 北条時宗と安達泰盛 一 時宗政権とモンゴルの襲来 二 安達氏と鎌倉幕府 第八章 北条貞時と安達氏 一 貞時の政治 二 執権から得宗へ 第九章 北条高時と足利氏・新田氏 一 北条高時と後醍醐天皇 二 足利氏と鎌倉幕府 三 足利高氏と鎌倉幕政 四 新田氏と鎌倉幕府 補論 幕府と官僚 一 大江氏 二 三善氏 三 二階堂氏 エピローグ あとがき 主な参考文献 -
傀儡政権 日中戦争、対日協力政権史
汪兆銘、殷汝耕、王克敏、梁鴻志。 戦後、「漢奸」とされた者たち。彼らの行動は、和平という名の降伏に過ぎなかったのか!? 卑劣なる売国奴か? 火中の栗を拾った「愛国者」か? いったい、彼らは何をしたのかを明らかにする。 満洲国以外にもあった、闇に葬り去られた政権が最新研究で甦る! 1931年の満洲事変以後、日本が中国大陸へ進出する過程で中国人(または満洲人・蒙古人)を首班とする現地政権がいくつも生まれた。 それは、まるで操り人形のように日本側の意のままに動いたため、親日傀儡政権(中国語では偽政権)と呼ばれた。 日本が中国占領地を統治するのに必要不可欠だったその存在を抜きに、日中戦争を語ることはできないが、満洲国以外は光があたっていない。 最新研究に基づく、知られざる傀儡政権史! 「研究を始めると、中国側はやはり漢奸や傀儡政権は悪であるという前提で論じられているため、客観的分析に欠けていることがわかりました。これは戦争で被害を受けた立場であり、かつ現在の政治状況では、そのように論じてもやむを得ない事情があります。 一方、日本側は、実証面では中国側に勝っていますが、特定の漢奸や傀儡政権に関心が集中し、全容をとらえるような研究が不足していました。欧米の研究は、二〇〇〇年代以降になって盛んになってきましたが、日中の研究の蓄積にはまだ及びません。(中略) 本書をとおして、漢奸たちの本心はどこにあったのか、彼らはなぜ傀儡政権を建てて日本に協力したのか、傀儡政権では何が行われていたのか、日本軍は漢奸と傀儡政権をどう操っていたのかという点を明らかにしていきます。」 ※本書は2013年7月に社会評論社より刊行された『ニセチャイナ』を再編集し、最新研究を踏まえて加筆修正をしたものです。 -
世界一面白い 古代エジプトの謎【ピラミッド/太陽の船篇】
古代エジプトに魅せられ、これまで第一線で発掘を続け、その業績が世界的にも高く評価されている吉村作治教授。古代エジプト5千年の興亡をたどりつつ、「なぜミイラをつくったのか?」「ピラミッドは墓なのか?」「大スフィンクスはいつつくられたのか?」など、古代に信仰された神々やピラミッド、スフィンクス、ミイラなどにまつわる数々の謎についてを、吉村教授が講義風に語っていく。特に、吉村教授がライフワークとして現在も取り組んでいる、「太陽の船」に関する講義は必読。クフ王の船こと「太陽の船」は、「何のための船だったのか?」、また「復原することの意義」などについても言及している。 -
偉人の年収 How much?
NHK Eテレで放送中の「偉人の年収 How much? お金を切り口に半生をたどると偉人の生き方が見えてくる」。 織田信長、野口英世、樋口一葉……古今東西の偉人たちは教科書や歴史書のなかでその偉業や地位で語られることは多いが、今に生きる我々にとってはとても遠い存在のように思える。 「年収」という数字に置き換えることでその仕事や暮らしぶりは、リアルに身近に見えてくるようだ。 困窮を極めていたり、お金に無頓着だったり、地位とともに年収爆上がりだったり…。 読んで偉人の人生を追体験し、その年収を知ることで現代に生きる我々の社会や経済とも脈々とつながっていることに気づく、歴史とお金と人生を知る1冊です。 【目次】 ■戦国時代を生きた偉人 織田信長 豊臣秀吉 徳川家康 ■好きに一直線!オタクな偉人 平賀源内 牧野富太郎 ■晩年に活躍した偉人 伊能忠敬 三井高利 ■日本の紙幣にまつわる偉人 樋口一葉 野口英世 津田梅子 葛飾北斎 -
「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨
ヒトラーの忠実なる“軍人”か、誠実なる“反逆者”か。 第二次世界大戦を動かした男の虚像と実像を暴く。 これまでの俗説を打破する決定版!! ドイツ国防軍で最も有名な将軍で、第二次世界大戦の際は連合国からナポレオン以来の名将とまで言われた男、ロンメル。 最後はヒトラー暗殺の陰謀に加担したとされ、非業の死を遂げるが、北アフリカ戦線の活躍から名づけられた「砂漠の狐」の名称は広く知られている。 ところが、日本ではとうの昔に否定された40年近く前の説が生きている程、ロンメル研究は遅れていた。 ロンメルは、ヒトラー暗殺計画に気づいていたのか!? 知っていたとしたら、それを支持していたのか!? 最新学説を盛り込んだ一級の評伝! 「日本では【略】、軍事はアカデミズムにおいて扱われない。 一方、「本職」の自衛隊や旧軍人のあいだでも、戦前、みっちりとドイツ語教育を受けた世代が退くにつれ、 第二次世界大戦の欧州方面の歴史に関する研究が紹介されることもなくなってきたのである。 【略】もちろん、ミリタリー本などでは、多々ロンメルが取り上げられてはいたものの、 それらのほとんどは、1980年代の段階にとどまっており、なかには、 アーヴィングの『狐の足跡』の歪曲を無批判に踏襲するばかりか、誇張して広めるものさえあったのだ。」(「あとがき」より) -
地図をつくった男たち 明治測量物語
地図づくりに心血を注ぐ男たちがいた。深山に分け入り、森を渉猟し、1か月を超える野営を繰り返しながら、土地を測る。戦時には大陸へと渡り、仲間を失いながらも測量を続けた。明治維新前夜から、国土地理院の前身である参謀本部陸地測量部の時代まで、彼らによって近代日本の基盤が築き上げられてきた。元地理院技官の著者が、その足跡を丹念にたどる。知られざる日本の地図製作と、名もなき技術者たちの奮闘の記録。 文庫化にあたり、全体に修正を加え、また第19章を追加した。 【目次】 はじめに 第1部 維新前夜から維新直後の地図作り 第1章 明治維新前夜の地図測量技術 第2章 陸軍省最初の測量技術者福田治軒 第3章 沼津兵学校から巣立つ地図測量技術者 第4章 傑出したテクノクラート小野友五郎 第5章 開拓使測量を担った測量技術者たち 第6章 もうひとつの日本全図――勧農局地質課に集った技術者たち 第7章 外国人の湯治行きを阻止した測量師 第8章 明治期の地図作りへと向かう地図方 第9章 測量標石の始め 第10章 使われなかった日本で最初の水準点 第2部 陸地測量部の地図作り 第11章 「美しさ」から「正確さ」へ――犠牲となった「かきたてるもの」 第12章 未踏の高山を目指した明治期測量隊 第13章 測量登山黎明期――登山家ウェストンのころ 第14章 劔岳登頂は柴崎芳太郎に何を与えたか 第15章 戦場に送られる即席測図手たち 第16章 報告書に見る技術者たちの日常 第17章 文豪と地図 第18章 測量標石に残された思い 第19章 友の血で描かれた地図が、赤い焔と化して消えていく 第20章 職人技のドイツ式地図から合理性追求のアメリカ式地図へ おわりに 参考文献 -
殉死の構造
江戸時代に社会現象となった殉死は、主君が自然死した場合に家臣や家族など関りがあった者が後を追って自害することを指すが、殉死した多くは主君と近い距離にあった上級武士ではなく、下級武士だったことがわかっている。いったいなぜ下級武士は距離の遠い主のために殉死したのか。殉死は主君の死を悲しみ、死後もお供をするという「忠誠心」によるものと思われがちであるが、そうではない。殉死の本質は、戦争が非日常となった17世紀、戦いに命を懸けることもなくなり、武士、特に体制から疎外された「かぶき者」たちの自己主張のひとつの形であったのだ。さまざまな殉死の実例から、殉死の新解釈に迫った名著復刊。 ※本書は、1994年に弘文堂より刊行され、2008年に講談社学術文庫で刊行された『殉死の構造』を復刊したものです。底本には講談社学術文庫版第一刷を使用しました。復刊にあたり、著作権継承者の御了解を得て、改題の他、難読漢字に読み仮名を付すなどの表記上の整理を行いました。 -
武田信玄謎解き散歩
戦国最強との呼び声も高い信玄は果たしてどんな人だったのだろう? 信玄の人となりから親族、家臣団、そして当時のライバルたちからみた信玄の姿まで……。武田信玄フリークにぜひお勧めしたい一冊です。 ※本作品は紙書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。 【目次】 第1章 武田信玄編 武田信玄の誕生の地はどこ? 信玄の画像はどれが実像? ルイス・フロイスの記録にみる、当時の日本人の信玄評とは? 信玄に負け戦はあったのか? ほか 第2章 武田一族編 「武田」という姓はどこで起こったのか? なぜ甲府の地が武田氏の本拠に選ばれたのか? 甲斐源氏諸氏と武田氏が威勢を誇るに至った理由とは? 武田氏はなぜ八幡神を氏神にしているのか? ほか 第3章 武田二十四将・家臣編 武田二十四将は本当に実在したのか? 武田家臣の偏諱にはなぜ「信」「昌」「虎」が多い? 武田の家臣には他国者が多いって本当? 山本勘助と山本菅助は同一人物なのか? ほか 第4章 ゆかりの神社・仏閣、史跡、祭り編 信玄堤はそのあたりに造られた堤防の総称だった!? 軍用道路の「棒道」は本当にあったのか? 今なお武田ゆかりの史跡に翻る風林火山の旗はなぜ作られた? 恵林寺が焼き討ちされたのは比叡山と同じ理由だった!? ほか 第5章 上杉、今川、北条から見た武田家 信玄は謙信をどう評価していたのか? 川中島の戦いはなぜ終わったのか? 上杉景勝はどうして勝頼を味方につけることができた? 武田滅亡の際、上杉家はどのような動きをとったのか? ほか -
江戸の高利貸
江戸時代の金融の流れを紹介しながら、武士社会になくてはならなかった高利貸の成立と繁栄、金を借りた武士の困窮と借金の棒引きの歴史を丁寧に解説。「粋」や「通」の文化を生んだ金貸し商人の実態とは。 【目 次】 ニッポン高利貸資本論 現代の高利貸 江戸の高利貸 札差の登場 蔵米取と札差 蔵宿師VS対談方 十八大通 幕府の札差援助 御蔵前馬鹿物語 堕落する旗本・御家人 棄捐令 借金帳消しの画策 棄捐令発布 文化・文政の繁栄と天保改革 札差株の下落 化政期の札差文化 天保の札差改革 維新、そして滅亡 蔵米取の消滅と札差業 江戸札差一覧 『江戸の高利貸』を語る 文庫版あとがき