黒田基樹の作品一覧
「黒田基樹」の「「おんな家長」芳春院殿」「駿甲相三国同盟 今川、武田、北条、覇権の攻防」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「黒田基樹」の「「おんな家長」芳春院殿」「駿甲相三国同盟 今川、武田、北条、覇権の攻防」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
これはめちゃくちゃ面白い。三国同盟が東国戦国史に大きな影響を与える存在であり、そもそも3か国の同盟がない上にそれぞれに縁組しているという特異さもあることはなんとなく認識していたが、改めて明確にしてもらった。三国同盟に軸を置いた歴史の著述という今までにない試み。
まず駿甲相という順に違和感があったが、冒頭で朝廷や幕府の捉えていた家格順ということで納得したしここからすでに目から鱗。
そして丁寧に一次史料を用いて、不明な部分や推測部分も明示しているのが学術的な誠実さを感じる。ふりがなも初出の単語ほとんどに施されているし、書状などは原文と現代語訳を併記しているのもありがたい。
信玄が織田家との関係を構
Posted by ブクログ
大河ドラマを見て、築山事件の史実が気になり手に取った。
「築山殿は、武田勝頼の妻になることで、息子・信康の命も守ろうとしたのではないか」にしっくりきた。
あと、本当は二人を殺めるつもりはなかったのではなかった(一生幽閉させるつもりだったが、それを苦に思った築山殿が自死)などの見解もなるほど、と思った。
それ以外の興味深かったところ
・家康はつらい人質生活を送っていたわけではなかった。割と優遇されていた
・最初は織田と対等だった。だが後に織田家の方が格上になっていく(武田信玄も、家康のことは信長に聞いていた)
・「徳川」という名字しか知らなかったが
「藤原」「源氏」「豊臣」「羽柴」など