真田信之 真田家を継いだ男の半生

真田信之 真田家を継いだ男の半生

1,496円 (税込)

7pt

3.8

真田信繁の兄。老いてもなお「信濃の獅子」といわれ、当時としては異例の93歳という長命。戦国時代を生で知る人物として幕府内でも一目置かれた真田信之の知られざる生涯をダイナミックに描く、歴史評伝の決定版。

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真田信之 真田家を継いだ男の半生 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年07月16日

    近世真田家を築いた生涯のうち、主に関ヶ原から大坂の陣を経て本拠を上田に移すまでの半生を追う内容。政治的な事跡と並行し、領国統治に苦心する姿や、政権や身内との交流なども詳しく紹介されていて、社会の転換期に対応する為の苦労が偲ばれる。

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    Posted by ブクログ 2016年06月24日

    真田藩祖となった信之の関ヶ原以降、大坂の陣までの事績を発給文書をもとに紹介。
    関ヶ原後に父の所領をスムーズに継承したり、遠慮して改めたという信幸の名前を一時期復活させたりと、幕府とは上手くいっていた印象を受けた。病気で江戸から動けない信之と国許で政治にがんばる某家老のやりとりが面白い。

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    Posted by ブクログ 2016年04月16日

    真田信之の存在は、大坂の陣で華々しい活躍をした弟・信繁の存在の影に隠れがちであった。信繁の驚異的な奮闘は真田一族の名声を高めたが、それは江戸時代に真田家の正統が存在していたからこそであった。戦いから平和への時代転換のなかで、信之はいかにして真田家の存続を図ったのか。政治的な動向と領国支配の実態を明ら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月14日

     真田信之の単独での評伝はおそらく本書が史上初であろう。父の昌幸と弟の信繁の名声に比して「地味」な扱いをされがちだが、近世大名としての治績でははるかに優れていたことがわかる。中近世移行期、幕藩体制初期の農政・民政の実状(たとえば生産力確保のために身売り百姓の債務を肩代わりすることさえあった)、「兵農...続きを読む

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