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Posted by ブクログ
著者は早稲田大学で学んだ日本中世史を専門とする駿河台大学教授。2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の時代考証を担当するため、情報整理と解明を目的として本書を執筆した。
膨大な量の先行研究や同時代史料を俯瞰して執筆している事がよく分かる。そのため、『誰?』と思える人物名が頻出した。新しく知る人物もたくさんいた。特に、“秀吉の血縁者”の配偶者やその親族まで出て来ると、複雑さは増大した。また、本人の通称が確定できない場合は法号(戒名)で記述している。なかなかハードルが高い。
そして、読み終わったその後に感じることは『やっぱりわかんないことだらけなんだなぁ』という当たり前の感想である。
現代の様な戸籍制度もなく、秀吉のような身分の出身者を明確に追跡出来るはずもない。だからこその面白さが加味される余地があるわけで、ドラマではその辺は割り切って進めていただきたいものである。
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