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日本はなぜ日露戦争に勝てたのか
大久保利通が、暗殺される当日の朝に語った日本の将来とはどんな姿か。山県有朋が、西郷隆盛を殺そうとしたのはなぜか。日本がはじめて不平等条約から脱却するキッカケをつくったのは? 日露戦争勃発当時、中立を宣言していたアメリカを親日世論に動かした金子堅太郎は、セオドア・ルーズベルト大統領にトイレを案内させたが、その事情とは? 明治日本がなぜ日露戦争に勝ったのか、ということを、戦争の場面ではなく、そこに至る道の途中を覗いてみることで、現代日本の生きる道、現代日本が抱えている問題を解決する手段を見出せる。少なくとも、歴史は現代を生きる者にとって、生き方のヒントを与えてくれる。 -
にゃんこ大戦争でまなぶ!星空と宇宙のヒミツ
シリーズ累計30万部突破! 『にゃんこ大戦争でまなぶ!』シリーズから 『星空と宇宙のヒミツ』が満を持して登場! この1冊で、にゃんこたちと一緒に神秘的な星空と宇宙のナゾを攻略しよう! 【特長1】 クスっと笑えるにゃんこたちの「会話」! ネコ&オタネコが、四季の星座から太陽系の惑星、はるかかなたの銀河まで大冒険。 シュールで楽しい会話を読んでいるうちに、星の並びや月の満ち欠け、宇宙のしくみがみるみるわかる! 【特長2】 楽しい「クイズ」たっぷり! ふりかえりクイズや、章ごとのまとめクイズも充実! 「基本」から「激ムズ」まで、クイズを出し合って「完全勝利」を目指せば、キミも立派な宇宙博士! 【特長3】 宇宙のプロフェッショナル・渡部潤一先生監修による、本格的な内容! 「月の満ち欠けってどうなってるの?」「日食・月食って?」 「地球以外に生命体はいるの?」「宇宙飛行士になるには?」など、コラムも充実! 【ほかにも魅力満載】 ★208ページ・全てフルカラーで写真も図解も大充実 ★すべての漢字にふりがなつき・巻末には便利な用語さくいんつき 小学校の理科で始まる「月や星」単元の予習・復習に! 中学理科で本格的に学ぶ太陽系の予習に! 夏休みの自由研究や中学受験の準備や、大人の教養にもおすすめできる1冊! さあ、にゃんこたちと一緒に、星空と宇宙のナゾに挑もう! -
忍者の末裔 江戸城に勤めた伊賀者たち
天下泰平の時代。忍者の末裔は、江戸城大奥で出納係になっていた!? 新発見資料「松下家文書」には、江戸城大奥に勤める伊賀者の日常が細かに記されていた! 忍者の一家の末裔は、天下泰平の時代をどう生きたのか。江戸の下級武士の生活を細やかに記す、一級資料をとくと見よ! 【目次】 はじめに 松下家系図 第一章 伊賀者とは何か (一)幕臣としての伊賀者 (二)武士の禄制度──足高上昇を目指した松下家── (三)伊賀者の由緒 (四)松下家文書とは (五)松下家の歴代 第二章 松下家、草創の時代 (一)家康に仕えた初代松下孫右衛門 (二)大奥御広敷番、二代目松下金左衛門 (三)別家を興した三代目松下十郎右衛門 第三章 谷の中の伊賀者たち (一)伊賀者の禄と生活 (二)鮫河橋谷町伊賀者屋敷の景観 (三)伊賀者拝領屋敷に住む町人たち (四)拝借金とその返済 第四章 最初の養子、松下伊太夫 (一)松下伊太夫、養子に入る (二)松下伊太夫の伊賀者勤務 (三)四代目松下伊太夫の子 第五章 伊賀者から大奥の事務官へ (一)五代目松下菊蔵、家督相続 (二)若年当主、菊蔵の日々 (三)西之丸山里番 (四)西之丸大奥の事務官―西之丸大奥御広敷御用部屋書役― (五)異動と昇進――本丸大奥御広敷御用部屋書役以降―― (六)五代目松下菊蔵の子――十次郎の生と死―― 第六章 伊賀者からの離脱 (一)松下家の家格上昇 (二)九代目金五郎と東禅寺事件 (三)明治時代の松下家 おわりに 参考文献 -
脳科学的に正しい英語学習法
英語が上達しないのは「脳のしくみ」を知らなかったせい!? 英語嫌いを克服しアメリカでMRI研究者となった著者が教える、5つの英語スキルを効率的に向上させる、最短ルートの学習法。 【目次】 Chapter1 脳科学者が教える 大人のための学習法 Chapter2 脳科学的に正しい 英語学習の始め方 Chapter3 脳科学的に正しい 【英単語学習法】 Chapter4 脳科学的に正しい 【リスニング学習法】 Chapter5 脳科学的に正しい 【スピーキング学習法】 Chapter6 脳科学的に正しい 【リーディング学習法】 Chapter7 脳科学的に正しい 【ライティング学習法】 Chapter8 脳科学的に正しい 【英文法学習法】 Chapter9 脳科学的に正しい 【英語脳をつくる習慣】 -
脳が若くなる漢字ドリル
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最近、漢字が書けなくなっていませんか? 昔教わったはずなのに、思い出せない。本書で取り上げる漢字パズルは、中学受験でもよく出題されるもの。知識だけでなく発想力も高めて大人も子どもも能力を高めましょう。 ※本作品は紙書籍をそのまま再現しておりますが、直接文字を書き込むことはできません。また紙書籍再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。あらかじめご了承ください。 -
敗者の古代史 「反逆者」から読みなおす
歴史書は勝者が書いたものだ。朝廷に「反逆者」とされた者たちの史跡を辿り、地域の埋もれた歴史を掘り起こすと、見えてきたのは地元で親しまれる姿だった。古代史ブームをけん引した第一人者が晩年に遺した傑作。 【目次】 はじめに 一 饒速日命と長髄彦 二 タケハニヤス王とミマキイリ彦の戦争(前篇) 三 タケハニヤス王とミマキイリ彦の戦争(後篇) 四 狭穂姫と狭穂彦 五 熊襲の八十梟帥と日本武 六 剱御子としての忍熊王 七 莵道稚郎子と大山守 八 飛騨の両面宿儺 九 墨江中王と曽婆訶理 十 大日下王と押木珠縵 十一 市辺忍歯別王と皇子たち 十二 筑紫君石井 十三 物部守屋大連 十四 崇峻天皇と蜂子皇子 十五 山背大兄王と一族の死 十六 蘇我氏四代 稲目、馬子、蝦夷、入鹿 十七 有間皇子と塩屋連このしろ 十八 大津皇子と高市皇子の運命 壬申の乱 十九 大友皇子の死とその墓 結 まとめにかえて -
はじめての古寺歩き
古寺を歩くことは、日本を知ること――歴史に通じた著者ならではの視点で、鑑賞の3大ポイント「仏像・建築・庭園」を基礎から解説。実践篇、上級篇では東寺・善水寺・三徳山三仏寺ほかの古刹や四国遍路を巡り、その縁起や見どころはもちろん、「ここは大事!」という実体験に基づいた拝観のマナーや身支度、心得などを丁寧に紹介する。初心者が本当に知りたい、基本の「き」からよくわかる! 楽しく深い古寺歩きの入門ガイド。 ※本書は、平成十七年四月、小社刊の新書『古寺歩きのツボ──仏像・建築・庭園を味わう』(角川oneテーマ21)を改題のうえ文庫化したものが底本です。文庫化にあたり「上級篇」を加筆しました。 基礎篇――これだけは知っておきたい 一 仏像の基礎知識 二 仏像の美術史的アプローチ 三 建築 四 庭園 実践篇 入門コース――さあ、でかけよう 一 京都の古寺――金閣寺 二 京都の古寺――千本釈迦堂 三 京都の古寺――永観堂 四 奈良の古寺 五 琵琶湖周辺の古寺 六 九州などの古寺 実践篇 中級コース――もう少し足を延ばして 一 東寺 二 善水寺 三 三徳山三仏寺 上級篇――四国遍路へ行ってみよう 一 知っておきたい基礎知識 二 巡礼の方法と心得 訪れておきたい古寺一覧 -
バカはなおせる 脳を鍛える習慣、悪くする習慣
脳トレで有名な川島隆太先生の師である、脳機能の日本最高権威がついに語る!!! 世の中の脳の情報、脳の本のほとんどは信用できない! 『バカの壁』の養老孟司氏、TVなどで話題のゲーム脳/ネット脳、脳トレの川島隆太氏、『進化しすぎた脳』等の著者である池谷裕二氏など多彩な話題について、脳の働きの分野の最高権威がついにその真相を語る! そして真に脳の働きが良くなる毎日の過ごし方とは? 人生の各年代において脳を最高に発達させる習慣とは? 思考、スポーツ、芸術の力を高め、健康・長生きになる最新ノウハウを、日本のトップを走る脳科学者がやさしく語る、まさに目からウロコの決定版! 人生を変える驚きの最新テクニック満載!! 仕事、勉強ができないのは、このせいだったのか!!【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】 -
幕末は「論争」でわかる
開国から明治維新に至る激動期。日本を牽引する人々はどんな議論を戦わせていたか。尊王vs攘夷、将軍継嗣問題、各藩の主張など、混乱の時代を理解する鍵となるポイントを漫画で解説。幕末にもっと魅了される1冊! -
幕末武家の回想録
大名から御家人まで、江戸時代の元武士たちが明治維新後に語った回顧談。江戸時代の生活・習俗・規則などの話題から、薩英戦争や大政奉還のような大事件まで、当事者として居合わせた人々だからこそできる貴重な話を、江戸学の祖・三田村鳶魚の著作に携わった柴田宵曲が編む。親本は青蛙房から刊行された『幕末の武家』。文庫化にあたり新たな注釈を加えた。江戸時代を知るための必読の書。 解説・高尾善希 【内容(一部)】 ・江戸城の開門・閉門のしきたり ・米公使を言い負かした弁舌の立つ老中 ・苛烈を極めた旧幕臣の静岡への移住 ・薩英戦争真っ只中のイギリス軍艦に乗り合わせた日本人 ・軍艦開陽丸を受け取りに行く途中インドネシアで難破した話 【目次】 解題 柴田宵曲 大名の日常生活 浅野長勲 大奥秘記 村山鎮 時の御太鼓 桂園 高家の話 大沢基輔 御船手の話 向井秋村 御朱印道中・御目付 桂園 御徒士物語 鈍我羅漢 勤番者 内藤鳴雪 お伽役の話 伊藤景直 廻り方の話 今泉雄作 雲助 宮崎三昧 幕末の話 梶金八、飯島半十郎、江原素六、柴太一郎、立花種恭、竹斎、六十匁道人、相陽道人、松本蘭疇、流行歌 明治元年 塚原渋柿 外国使臣の謁見 江連堯則 明治以前の支那貿易 山口挙直 幕末外交瑣談 田辺太一 目撃した薩英戦争 清水卯三郎 日蘭交渉の一片 長岡護美 徳川民部公子の渡仏 呉陽散士 和蘭留学の話 あられのや主人 幕府軍艦開陽丸の終始 沢太郎左衛門 -
幕末明治 無名博徒言行録
(「はじめに」より) 以上、博徒(侠客)に関するいくつかの論説をみてきた。これら先学の視点に基づいて、管見ながら本書で取り上げた無名博徒たちの言動を記述してきて私自身、博徒に対するイメージは若干変わった。 だからといって博徒の存在を正当化するものではないが、江戸時代=幕末の時代精神が明治前期までは確実に博徒にまで伝わっていたことが、当時の博徒たちの言動によって証明できるのではないかと考えたのである。正史ではまず登場する機会のない、意外な博徒たちを集録してみた。 【目次】 手紙 改心 博奕打、団結す 言いがかり 大宮の親分 ならず者部隊と戦場の戦場の華 戦死者収容 ほか -
芭蕉「おくのほそ道」の旅
厳しい関所や悪路に苦しめられつつ、観光地や温泉では一息ついた芭蕉の旅。旅費、交通手段などその旅の真実を、旅人の日記をはじめ豊富な資料を元に解き明かす。おくのほそ道をたどる旅に役立つカラー地図65点付き。 -
秀吉と家臣団の城
山の上に土で造られた戦国の城は、信長・秀吉によって、石垣、瓦、礎石建物(天守)を備える城へと大きく変わった。秀吉は平地にも石垣を築き、堀や惣構を設ける。巨大な土木構造物は政権のシンボルとなり、近世城郭の祖型となった。織豊期城郭研究の第一線に立つ著者が、秀吉一門の居城や、対徳川を想定した拠点の城、合戦で築かれた陣城などを、遺構・遺物から分析し、築城から政策、そして戦術までをも明らかにする。 【目次】 第一章 秀吉の居城 山崎城/大坂城/聚楽第と御土居/淀城/指月伏見城と木幡伏見城/京都新城/肥前名護屋城 第二章 一門の城 秀次と八幡山城/秀次と清須城/秀勝と亀山城/秀勝と大垣城/秀長と大和郡山城/金箔瓦と桐紋瓦を用いた城 第三章 家臣団の城 大名側からの豊臣城郭化/宇喜多秀家と岡山城/毛利輝元と広島城/浦戸城 第四章 天正一三年体制の城 堀尾吉晴と佐和山城/山内一豊と長浜城/中村一氏と水口岡山城/浅野長政と大津城/多賀秀種と宇陀松山城/本多利久と高取城 第五章 天正一八年体制の城 田中吉政と岡崎城/池田照政と吉田城/堀尾吉晴と浜松城・宗光と二俣城/山内一豊と掛川城/中村一氏と駿府城・一栄と三枚橋城 第六章 蒲生氏の会津における本支城体制 蒲生氏郷と会津若松城/蒲生領の支城網/蒲生氏郷と九戸城 第七章 合戦と陣城 賤ヶ岳合戦と陣城/小牧長久手合戦と陣城/小田原城攻めと石垣山一夜城/杉山城は織豊系城郭か/韮山城攻め/朝鮮出兵と倭城構築1 壱岐勝本城と対馬清水山城/朝鮮出兵と倭城構築2 慶尚南道と全羅南道に築かれた倭城 終章 秀吉の居城と陣城の意味するもの -
【PDFダウンロード特典付き】小学3年生から始める!こども語彙力1200 考える力が育ち、頭がグングンよくなる
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『声に出して読みたい日本語』『三色ボールペン』に続く、齋藤孝先生の“真に必要な日本語力を確実に定着させる”ための語彙力アップのトレーニングブック。 ※本作品は紙書籍をそのまま再現しておりますが、直接文字を書き込むことはできません。電子書籍内の説明に沿って手順を進めることで、ウェブサイトから本編「問題編」ページのPDFファイルをダウンロードできます。お使いのパソコンにPDFビューアをインストールの上、プリンターなどで印刷してお楽しみください。 -
不屈の人 黒田官兵衛
「裏切られることはあっても、裏切ることはない」。策士、野心家、冷血漢と後世みられることの多かった黒田官兵衛の生涯は、実は上のひと言に尽きる。若くして小大名の君主に仕えて裏切られ、秀吉の天下統一を支えて裏切られ、関ヶ原の戦いで陰働きをするも、家康から疎まれた清廉すぎる知性。戦国に咲いた「誠の花」の生涯。 -
「不屈の両殿」島津義久・義弘 関ヶ原後も生き抜いた才智と武勇
九州統一戦の見事な勝利の数々、明軍相手の大勝利、関ヶ原の戦いでの敵中突破、西軍唯一の本領安堵――。「戦国最強」として世に名高い島津氏。しかし、通俗のイメージと学界のイメージが、これほど乖離している大名はいない。実は歴史学者の間では、満足に家臣を統率することもできない、「弱い」大名として理解されてきた。 家の存続という目的は同じながら、異なる道を選び、譲らぬ兄と弟。言うことの聞かぬ家臣、内政干渉する豊臣政権、関ヶ原での敗北を乗り越えながら、いかにして薩摩藩を築き上げたのか。戦国島津氏研究の第一人者による、圧巻の評伝! 【目次】 第一部 戦国期の義久・義弘兄弟―ふたりが目指したもの― 第一章 島津氏の源流と戦国大名島津氏 第二章 義久・義弘兄弟の三州統一戦 第三章 戦国島津氏権力のイメージと実態 第四章 義久・義弘兄弟にとっての九州統一戦 第二部 豊臣政権との関係―義久・義弘兄弟の反目― 第一章 降伏直後の島津領国―混乱と領国経営破綻― 第二章 義弘の「豊臣大名」化と島津久保の家督継承内定 第三章 義久・義弘兄弟の対立表面化と「唐入り」準備 第四章 「日本一之遅陣」と島津歳久成敗 第五章 島津忠恒の世嗣承認と文禄の「太閤検地」 第六章 慶長の役と秀吉の死、朝鮮からの撤退 第三部 庄内の乱と関ヶ原の戦い―晩年の義久・義弘兄弟― 第一章 忠恒の家督継承と伊集院忠棟誅殺 第二章 庄内の乱 第三章 関ヶ原の戦い―義弘が寡兵だったのはなぜか?― 第四章 関ヶ原の戦後処理―徳川家康との和平交渉― 第五章 琉球侵攻とふたりの晩年 おわりに―島津義久・義弘の人物像― -
藤原公任 天下無双の歌人
百人一首の「滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ」の歌で著名な藤原公任。栄光の家系に生を受け、有職故実に造詣が深く、音曲・漢詩・和歌などの風流文事に優れた才能を発揮した。社交の花形として活躍したが、政治家としては巨星・藤原道長をめぐる惑星の存在にとどまった。政界の頂点を断念し、宮廷のカリスマとして文化面の指導的地位に立った生涯を、研究の第一人者が描く人物評伝。解説:谷知子 第一章 三舟の才人、天下無双の歌人 第二章 栄光の家系 第三章 得意と失望とのはざま 第四章 権力者をめぐる惑星 第五章 栄華の余光 第六章 憂愁の晩年 -
風土記謎解き散歩
古代史は、一般的に史料が少ないといわれています。その少ない史料に記されているのは、国家の歴史・権力者の歴史が多くを占めているといっても過言ではありません。けれども、都に生活した人々の何倍もの人々が、全国各地に生活をしていたはずです。そのことを語ってくれるのが「風土記」なのです。「風土記」には、「古事記」や「日本書紀」にはない「風土記」ならではの世界や現代にも充分通じる発想が盛り込まれていて、一度読めばその興味は尽きません。本書によって、「風土記」が明らかにする古代史の世界を味わい、古代史をより一層身近に感じていただければ幸いです。 -
噴火と寒冷化の災害史 「火山の冬」がやってくる
第一章 富士山は噴火するのか 1.火山噴火の集中期 災異改元でリセット 富士山噴火をめぐる「予知」 2.地球は火山でつくられた 古代文明を育んだ火山 地球の構造は半熟タマゴ プレートの移動が引き起こす噴火 第二章 「火山の冬」と気候変動 1.「火山の冬」の原因は 氷床コアが語る過去の気候 寒冷化のメカニズム 実験場になった火山 2.535年の歴史ミステリー ナゾの超弩級噴火 共和制ローマの最後 日本の異変と仏教伝来 中国に降った黄色い砂塵 3.迫りくる大飢饉 中世気候異常期 17~19世紀の噴火のあたり年 島民の2割が犠牲になったラキ山 寒波が招いたフランス革命 山麓を壊滅させた浅間山 天明の大飢饉 第三章 九州南部の縄文文化を崩壊させたカルデラ 1.巨大カルデラの島 カルデラが重なる九州 鬼海カルデラの巨大噴火 追われた先進縄文人 壊滅した縄文文化 2.文明を崩壊させた火山噴火 出エジプト記 ミノア噴火 中国の王朝の衰退 アトランティス伝説 3.タイムカプセルのヴェスヴィオ山 にぎやかな国際都市 ポンペイ最後の日 生々しい犠牲者の姿 第四章 悪夢の時限爆弾―破局噴火 1.破局噴火とは 爆発指数で測れない被害 過去の破局噴火 今後起きるかもしれない破局噴火 2.20世紀の火山災害と未来の危険 米国史上最大の噴火 報道陣を巻き込んだ雲仙普賢岳 先住民を追い詰めたピナトゥボ噴火 カナリア諸島のラパルマ島 海底噴火と軽石騒動 ニオス湖――静かな噴火 3.生態系は噴火からどう回復したか 救われたジャワサイ セントヘンレンズ噴火の教訓 海鳥の楽園「西之島」 4.「予知」か「予言」か 御嶽山噴火をめぐる訴訟 成功した噴火予知 レジリエンス社会の構築 -
武器としての書く技術
一般ビジネスマンやお店の店員、学生や主婦であっても、自分のブランドを上げ、お金に変えられる手段がある。 それは「書く」ということだ。 自分の知識やノウハウ、経験を書いてアウトプットすることで、世間から注目される。 ブログなどネットの環境は揃った。あとは動くだけだ。 今の時代は「ネットでモノを売れる」人が生き残る時代でもある。 本書では月間30万PVを誇るブログを運営する「プロブロガー」イケダ氏が「稼ぐための書く技術」を惜しげもなく披露。 何を書けばいいか、どう書けばいいか、書き続けるにはどうすればいいか、それを広めるにはどうすればいいか。 人を動かす書く技術は、これからを生き抜くための必須能力なのだ。 -
武士の掟
為政者たちが巨大な公共施設をつくりたがるのは、いつの時代も同じこと。中世において、権威の象徴は「道」であった。「道」の平和を守るため、武士たちはあらゆる掟を連発し、「道」を有効活用するために、住民たちはしたたかに対処した。 【目次】 第一章 “武士の都市”鎌倉の掟 鎌倉幕府の法 しつこく出された道の掟 犯罪の取り締まり 庶民の娯楽はどこまで許されるか 武士は武士、坊さんは坊さんらしく 第二章 御家人・戦国大名の掟 豊後大友氏と『新御成敗状』 下野宇都宮氏と『式条』 下総結城氏と『新法度』 第三章 道路掃除の掟 道路へのこだわり 道路掃除はだれがするのか 聖なる空間 巨大な道路は権力の象徴 -
武士の人事
長谷川平蔵は「人物は宜しからず」――。天明七年、八代将軍吉宗の孫・松平定信が老中首座に任じられた。賄賂の田沼時代からの脱却を目指した寛政の権力者・定信が集めさせた、江戸役人たちの発言や噂話。出世欲、保身、家庭の悩み――当時の役人の生態が赤裸々に書き留められた希有な記録『よしの冊子』を読む。 [もくじ] 第一章 政権交代─松平定信と田沼意次 第二章 老中たちの評判 第三章 幕閣大名の生態 第四章 町奉行の勤務ぶり 第五章 勘定奉行と勘定所役人 第六章 江戸の機動隊、火付盗賊改 終 章 松平定信の退場 付表・諸役職就任者 [紹介している人物] 吉宗の血をひく貴公子──松平定信 地に落ちた権力者──田沼意次 賄賂で老中になった名門大名──阿部正倫 温厚、何の害もこれ無く──松平康福 心得違いを反省──水野忠友 真っ先に登用された若手の俊秀──松平信明 側用人から老中格へ──本多忠籌 次代を担う若年寄──堀田正敦 刀を忘れて自ら謹慎──京極高久 将来を嘱望された寺社奉行──脇坂安董 出世を厭う坊ちゃん育ちの大名──井上正国 失言で左遷──曲淵景漸 町方から馬鹿にされた町奉行──柳生久通 天国から地獄へ──初鹿野信興 萎縮した金太郎侍──池田長惠 御三卿・清水家を改革──柘植正寔 型破りの豪傑──根岸鎮衛 御城が家より好き──柳生久通 人々が感服する能吏──久世広民 上をだます勘定吟味役──佐久間茂之 母のために昇進を厭う──堀帯刀 江戸町人に大人気──長谷川平蔵 定信との関係を自慢する自信家──松平左金吾 平蔵の毒気に当てられる──太田資同 -
武士マニュアル
恋愛を強く戒めた剣豪の教えから人間関係のさばき方、「就職」時の心得、切腹の介錯人を命じられた際の対応まで……。戦国時代から幕末にかけて武士のあいだで伝えられた数々の「武士心得」を、近世史料の第一人者が縦横に読み解いた。独立心、克己心、誠を尽くすなど、多くの教えが現代人の心にも1本の筋を通してくれるはずだ。 -
武将に学ぶ第二の人生
定年退職後の長きにわたる「第二の人生」をどう充実させるか。その答えは、意外にも戦国武将にあった。激動の乱世を生きた戦国武将たちは、隠居の時期を自ら判断し、それぞれの第二の人生を過ごした。歴史学者・小和田哲男が有名無名の武将を取り上げながら、彼らの生き方や死生観、美意識を通して、老後を生き抜く方法を伝える一冊。 -
文章術 ―「伝わる書き方」の練習
事実を客観的に報告する技法の練習、わかりにくい文章を作り替えて説得力を増す練習、読み手が理解しやすいようにパラグラフを儲ける練習、小見出しの付け方や発想の生み出し方などを通し実践的文章力を身につける。 -
平安時代の男の日記
天皇・貴族、武家や僧侶、庶民にいたるまで、日本にはさまざまな日記が残されている。平安貴族、なかでも男性の日記に光を当て、豊かな日記の世界に迫る。 女の日記 『蜻蛉日記』と藤原道綱母 『和泉式部日記』と和泉式部 『枕草子』と清少納言 『紫式部日記』と紫式部 『更級日記』と菅原孝標女 男の古記録─平安時代中期 『宇多天皇御記』と宇多天皇 『醍醐天皇御記』と醍醐天皇 『村上天皇御記』と村上天皇 『貞信公記』と藤原忠平 『清慎公記』と藤原実頼 『九暦』と藤原師輔 男の古記録─平安時代後期 『権記』と藤原行成 『御堂関白記』と藤原道長 『小右記』と藤原実資 『左経記』と源経頼 『春記』と藤原資房 -
兵隊三日 捕虜三年
一九四五年(昭和二十)八月十三日。ソ連軍の満州侵攻が激しさを増すなか、少年軍属として飛行場設営に従事していた十七歳の畑半二にも、臨時招集令が下った。厳しい規律の軍隊社会のなかで、右も左もわからないまま三日で終戦。そのままシベリア行きの貨車に載せられ、終わりの見えない抑留の日々を送ることになる。極寒の地で少年を待ち受けていたものは、飢え、精神の崩壊、日本人同士の醜い争い。極限状態におかれた人間の本質を通して、少年は次第に戦争とはなにか、人間とはなにかを考えるようになる。シベリア抑留の壮絶な実態と少年の成長を描くノンフィクション。 -
ペリー提督日本遠征記【上下 合本版】
幕末期の「黒船来航」として知られる東インド艦隊の日本遠征。神秘の国・日本の開国という使命を受けたペリーは、喜望峰を巡り、中国各地や琉球を経て久里浜に上陸。列強の圧力をかいくぐり条約締結へと至らせたペリーの外交手腕とはいかなるものだったのか。驚くほど周到な計画の全貌、当時の知られざる国々の姿、幕末日本の外交政策や驚きの風俗文化--ペリー帰国後の翌年に刊行され、世界を驚嘆させた、第一級の日本論。ハイネやブラウンによる原書図版を多数収録した初の完訳版! 解説・加藤祐三 ※本電子書籍は『ペリー提督日本遠征記 上』『ペリー提督日本遠征記 下』を1冊にまとめた合本版です。 -
北海道の地名謎解き散歩
北海道の地名は全国各地の地名と比べて、きわめてユニークです。それはアイヌ語の地名そのままであったり、アイヌ語地名に漢字をあてる「音訳」や、アイヌ語の意味を日本語に変える「意訳」地名が多いことによります。一度ではすんなり読めない難読地名も多く、漢字のイメージとは異なった風景が眼前に広がっている場所も少なくないようです。しかし、「なぜこんな地名になったのか」を解明してゆくと、地形や景観の特徴などが巧みに織り込まれていることがあらためて実感され、アイヌの人々の発想の豊かさや、自然と調和した生活の知恵を知ることができます。地図を手に訪ね歩けば、“北の大地”の魅力を満喫できること請け合いです! -
本当に悲惨な朝鮮史 「高麗史節要」を読み解く
人気本『本当に残酷な中国史』に続く著者第2弾新書! 日本人、それと同時に韓国、北朝鮮の人たちに、現在の南北朝鮮両国の直系の先祖である高麗の本当の姿を知ってもらいたい――これが本書の出発点だ。 現在の日韓、日朝関係をこじらせている原因は何も韓国と北朝鮮だけにあるのではなく、朝鮮の人々の価値観や倫理観を正しく理解していない日本にもある。ここで書くのは高麗の歴史でもないし、高麗史や高麗史節要の解説書でもない。ましてや嫌韓本や侮韓本などではさらさらない。高麗の人々の生き様、人間模様を描くことである。我々日本人に必要なのは、高麗の人々の言動を通して、その行動の裏にある価値観や倫理観をしっかりつかむことだ。そうすることによって始めて現代の韓国・北朝鮮の状況を正しく解釈することが可能になるのだ。 -
暴言で読む日本史
「書を日没する処の天子に」(聖徳太子)、「この一門にあらざるは人非人たるべし」(平家)、「貧乏人は麦を食え」(池田勇人)……。ヤマトタケルからマッカーサーまで、世を騒がせた暴言、失言の数々をユーモアたっぷりに検証する清水版・新日本史。 -
ポピュリスト・ナポレオン 「見えざる独裁者」の統治戦略
【「軍人=独裁者」像を破る】 「軍事独裁」の象徴として語られ、現在も権威主義者に影響を与え続けるナポレオン・ボナパルト。彼が侵略戦争で得た人気と、クーデタで手にした地位を支えたのは、革命に倦んだ民衆の「本音」を掬い取る〈選挙〉と〈調整〉の戦略だった! パリから遠く離れたコルシカの議員一族に生まれ、地元の選挙戦と占領地統治で磨いた政治力を駆使し、男は革命期のエリートの思惑を超えて、「共和国の皇帝」へとのぼりつめる……。第24回大佛次郎論壇賞を受賞した気鋭のフランス史家が「見えざる独裁」のメカニズムを描く。 ◆ブリュメール18日、ナポレオンの議会突入命令は一度無視されていた ◆大臣のポストに軍人は半数以下 ◆革命が激化するほど低下した投票率はナポレオン時代に10ポイント以上回復した ◆県知事の評価項目は能力より住民からの評判 【目次】 はじめに――ナポレオンは「独裁者」だったのか? 第一章 政治家ナポレオンの誕生 第二章 ポスト革命期の選挙戦略 第三章 「調整型」の政治戦略 第四章 国民の期待を体現する――ナポレオンのプロパガンダ戦略 終章 「軍人=独裁者」像の裏側 おわりに――ナポレオンは「ポピュリスト」か? 主要参考文献一覧 関連年表 -
まち歩きが楽しくなる 水路上観察入門
コンクリートで蓋をされ、アスファルトで埋められて、道路へと変えられた川や水路たち。かつての水面が地面になったもの、それが「水路上」である。 道路の亀裂でわかる川の跡、ガードレールになった橋の欄干、水車の形を模した遊具――全国各地の水路上を歩いた2人のマニアによる、偏愛に満ちた入門書! 【目次】 第1部 “水路上”観察入門 ~路であって路ではない~ 第1章 街角の違和感にはわけがある 1 細長い公園の秘密を探る 2 せめぎあいが生んだ芸術的配列 3 珍しい遊具に秘められた記憶 第2章 “水路上”のもつ特徴 1 見ることのできる裏側 2 境界をつくるもの 3 複雑怪奇なその歴史 第3章 水の記憶のしたたかさ 1 唐突にある謎の池 2 失われた幻の弁財天 コラム1 “水路上”から“水”路上へ コラム2 路上が“水”路上に変わるとき 第2部 “水”路上観察入門 ~かつての水路を愉しむ~ 第1章 “水”路上とは何か 1 路上のフラジリティ 2 “水”路上のいま 3 水辺、草萌える場所 4 よどみへのまなざし 第2章 水面からの視線 1 水面から見上げるもの 2 蓋on蓋~“水”路上にかかるもうひとつの蓋~ 3 川岸としての擁壁を味わう 第3章 水の名残りとしての橋 1 かつての水路に残る「暗橋(あんきょう)」 2 「野良」暗橋はロックだ! 3 はみだす暗橋たち -
街歩き 西郷どん! (角川ebook nf)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 西郷隆盛が若き日を過ごした鹿児島の城下町、遠島生活で過ごした自然豊かな奄美大島、維新の嵐に揺れる京都・江戸など、街歩きを通して大河ドラマ主人公・西郷隆盛の生涯を追う、林真理子監修による街歩きガイド。 ※本書は2017年11月10日に配信を開始した単行本「街歩き 西郷どん!」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください) -
松平家の謎
戦国時代、三河国松平郷の豪族であった松平氏は、西三河に勢力を張るが、隣国の織田信長と今川義元との勢力争いに巻き込まれて没落してゆく。その後、松平一族は三河を統一した徳川家康の譜代として家臣団の中核をなし、のちに幕府の要職を占めてゆく。江戸幕府を樹立した家康は、「徳川」姓を将軍家と尾張・紀伊・水戸家の御三家にしか認めなかった一方、伊達・前田・浅野・毛利・島津家など縁戚関係にある有力大名に「松平」の称号を与えた。結束を武器に戦国時代を戦い家康を大大名の地位に押し上げ、江戸時代を通じて幕藩体制をささえた松平一族の「本質」を探る!