瀧音能之の作品一覧
「瀧音能之」の「出雲大社の謎」「いまさら聞けない「日本書紀」と天皇126代」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「瀧音能之」の「出雲大社の謎」「いまさら聞けない「日本書紀」と天皇126代」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「鬼滅の刃」を絡めた日本書紀や紋様や時代を知るためのの入門書的な本でした。相変わらず本編は未読ですが、サラッとした歴史の本や関連本が出てくるのは嬉しいです。
それにしても後追いで歴史との考証をする関連する書籍が出てくるのは、それだけ原作も歴史を深く反映させたものなんだろうなぁと思います。
挿絵として関連する浮世絵などが多数掲載されていて、それも楽しめます。白黒で大きくはないので、興味あれば検索するレベルですが。
あとがきで鬼を生む現代社会の闇が描かれています。本当にその通りだと納得してしまいます。意見を言うために声をあげるのはいいですが、他者を傷つけるのはよくないですね。
Posted by ブクログ
蛇に関する本を読んで風土記を読みたくなったけど、いきなり大元にいくのはなかなかハードル高そう…と思ったのでまず新書から。
風土記とは、奈良時代、国ごとに編纂開始されたと思われている地理書である。地名の由来や特産物、土地の状態、伝承などが記されている。
本書は風土記に出てくる神々、古代人の生活や信仰など、現存する風土記を横断して分析している。
伝承とか生活のパートがなかなか面白い。今じゃ当たり前になっている浦島太郎の話とか、当時から現代まで続く温泉地…1000年以上も受け継がれているのすごくない?荒ぶる自然を神とみなして共存(もしくは打倒)していく姿も面白い。
ほぼ完全な姿で残っている五国だけ
Posted by ブクログ
これだけのボリュームで1000円。正直、大丈夫?と思い奥付や引用・参考文献リストを見たけど大丈夫そうでした。リーズナブルなのはペーパーバックだからかも。
謎に満ちた、そしてワクワクがたくさんの出雲お話がいっぱい詰まっています。記紀神話と「出雲国風土記」その他の資料、伝承や考古学的発見などを照らし合わせながら、古代の出雲地方でなにが起きていたのか、神話に描かれた越や筑紫との関係、スサノオは、オオクニヌシは何者なのか、などを丁寧に探っていく良書でした。
広く深い世界なので全てを網羅するのはもちろん無理ですが、出雲の入門書としては非常によいかと。
個人的に信頼感を持てたのは、現状目にすることので