【感想・ネタバレ】風土記から見る日本列島の古代史のレビュー

あらすじ

奈良時代に編纂の命が出た「風土記」。各地の特産物や伝承などが記録されており、今でいうガイドブックに近い書物だ。「風土記」を通して古代日本へタイムトリップ!

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Posted by ブクログ

蛇に関する本を読んで風土記を読みたくなったけど、いきなり大元にいくのはなかなかハードル高そう…と思ったのでまず新書から。
風土記とは、奈良時代、国ごとに編纂開始されたと思われている地理書である。地名の由来や特産物、土地の状態、伝承などが記されている。
本書は風土記に出てくる神々、古代人の生活や信仰など、現存する風土記を横断して分析している。

伝承とか生活のパートがなかなか面白い。今じゃ当たり前になっている浦島太郎の話とか、当時から現代まで続く温泉地…1000年以上も受け継がれているのすごくない?荒ぶる自然を神とみなして共存(もしくは打倒)していく姿も面白い。
ほぼ完全な姿で残っている五国だけピックアップかな…と思ったが逸文で残っている国の紹介もあり、古代ロマンを感じる。
本書を読んでみて、風土記をもっとちゃんと読んでみたい!と思った。参考文献ついてたら最高だったな。

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2025年02月24日

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