瀧音能之のレビュー一覧

  • 「鬼滅の暗号」解読の書
    「鬼滅の刃」を絡めた日本書紀や紋様や時代を知るためのの入門書的な本でした。相変わらず本編は未読ですが、サラッとした歴史の本や関連本が出てくるのは嬉しいです。
    それにしても後追いで歴史との考証をする関連する書籍が出てくるのは、それだけ原作も歴史を深く反映させたものなんだろうなぁと思います。

    挿絵とし...続きを読む
  • 聖徳太子に秘められた古寺・伝説の謎 正史に隠れた実像と信仰を探る
    著者もちゃんとした人ぽく、250ページほどに伝説の初期から現代の扱いまで、問題や議論になる点、現代の説と著者による解釈がコンパクトにまとまっている。現状把握に。
  • 風土記と古代の神々
    古事記や日本書紀はファンタジー歴史書だったのかもしれない。と思った。

    後半の風土記に現れる地域の神々から当時何が起きていたのかを考察するのも面白いが、造化三神のカミムスヒではなくアマテラスが主神なのはなぜかの考察はなるほど〜と思った!
  • 古代日本の実像をひもとく出雲の謎大全
    これだけのボリュームで1000円。正直、大丈夫?と思い奥付や引用・参考文献リストを見たけど大丈夫そうでした。リーズナブルなのはペーパーバックだからかも。

    謎に満ちた、そしてワクワクがたくさんの出雲お話がいっぱい詰まっています。記紀神話と「出雲国風土記」その他の資料、伝承や考古学的発見などを照らし合...続きを読む
  • 出雲大社の謎
    驚きはなかったが、いろいろな謎を提示して考えるきっかけをくれる入門書。天津神系の出雲国造家がなぜ、出雲大社の宮司を務めるのか?なぜ出雲大社より熊野大社の社格が高いのか?出雲と紀伊の類似。記紀と出雲国風土記の違い。大国主のキャラクターやスサノオの扱い、タケミカヅチと経津主神の違い、タケミナカタはいたの...続きを読む
  • 出雲大社の謎
    地元に出雲大社の分院があり、以前から出雲大社についてもっと深く知りたいと思っていたので読んでよかった。しかし、難しい。それだけ、歴史があるという事か。事前にもっと、勉強をしておくべきだったと反省。だが、出雲大社についての長年の謎が解けた事により、とてつもなくスッキリ。出雲大社は縁結びで有名だが、病気...続きを読む
  • 出雲大社の謎
    「出雲国風土紀」と「記・紀」を比較しながら、出雲大社の起源を説き明かす。丁寧な論証がされているが、いくつかの説の提示レベルに留まり歯切れは余りよくない。
  • 風土記謎解き散歩
    風土記って、結局、一体なに?とおもって、読み始めたら、
    そういう疑問に答えてくれる感じではじまったので、
    とても読みやすかったです!

    浦島太郎とか因幡の白兎とか、
    聞いたことのある話に関連した内容もあるので、読みやすいです。

    コラムの集まりのような本なので、
    さくっと読めます。