高橋慎一朗の作品一覧 「高橋慎一朗」の「幻想の都 鎌倉~都市としての歴史をたどる~」「武士の掟」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 幻想の都 鎌倉~都市としての歴史をたどる~ 4.3 学術・語学 / 教育 1巻902円 (税込) 「武家の古都・鎌倉」が世界遺産として認められないのはなぜか――。われわれが認識している古都鎌倉は、鎌倉時代そのままの「古都」ではなく、古都の魅力に惹かれた人々が、時代ごとに付け加えてきた由緒や魅力、いいかえれば「幻想」の集大成と言えるからである。日本人の記憶と想像によってつくられた都市鎌倉の実像と魅力を、源氏以前の時代から現在までの通史をたどることで浮かび上がらせる。 試し読み フォロー 武士の掟 - 学術・語学 / 教育 1巻1,760円 (税込) 為政者たちが巨大な公共施設をつくりたがるのは、いつの時代も同じこと。中世において、権威の象徴は「道」であった。「道」の平和を守るため、武士たちはあらゆる掟を連発し、「道」を有効活用するために、住民たちはしたたかに対処した。 【目次】 第一章 “武士の都市”鎌倉の掟 鎌倉幕府の法 しつこく出された道の掟 犯罪の取り締まり 庶民の娯楽はどこまで許されるか 武士は武士、坊さんは坊さんらしく 第二章 御家人・戦国大名の掟 豊後大友氏と『新御成敗状』 下野宇都宮氏と『式条』 下総結城氏と『新法度』 第三章 道路掃除の掟 道路へのこだわり 道路掃除はだれがするのか 聖なる空間 巨大な道路は権力の象徴 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 高橋慎一朗の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 幻想の都 鎌倉~都市としての歴史をたどる~ 学術・語学 / 教育 4.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 幻想の都というインパクトのあるワーディング。この都というのは鎌倉時代の都市・鎌倉ということ。江戸時代以降から名所旧跡の多い観光地としてのイメージが再生産されてきたというところがおもしろい。 縄文から現代まで、都市としての姿に焦点をあてて鎌倉の歴史を解説しているところが興味深い。 0 2022年08月03日 幻想の都 鎌倉~都市としての歴史をたどる~ 学術・語学 / 教育 4.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 都市鎌倉について古代から現代にいたる歴史を辿る内容。都市として奈良時代を原点に鎌倉時代に発展していく様相や、近世以降の観光地化を経て共同幻想とでも言えるような「古都」のイメージが形作られていく過程が興味深く面白い。 0 2023年05月17日 幻想の都 鎌倉~都市としての歴史をたどる~ 学術・語学 / 教育 4.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ ふわっとした鎌倉追憶的なエッセイなのかと思わすタイトルですが、中身はガチの鎌倉都市形成史でした。奈良時代から都市の形成が始まり、鎌倉時代にも軸が東西から南北に変わったりと変化の大きい都市だったようです。個人的には、低取るに結びつく幻想への流れを江戸時代、明治時代の分量を増やして、もう少し手厚く解説してほしかった気もします。 いや久しぶりに鎌倉に行って、この本の記載を確かめてみたくなりましたね。 0 2022年07月26日 幻想の都 鎌倉~都市としての歴史をたどる~ 学術・語学 / 教育 4.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ <目次> 第1章 源氏以前、源氏以後 第2章 北条の都から戦国の鎌倉へ 第3章 観光名所化する鎌倉 第4章 幻想の古都 <内容> タイトルからは、世界遺産にならない鎌倉の恨み節かと思ったが、至極当たり前の「鎌倉都市史」であった。分量的にも、専門的すぎず、うまく鎌倉がまとまっていると感じた。この本からすると、鎌倉を世界遺産にするのは、難しいと思う。市としてももうちょっと旧鎌倉市内(本でいう「鎌倉中」)を周遊できるような手立てが必要だろう。 0 2022年06月14日