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「異常豊漁は地震の前兆」「庭の南天は災いを避ける」――。わたしたちの身辺でとりざたされる俗信には、災厄の予兆を感知し、日々の不安を除く生活の知と技がこめられている。さりげない日常に息づいた、庶民の想像力と心のくせが凝縮した言い伝えといえるだろう。家屋敷、生活道具、自然災害にまつわる膨大な俗信資料を整理し、悪霊・境界・流言などについて、伝承の背後に広がる民俗世界とその意味をさぐる。
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Posted by ブクログ
“自分の誕生と自分の死は、生命体としての時間の始まり(誕生)と終わり(死)、つまり時間的境界である。また、その時は非社会的存在(霊的存在)から社会的存在へ、社会的存在から非社会的存在への移行の境界でもあり、物体から霊的存在への移行の境界でもある。”『魔除けの民俗学』13頁 わたしも覚えてないけど霊...続きを読む的存在だったしこれから霊的存在になれるんだ!って思ったらなんかずっと生きてた気持ちになってきた。 ---------- 家の章読んで、家の外のことすぐあの世と見做してるんだな〜棟とか屋根とか軒とか縁側とか雨落ちとか、うちとそとの境界がいっぱいあってほんとに家の中が安心できる場所なんだなって思った。 ---------- “子どもの額に鍋墨をつけるのは、通常は悪霊を寄せつけないためだが、クルマゴや病弱で死んだ子につけるのは、再び生まれてくるのを阻止する狙い、つまり、連続する不運や病弱を封じ込めて再発を止めるためといってよい。”(187頁) 悲しい。再び生まれてきてくれよ。 ---------- “三ツ子に杓でなぐられると死ぬ(福井県小浜市)”(212頁) 一番おもしろかった迷信
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