小川剛生の一覧

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2020/12/11更新

ユーザーレビュー

  • 兼好法師 徒然草に記されなかった真実
    『徒然草』の作者・兼好法師の生涯を、同時代史料から多くの情報を抽き出すことで明らかにしていくという内容の本である。
    自分の知識では『徒然草』の作者は「吉田兼好」なのだが、読み始めるや否や(6ページめ!)、自分が知るその出自、経歴が捏造でデタラメであると断ぜられたことに度肝を抜かれた!
    捏造した張本人...続きを読む
  • 兼好法師 徒然草に記されなかった真実
     「〇〇は捏造だった」とか「通説は間違いだらけ」という類の言説は、たいてい学問的な論証の手続きを踏まえていない場合が多く要注意だが、兼好(吉田兼好、卜部兼好)の出自・経歴に関する通説を全否定し、後世の吉田家による捏造を明らかにする本書に関しては、史料批判の方法に瑕疵はなく、研究史を完全に刷新する画期...続きを読む
  • 徒然草をよみなおす
    「徒然草」は昔から好きな随筆なので、ふと目に止まって読んでみた。遁世文学と捉えられることが多い徒然草だが、時代考証に基づくと兼行はそれほど隠居していたわけではなく、大いに俗世で活躍していたのだという。従来は「浮いている」と考えられることの多かった二三八段を再解釈したり、江戸時代以来と思われる八九段の...続きを読む
  • 徒然草をよみなおす
    たまたま書店で見かけた。徒然草全体の解説というより、いくつかのエピソードを取り上げて、全く未知の話を教えてくれる面白本。

    こんな話が面白かった。堀川太政大臣基具は息子が検非違使に着任したとき庁舎の唐櫃が古いので新しいものにしろと命じたら、職員に数百年も使用している価値あるものなので替えられないと言...続きを読む
  • 兼好法師 徒然草に記されなかった真実
    巷間に流布する「吉田兼好」の出自・経歴を没後捏造されたものとし、同時代資料から丹念に情報を抽出することで、その実像へと迫る一冊。再構築されていく人物像も興味深いが、その背景となる当時の世相が面白い。