ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
7pt
戦乱の中世、武士は熱心に和歌を詠み続けた。武家政権の発祥地・関東を中心に、鎌倉将軍宗尊親王、室町将軍足利尊氏、江戸城を築いた太田道潅、今川・武田・北条の戦国大名三強を取り上げ、文学伝統の足跡をたどる。 【目次】 序章 源氏将軍と和歌 第一章 歌人将軍の統治の夢―宗尊親王と鎌倉歌壇 第二章 乱世の和歌と信仰―足利尊氏と南北朝動乱 第三章 武蔵野の城館と歌人―太田道灌と国人領主 第四章 流浪の歌道師範―冷泉為和の見た戦国大名 終章
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
タイトルの問いへの答えは、一門や家臣との結束をはかるため、あるいは他国との交渉の場面で、また神仏との交流をはかる意味でも、自らの支配を確かにするために和歌を使ったのだったということらしい。 事例として研究対象としたのが鎌倉将軍宗尊親王、足利尊氏、太田道灌、今川武田北条の戦国大名といった東国の武士。 ...続きを読む鎌倉時代から歌壇が一つのコミュニティとして機能しており、それが政治的なものになり得ていたんだな。 太田道灌が武将としてだけでなく歌人として優れていたらしいことは知らなかった。 冷泉為和が今川家に世話になり、信虎と義元が和睦してからは駿甲を頻繁に行き来して和歌の指導とともにメッセージ伝達のようなこともしてたらしいことも初めて知った。 そして加藤清正や徳川家康など、戦国が終わりに近づくにつれて和歌を武士のものではないと否定的に見る見方が強まったのはなんだか残念。 実際に残された歌への批評ができるのが凄いな。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
武士はなぜ歌を詠むか 鎌倉将軍から戦国大名まで
新刊情報をお知らせします。
小川剛生
フォロー機能について
「角川選書」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
足利義満 公武に君臨した室町将軍
兼好法師 徒然草に記されなかった真実
正徹物語 現代語訳付き
新版 徒然草 現代語訳付き
徒然草をよみなおす
二条良基研究
「和歌所」の鎌倉時代 勅撰集はいかに編纂され、なぜ続いたか
「小川剛生」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲武士はなぜ歌を詠むか 鎌倉将軍から戦国大名まで ページトップヘ