作品一覧

  • 洛中洛外図・舟木本を読む
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    1巻1,760円 (税込)
    この圧倒的な絵画空間は、いつ誰の注文によって描かれたのか? それを紺暖簾、能舞台の演目、家紋、若公家と上臈、武家行列、二条城での裁判、若松図などの細部から読解。華麗な岩佐又兵衛ワールドを解き明かす!
  • 江戸名所図屏風を読む
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    かぶき者たちと遊郭の賑わい、船遊びや湯屋の遊興・歓楽的な景観、一邸だけ描かれた武家屋敷・向井将監邸と家紋。近世初期風俗画のさまざまな謎から、屏風の注文主と制作時期を割り出す見事な歴史推理を読む。
  • 源頼朝の真像
    4.6
    1巻1,584円 (税込)
    神護寺の伝源頼朝像は足利直義と決した。では、本当の頼朝の顔はどんなものか。それはどこにあるのか。多くの頼朝像の画像分析と文書解読の歴史推理のはてに、ついにたどりついた頼朝像発見のドラマを描く。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 江戸図屏風の謎を解く
    -
    1巻1,584円 (税込)
    「江戸天下祭図屏風」で大きくクローズアップされた紀伊徳川藩邸。この屏風は、いつ、誰が、何のために作ったのか。描かれた建物、人物、服装、風俗などの歴史推理から、その謎をスリリングに解明する。 ※本文中に(*)が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 豊国祭礼図を読む
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    死してすぐに豊国大明神として祀られた豊臣秀吉。その七回忌の臨時祭礼を描いた豊国祭礼図屏風には奇妙な特徴があった。秀吉没後から大坂夏の陣までの「空白」の歴史を、数種の祭礼図と文献史料から読み解く。
  • 源頼朝の真像

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    著名な神護寺伝源頼朝像が頼朝ではないっと、喝破した米倉迪夫と同じ立場をとる著者が、では、本当の頼朝はどんな顔をしていたのか、を彫像、文献資料を駆使して、推理していくもの。実に面白い。

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    2016年07月27日
  • 豊国祭礼図を読む

    Posted by ブクログ

    「豊国祭礼図屏風」とは、慶長九(一六〇四)年八月、秀吉の七回忌に執り行われた豊国神社臨時祭礼の模様を描いた六曲一双の屏風である。現存する作品が二点あり、ひとつは京都の豊国神社所蔵の狩野内膳作、もう一点は名古屋の徳川美術館蔵の岩佐又兵衛作とされるもので、いずれも近世風俗画を代表する作品である。

    著者の黒田日出男は、これまでも数々の絵画の「謎解き」に挑んできた日本中世史、絵画史料論の専門家である。以前、黒田の『謎解き 伴大納言絵巻』を読んで、その面白さに驚いた記憶が鮮明であったので、本作も迷わず手にとった。読後の感想を述べるなら、今回もその謎解きの面白さは抜群で、巻を措く能わずの言葉通り一気に読

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    2014年02月27日
  • 源頼朝の真像

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    頼朝の真の像に迫る書物。
    詠みやすいし、驚きもある。何よりも説得力がある。個人的にはノンフィクションミステリーの傑作だと思います。結果として甲斐善光寺に行ってしまいました。

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    2013年12月06日
  • 源頼朝の真像

    Posted by ブクログ

     本物の頼朝像は案外と冴えない木像ということになるらしいが、歴史の真実とはそんなものなのかもしれない。

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    2013年09月29日
  • 源頼朝の真像

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    ネタバレ

    専門的でありつつ、おもしろく、すらすら読める本です。昔教科書にあった源頼朝は別の人物であるという説が強い中、では頼朝はどんな顔であったかについて肖像彫刻を分析し、デッサンで復元。歴史学者の研究が生々しく感じられます。

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    2011年07月23日

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