井沢元彦の作品一覧
「井沢元彦」の「逆説の日本史」「逆説の日本史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「井沢元彦」の「逆説の日本史」「逆説の日本史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学法学部卒。『猿丸幻視行』、『逆説の日本史』、『源氏物語はなぜ書かれたのか』など多数の作品を手がける。『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞している。
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このシリーズは文庫本とデジタル本の両方で揃えているのですが、最近文庫本を1巻から再読を始め、7巻目が終わりました。この巻は後醍醐天皇から足利義教までを書いています。後醍醐天皇がどういう人で何をやったのかということは、表面的なことを追っていてもつまらないのですが、この本はとても丁寧に説明してくれます。後醍醐天皇が吉野山の山中で無念の思いで死んで、足利尊氏の一族を滅ぼすこと、このことに背くようなら後継ではないという強烈な遺言がどんな影響を与えたのか。尊氏の優しさが南北朝時代を後醍醐の死後53年も続いた原因になり、混乱を終わらせたのは足利義満の非情さであったこと。
太平記についても詳しくその由来
Posted by ブクログ
主に鎌倉時代を扱った巻であるが、この本を読んでやっと鎌倉幕府の成立の背景や鎌倉仏教について分かった気がする。数年前に読んでいたのだが、仏教の話はあまり興味がなかったので読み飛ばしていた。しかし仏教のことがわからないと、日本史がわからないし、日本そのものがわからない。毎回感心するのだが井沢元彦はほんとうに噛んで含めて教えてくれる。
護国のために導入した仏教が、鎌倉時代にさまざまな新しい宗派が登場する背景とその主張について理解しようとしたらたいへんだが、丁寧に説明してくれる。たとえば「浄土」というのは仏の支配する世界の名称のことで、阿弥陀如来の支配する浄土だけを極楽浄土というのだ。そして阿弥陀如
Posted by ブクログ
『逆説の日本史 5 中世動乱編』
井沢元彦
この巻では、鎌倉幕府の成立を中心に、源氏と平家の争いを「源平合戦」ではなく、源氏内部の争い=“源源合戦”として捉えることで、歴史の見方を大きく変えている。
- 源頼朝と北条一族編
北条時政の謀略によって、源氏の中で頼朝が台頭し、幕府成立へと導かれる。
- 源義経と奥州藤原氏編
義経は「戦術の天才」だったけれど、頼朝の「戦略」を理解できず、悲劇的な最期を迎える。
- 執権北条一族の陰謀編
教科書では語られない、北条家による権力掌握の裏側が描かれる。
- 悲劇の将軍たち編
「言霊将軍」実朝の暗殺事件の黒幕に迫る。