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「ヘラクレス」はなぜキリスト教に負けたか。
『逆説の世界史』は、ベスト&ロングセラー『逆説の日本史』の著者による新たなライフワーク。構想15年の本シリーズは、民族・宗教・イデオロギーによる偏見や差別を極力排し、世界史を「地球人の視点」で読み解く文明論です。
待望の第3弾は「多神教文明の興亡」がテーマ。ギリシア神話の神々がキリスト教に撲滅されたように、多神教文明は「強い一神教」に駆逐されるのが世界史の大原則。ところが、日本とインドには、一神教に負けない「強い多神教」がある。その強さの根源にあるものとは!?
古代ギリシアにおけるオリュンポスの神々と神話から、古代インドで「完全なる死」を求めて誕生したヒンドゥー教と仏教まで、著者が聖地を訪れながら、その謎に迫ります。
日本人ほど宗教に疎い民族は世界でも珍しい。自分は「無宗教」だと思い込んでいる多くの日本人が知っておくべき多神教世界のルーツ、さらに欧米・中東の一神教世界との違いがよく分かる必読書です。
『逆説の世界史』の新章「ローマ編」は、2019年9月頃から小学館のウェブサイト「P+D MAGAZINE」(https://pdmagazine.jp/)にて連載予定。(2019年10月発表作品)
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2019年10月30日
第3弾は「多神教文明の興亡」。
多神教文明が「強い一神教」にはかなわない。
これが世界史の大原則ですが、日本とインドには、一神教に負けない「強い多神教」があるといいます。
その理由とは?
仏教の流れから日本文化を巡り、世界史へと論を進めていきます。
縦横無尽に、歴史の中を行ったり来たりし、その本質を...続きを読む
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