プロフィール

  • 作者名:井沢元彦(イザワモトヒコ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1954年02月01日
  • 出身地:日本 / 愛知県
  • 職業:作家

早稲田大学法学部卒。『猿丸幻視行』、『逆説の日本史』、『源氏物語はなぜ書かれたのか』など多数の作品を手がける。『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞している。

作品一覧

  • 逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎
    4.1
    1~27巻814~1,100円 (税込)
    タブーに近かった空白の古代史の謎を大胆な推理で解明。日本史の常識を覆す全日本人必読の新・日本史! 日本人の「わ」の精神のルーツは?宮内庁が天皇陵の学術調査を拒み続けるのはなぜか? タブーに近かった空白の古代史の謎を大胆な推理で解明し、歴史学界の旧弊と教科書教育的な「日本史の常識」を覆す。 目次 ●序論 日本の歴史学の三大欠陥  1.信長と安土 2.アカデミズムと丸山ワクチン 3.「素人」が大それたことをする理由 第1章 古代日本列島人編-日本はどうして「倭」と呼ばれたのか 第2章 大国主命論-「わ」の精神で解く出雲神話の“真実” 第3章 卑弥呼編-女王殺害と紀元二四八年の重大事件 第4章 神功皇后編-邪馬台国東遷説を裏付ける宇佐神宮の拝礼作法 第5章 天皇陵と朝鮮半島編-日本人のルーツと天皇家の起源 年表 ※お使いの端末によっては、図の一部が読みづらい場合がございます。

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  • 逆説の日本史16 江戸名君編/水戸黄門と朱子学の謎
    3.8
    1~27巻814~1,100円 (税込)
    家康の密命と家光の兄弟愛!日本史の常識を覆す全日本人必読の新・日本史! 御三家水戸家に家康が与えた“密命”とは? 徳川家存続のための秘策を思想化した水戸光圀と、その思想が結果的に幕府を崩壊に追いやることになった歴史の皮肉を解き明かす第一章。さらに、将軍の子として生を受けながら他家に養子に出された保科正之と兄家光の“兄弟愛”が幕末会津藩の悲劇の源流にあることに論及した第二章など歴史の深層から著者が掘りだした秘話が満載。リーダー必読の上杉鷹山「伝国の辞」の背景や江戸町人の文化歌舞伎や俳諧のルーツにも迫った歴史ノンフィクション第16弾! 目次 第1章 徳川光圀の生涯編 第2章 保科正之の生涯編 第3章 上杉鷹山の改革編 第4章 池田光政の善政編 第5章 江戸文化の「江戸的」展開編 第6章 江戸文化の「江戸的」凝縮編 年表 ※お使いの端末によっては、図の一部が読みづらい場合がございます。
  • 怨霊の日本史
    5.0
    1巻1,210円 (税込)
    本書と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL 明治天皇は崇徳(すとく)上皇の御霊(みたま)に讃岐から京都の白峯神社に移ってもらい、 そこを親拝した翌日に即位の大礼を挙行した。 昭和天皇は東京五輪を前に、崇徳上皇陵に特使を派遣していた!なぜか? 「怨霊」を知らずして日本は語れない! これが日本史を織りなした大怨霊列伝だ! ・大国主命(おおくにぬしのみこと)は日本初の大怨霊だった!  巨大出雲大社は大国主の怨霊を封じ込めるためにヤマト王権が作ったのだ ・奈良の大仏は聖武天皇による怨霊・長屋王の鎮魂が目的だったが、  効果がなかったので見捨てられた ・左遷され憤死した菅原道真は怨霊になり、醍醐天皇を地獄に落とした。  太宰府天満宮はその怨霊封じで創建された ・大魔縁・崇徳上皇の呪詛「皇を民とし、民を皇となさん」は実現してしまった。 ・『源氏物語』は源(みなもと)氏を怨霊にしないために藤原道長が紫式部に書かせた ・『平家物語』はなぜ語り部が琵琶法師だったのか? ・後鳥羽上皇は「自分が怨霊になる」ことを恐れたが、なってしまった! 「史料絶対主義」の歴史学者は、史料に書かれていないからと 怨霊の日本史への影響を軽視する しかし、はっきり言う 日本史は、為政者が怨霊を恐れた結果でもあるのだ!
  • 新装版 恨の法廷
    -
    1巻1,188円 (税込)
    「日韓衝突」の原点はここにあった! 日本人ビジネスマンの高沢は商売上のトラブルに巻き込まれ、顧客の一人であった韓国人・林に、クルマでソウルの高速道路を走行中に狙撃されてしまう。 次に高沢が目を覚ますと、そこは古代中国の神「天帝」が裁判長として裁きを下す「死後の法廷」だった。立会人として、聖徳太子と韓国の神話上の人物「檀君」も同席している。自分を死に追いやった林の罪をこの法廷で告発しようとする高沢に対し、林は「我が民族を三十六年間支配し圧政の限りを尽くしたお前ら日本人にすべての責任がある」と逆ギレするばかり。さらに韓国人詩人や日本人小説家も加わり、議論はヒートアップしていく。 「日韓に横たわる諸問題は、すべて日帝三十六年(大日本帝国による植民地支配)が原因であり、日本の文化も政治も全部韓国が教えてやったもので日本には文化など無いのだ!」そう非難する韓国側に対し、日本側は親鸞や道元、上杉鷹山などの証人を「参考人」として招致し、その主張をひとつづつ論破していくが……。
  • 新装版 猿丸幻視行
    3.8
    1巻858円 (税込)
    奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき――百人一首にも登場する伝説の歌人、猿丸大夫が詠んだ歌に秘められた謎。そして“いろは歌”に隠された1000年の暗号とは? 友人の不可解な死に遭遇した、後の民俗学の巨人・折口信夫の若き日の推理が、歴史の深い闇をあぶりだす。江戸川乱歩賞受賞の永遠の傑作! 1980年週刊文春ミステリーベスト10第1位。(講談社文庫)
  • 【カラー】コミック版 逆説の日本史 戦国三英傑編
    4.3
    1~6巻1,584~1,980円 (税込)
    人気ベストセラー作品、待望のコミック化! 井沢元彦氏のライフワーク『逆説の日本史』は大ヒットしたロングセラー作品。本企画は、著者扮する「いざわ歴史研究所」所長と女子大生の<逆説>コンビが歴史の分岐点を訪れ、学校では教えてくれない重要ポイントを解説する「大人の学習漫画」。井沢氏が新たに書き下ろした脚本を、気鋭の漫画家・千葉きよかず氏がコミック化しました。 待望の第1弾「戦国三英傑編」は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が長い戦乱で構造崩壊を起こしていた日本を立て直し、天下統一を実現するまでの「戦国史の極意」を読み解きます。 ●[信長]戦国大名の中で唯一天下人を目指していた/比叡山焼き討ちは信教の自由の確立と経済社会の構築のため/天皇や寺社の権威を超越する自己神格化と安土城築城 ●[秀吉]大悪人のイメージを変えた情報操作と人たらし/六本指のコンプレックス/「豊臣」という新姓下賜に秘められた公家の意図/天皇を一地方政権の長に貶める明国占領計画と秀吉帝国 ●[家康]関ヶ原の戦いは天下分け目ではない/天下を確定させた毛利輝元のバカ殿ぶり/家康を謀略の達人に変えた痛恨事ほか 新たな逆説史観が満載、書き下ろし「逆説コラム」も必読! ※フィックス型122MB(校正データ時の数値) 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ※この作品はカラー版です。
  • 合本版 逆説の日本史 古代・中世編
    5.0
    1~5巻1,408~5,478円 (税込)
    大ベストセラー「逆説の日本史シリーズ」を時代別に合本化!! 日本史の常識を覆す全日本人必読の新・日本史!封印された歴史をウラ側から読み解く。 【収録作品】 『逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎』 『逆説の日本史2 古代怨霊編/聖徳太子の称号の謎』 『逆説の日本史3 古代言霊編/平安建都と万葉集の謎』 『逆説の日本史4 中世鳴動編/ケガレ思想と差別の謎』 『逆説の日本史5 中世動乱編/源氏勝利の奇蹟の謎』 『逆説の日本史6 中世神風編/鎌倉仏教と元冦の謎』 『逆説の日本史7 中世王権編/太平記と南北朝の謎』 『逆説の日本史8 中世混沌編/室町文化と一揆の謎』
  • 真・日本の歴史
    4.1
    1巻1,881円 (税込)
    日本とはこんな国だったのか 日本人の行動原理はここにあったのか あなたの知っている日本の歴史がひっくり返る! 目からウロコ  衝撃の面白さ ゼロから学び直す真(シン)・日本史! 教科書も学者も教えてくれない「歴史の流れ」がわかる! 謎が解ける! 「比較」と「宗教」の視点を持てば、日本史ほどユニークで面白い歴史はない。 シリーズ累計580万部突破『逆説の日本史』著者による、30年の歴史研究のエッセンス。 (目次) 第一部  「比較」から日本史を読み解く 第一章  「世界と日本」はこんなにも違う 世界でも珍しい日本の木造文化 世界の常識はレンガ文化 なぜ日本だけが木造建築にこだわったのか 文明開化というまやかし 日本の道路舗装率は世界最下位!? 馬車を使わなかった特別な国・日本 日本史だけ見たのでは日本史はわからない 則天武后は日本のマネをして「女帝」になった! 北条義よしとき時は「日本史」を際立たせる超重要人物 王朝交替がない日本は世界の非常識 朝鮮出兵は秀吉の「錯乱」ではなかった なぜ信長は本拠地を移転できたのか 戦争を簡単にはやめられないという「世界史の常識」 唐入りのとき、実は兵士はイケイケムードだった 第二章  「長期の時間軸」で見ると歴史はわかる 織田信長は日本の歴史教育の被害者である 日本に宗教戦争はなかったという嘘 織田信長「以前」と「以後」で歴史はこんなに違う 北条早雲との比較で信長の女性観がわかる 他の大名と比較して初めて信長の特異性が見える 信長を理解することは日本史を理解すること 日本の女性は「世界最強」だった 競争社会のままでは戦争はなくならない 徳川家康はなぜ「朱子学」という外来宗教を輸入したのか 当時の人間の気持ちになって考える 刀の切れ味は斬ってみないとわからない 「劇薬」でしか、人は変われない 徳川綱吉は「戦国時代」を完全に終わらせた政治家 第二部  「宗教」から日本史を読み解く 第三章 日本人の宗教の原点は「穢れ(ケガレ)」 なぜ「宗教」抜きに歴史は語れないのか 宗教を無視したために矛盾が生じた日本史の「時代区分」 古代日本人は首都を天皇一代ごとに移転していた 日本教のバイブル『古事記』 日本の天皇は穢けがれを祓はらう「禊みそぎ」によって生まれた すべての禍は穢れによって発生する なぜ都を一代ごとに移転しなければならなかったのか 見過ごされている持統天皇の功績 医者と僧侶は日本では「ガイジン」扱いだった 「穢れ忌避信仰」こそ日本教の根源的信仰である 第四章 日本人はなぜ「怨霊」を神として祀るのか 「怨霊」は怨念を内包した死穢から生まれる 日本最初の怨霊「大国主命」 最強の怨霊となった崇徳上皇の悲しい出生 後白河の無慈悲が生んだ崇徳の呪い 崇徳上皇が日本最強の怨霊である歴史的証拠 強い怨霊だからこそ神として祀る 「諡おくりな」による怨霊鎮魂法 怨霊鎮魂の道具としての仏教 『源氏物語』は怨霊鎮魂の産物 『平家物語』の成功がもたらした思わぬ副産物 怨霊信仰が「能」を生み出した 日本人の識字率の高さは怨霊信仰のおかげ 第五章 日本人はなぜ「和」を一番大切にするのか 日本人に「和」を根付かせたのは聖徳太子だった 「話し合い絶対主義」という宗教 一番大切なことは冒頭か結末にある 今も続く話し合い絶対主義 話し合い絶対主義が日本の民主主義を歪めている 話し合い絶対主義のルーツ 第六章  「言霊」に縛られる日本人は不吉なことを口にできない 日本独特の宗教「言霊」 理不尽な言葉狩りによって再発見した言霊信仰 『万葉集』に見る言霊信仰 言霊から見えてくる卑弥呼の正体 言葉と実態は一体化している なぜ日本では「欠陥契約」が結ばれてしまうのか 「言えば(書けば)起こる」と信じる日本人 言霊の世界では起こって欲しくないことは書けない 言霊の世界では合理的な判断をした者が糾弾される 日本には和歌の前の平等がある 第七章  「穢れ」忌避信仰が武士を誕生させた 軍事と警察を忌み嫌うのは日本だけ 平安時代、日本の軍事部門は開店休業状態だった 「前九年の役」「後三年の役」の背景 武士とカウボーイの共通点 武士は日本にしかない宗教的副産物 藤原氏に対抗した院政システム 武士は縄文人の末裔か 武士の地位を上げた役職とは 天皇を超えようと考えた武士たち 信長が失敗し、家康が成功した自己神格化計画 第八章  「朱子学」という外来宗教が日本にもたらした毒 家康が天皇家以上に恐れたものとは 「主君への絶対的な忠義」を説く教え 朱子学が生み出した職業に起因する身分差別 商売は「卑しい者」がやること 「外国人は野蛮」という朱子学の偏見 学者にはわからない「鎖国政策」の意味 朱子学は国をも滅ぼす宗教である 朱子学の呪縛から解放した二人の天才 終章 歴史をいかに読み解くか 「安ん土宗論」にまつわる誤解 なぜ信長は日蓮宗の負けとしたのか 「専門家」に聞くという当たり前のことをなぜしないのか 歴史学者が気づけなかった「長篠の合戦」の真実 「ウィキペディア」を鵜呑みにしてはいけない 仮説を軽んじる頑なな実証主義 歴史を判断する能力
  • 天皇になろうとした将軍 それからの太平記 足利義満のミステリー
    4.7
    1巻517円 (税込)
    足利義満の秘められた野望を明らかにする なぜ戦乱記を「太平」記と記したのだろうか? 後醍醐天皇の「遺言」に秘められたこととは。金閣寺に塗り込められた足利義満の「野心」。金閣「寺」の命名に秘められた義満「暗殺」の真相。義満暗殺の「実行犯」と「大文字焼き」の秘密…。日本史上かつてないほどの戦乱の世、下克上はびこる南北朝の時代とは現代の写し絵ではないか。“目からウロコ”の井沢流、歴史謎解きの冴えが光る。

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  • 明智光秀の密書
    3.5
    1巻565円 (税込)
    信長が本能寺に斃れた翌日、そうとは知らず毛利攻めを続ける秀吉軍は、毛利に密書を携えた明智の使者を捕縛した。難解な暗号で記された密書、やがて解読された凶報。知恵者、黒田官兵衛の秘策をもって、秀吉軍は急遽、明智攻めに取って返した。――史実の“裏”を照射する歴史推理の傑作短編集。

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  • 井沢式「日本史入門」講座(1) 和とケガレの巻
    3.0
    1~5巻495~550円 (税込)
    「私は専門の歴史学者ではありません。であるけれども私は、なまじの学者より日本史のことがよっぽどよくわかっていると自負しています」。教科書に載らない日本史の「ホントのトコロ」を井沢史観でズバリ解説。隔月刊行シリーズ第一段は、日本固有の精神「和」「ケガレ」をテーマに、唯一無二の新解釈で飛鳥時代から江戸時代を再構築する。
  • 井沢元彦の激闘の日本史 北条執権と元寇の危機
    -
    1巻1,672円 (税込)
    日本史上初の本格的な対外戦争「元寇」とその勝利は、日本人の国防観にどんな影響をあたえたのか。一級史料とされてきた『八幡愚童訓』の虚実とともに、世界史的な視点をあわせながら歴史の真実に斬り込む!
  • 英傑の日本史 源平争乱編
    4.3
    1~2巻506円 (税込)
    定説では見えない日本史がわかる大人気の歴史エッセイ!日本史上有数の大変革期を戦った源氏と平氏。その主人公を一人ずつとりあげ、人物と歴史をダイナミックに読み解く。
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編 明智光秀
    4.0
    1巻110円 (税込)
    「二人の主君」の板挟みに苦慮し続け、信長も予期できぬ発作的犯行をした明智光秀――勝者と敗者を分けたものは何か。独自の史観で歴史に斬り込み、織田軍団とその宿敵たちのドラマに迫る! ※本電子書籍は、角川文庫『英傑の日本史 激闘織田軍団編』を分冊したミニッツブック版(全十二分冊)です。
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編 浅井長政
    4.0
    1巻110円 (税込)
    最も信用されたがゆえに、その裏切りが信長を残虐な男へと変えた浅井長政――勝者と敗者を分けたものは何か。独自の史観で歴史に斬り込み、織田軍団とその宿敵たちのドラマに迫る! ※本電子書籍は、角川文庫『英傑の日本史 激闘織田軍団編』を分冊したミニッツブック版(全十二分冊)です。
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編 足利義昭
    4.0
    1巻110円 (税込)
    信長に道具として最大限利用されながらも暗躍し、戦国の世に天寿を全うした最後の将軍・足利義昭――勝者と敗者を分けたものは何か。独自の史観で歴史に斬り込み、織田軍団とその宿敵たちのドラマに迫る! ※本電子書籍は、角川文庫『英傑の日本史 激闘織田軍団編』を分冊したミニッツブック版(全十二分冊)です。
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編 織田信雄
    3.0
    1巻110円 (税込)
    天下人信長の次男に生まれながら「無能」がゆえに戦国を生き延びた織田信雄――勝者と敗者を分けたものは何か。独自の史観で歴史に斬り込み、織田軍団とその宿敵たちのドラマに迫る! ※本電子書籍は、角川文庫『英傑の日本史 激闘織田軍団編』を分冊したミニッツブック版(全十二分冊)です。
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編 織田信忠
    3.0
    1巻110円 (税込)
    光秀からノーマークだったにも関わらず、人生最大の決断を誤って横死した優秀な長男・織田信忠――勝者と敗者を分けたものは何か。独自の史観で歴史に斬り込み、織田軍団とその宿敵たちのドラマに迫る! ※本電子書籍は、角川文庫『英傑の日本史 激闘織田軍団編』を分冊したミニッツブック版(全十二分冊)です。
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編 織田信行・津田信澄・津田信広
    4.0
    1巻110円 (税込)
    母に溺愛され兄に反乱を起こした織田信行、謀反人の父をもつ悲運に殺された津田信澄、裏切り後は忠実な家臣となった信長の兄・津田信広――独自の史観で歴史に斬り込み、織田軍団とその宿敵たちのドラマに迫る! ※本電子書籍は、角川文庫『英傑の日本史 激闘織田軍団編』を分冊したミニッツブック版(全十二分冊)です。
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編 織田秀信・織田秀勝・織田有楽斎
    3.5
    1巻110円 (税込)
    清州会議に利用された織田秀信、秀吉の保険として養子にもらわれた織田秀勝、茶で世渡りをした織田有楽斎――勝者と敗者を分けたものは何か。独自の史観で歴史に斬り込み、織田軍団とその宿敵たちのドラマに迫る! ※本電子書籍は、角川文庫『英傑の日本史 激闘織田軍団編』を分冊したミニッツブック版(全十二分冊)です。
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編 佐久間盛政・丹羽長秀
    4.0
    1巻110円 (税込)
    賤ヶ岳の戦いで汚名を着せられた佐久間盛政、起用すぎて出世が遅れた丹羽長秀――勝者と敗者を分けたものは何か。独自の史観で歴史に斬り込み、織田軍団とその宿敵たちのドラマに迫る! ※本電子書籍は、角川文庫『英傑の日本史 激闘織田軍団編』を分冊したミニッツブック版(全十二分冊)です。
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編 前田利家
    4.0
    1巻110円 (税込)
    加賀百万石の礎を築き、「本能寺の変」で得をした前田利家の実像とは――勝者と敗者を分けたものは何か。独自の史観で歴史に斬り込み、織田軍団とその宿敵たちのドラマに迫る! ※本電子書籍は、角川文庫『英傑の日本史 激闘織田軍団編』を分冊したミニッツブック版(全十二分冊)です。
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編 佐々成政・柴田勝家
    3.0
    1巻110円 (税込)
    徹底して秀吉に逆らい「悪人」となった佐々成政、秀吉の罠にはまり「負け組」となった柴田勝家――勝者と敗者を分けたものは何か。独自の史観で歴史に斬り込み、織田軍団とその宿敵たちのドラマに迫る! ※本電子書籍は、角川文庫『英傑の日本史 激闘織田軍団編』を分冊したミニッツブック版(全十二分冊)です。
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編 滝川一益・河尻秀隆・織田信孝
    4.0
    1巻110円 (税込)
    本能寺の変でナンバー3から陥落した滝川一益、最大の被害を被った忠臣の河尻秀隆、秀吉への恨みを胸に無念腹を切った織田信孝――独自の史観で歴史に斬り込み、織田軍団とその宿敵たちのドラマに迫る! ※本電子書籍は、角川文庫『英傑の日本史 激闘織田軍団編』を分冊したミニッツブック版(全十二分冊)です。
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編 松永久秀
    3.5
    1巻110円 (税込)
    信長に匹敵する「将」の能力をもちながら、最期は日本最初の爆死を遂げるほど毀誉褒貶の多い生涯を送った戦国の梟雄・松永久秀――独自の史観で歴史に斬り込み、織田軍団とその宿敵たちのドラマに迫る! ※本電子書籍は、角川文庫『英傑の日本史 激闘織田軍団編』を分冊したミニッツブック版(全十二分冊)です。
  • 英傑の日本史 西郷隆盛・維新編
    3.7
    1巻880円 (税込)
    下級藩士の家に生まれ、何度も島流しという不遇に遭いながら、なぜ西郷は藩内で重用され続け、維新のリーダーとなり得たのか。 その要因を薩摩国のユニークな風土、鎌倉以来の「名門中の名門」島津家の家風と歴史にまで遡りつつ解明。さらに日本の歴史教育が見落としている「朱子学中毒」という視点から、改革と弾圧とが繰り返された背景と西郷たちの苦闘の真相に迫る。 混沌とした歴史の点が線につながる、新たなる幕末維新史。 第一章 薩摩隼人のルーツ 第二章 名門・島津家の誕生 第三章 戦国大名・島津の台頭 第四章 家康が恐れた東アジア最強軍 第五章 琉球王国征服計画 第六章 亡国の朱子学 第七章「近思録崩れ」と「お由羅騒動」 第八章 島津斉彬と西郷隆盛の日本改革 第九章 奄美流罪と西郷待望論 第十章 大西郷の敬天愛人 第十一章 倒幕と最期の奉公 関連年表
  • 英傑の日本史 新撰組・幕末編 増補決定版
    -
    1巻1,012円 (税込)
    黒船来航、安政の大獄、長州征伐、戊辰戦争――攘夷か開国か、佐幕か倒幕かをめぐる大変革期、数々の困難を前に、歴史に名を刻んだ人物たちはどんな決断を下していったのか。今なお「問題の先送り」を繰り返す島国日本にあって、私たちが学ぶべき教訓はどこにあるのか。徳川将軍や諸大名、幕臣や藩士、志士や新撰組隊士など、主要69人を一挙掲載。独自の史観を元に、英傑たちの生涯とその活躍から幕末史を通覧する増補決定版。(本書は、『英傑の日本史 新撰組・幕末編』を大幅に再構成し、書き下ろし3編と『英傑の日本史 敗者たちの幕末維新編』より7編を収録した増補決定版です) 【本書に登場する英傑たち】 西郷隆盛、大久保利通、小松帯刀、島津斉彬、島津久光、篤姫、吉田松陰、高杉晋作、桂小五郎、大村益次郎、山内容堂、吉田東洋、武市半平太、後藤象二郎、坂本龍馬、中岡慎太郎、ジョン万次郎、近藤勇、土方歳三、沖田総司、永倉新八、斎藤一、原田左之助、井上源三郎、山南敬助、伊東甲子太郎、藤堂平助、島田魁、武田観柳斎、山崎烝、芹沢鴨、松平容保、徳川慶喜、井伊直弼、水戸烈公、藤田東湖、徳川家茂、孝明天皇、横井小楠、松平春嶽、由利公正、橋本左内、岩倉具視、玉松操、林子平、佐久間象山、勝海舟、小栗上野介、山岡鉄舟、大鳥圭介、榎本武揚、清河八郎、佐々木只三郎、中島三郎助、益満休之助、相楽総三、伊達宗城、鍋島閑叟、大隈重信、福沢諭吉、緒方洪庵、川路聖謨、西郷頼母、佐川官兵衛、山川浩、神保修理、広沢安任、河井継之助、山本覚馬
  • 英傑の日本史 戦国編【5冊 合本版】 『英傑の日本史 信長・秀吉・家康編』『英傑の日本史 風林火山編』『英傑の日本史 上杉越後死闘編』『英傑の日本史 激闘織田軍団編』『英傑の日本史 智謀真田軍団編』
    5.0
    1巻2,673円 (税込)
    織田信長・豊臣秀吉・徳川家康をはじめ、武田信玄・上杉謙信・真田信繁とその家臣団など、いまだ語り尽くされることのない男たちのドラマを追う。現在の固定観念を取り払い、歴史の因果関係を解き明かしつつ、通史だけではわからない真実に迫る。大河ドラマ鑑賞や学び直しにも最適な、戦国の英傑たちをあつめた必携の合本版。 ※本電子書籍は「英傑の日本史 信長・秀吉・家康編」「英傑の日本史 風林火山編」「英傑の日本史 上杉越後死闘編」「英傑の日本史 激闘織田軍団編」「英傑の日本史 智謀真田軍団編」を1冊にまとめた合本版です。
  • 英傑の日本史 智謀真田軍団編
    4.0
    1巻880円 (税込)
    武田・上杉・北条の大勢力の狭間を生き、信長・秀吉・家康たち天下人を向こうに戦い抜いた真田の知謀とは。真田軍団が繰り広げた死闘と謎多き実像に肉薄。敵味方が錯綜する戦国のドラマを、独自の史観で照らし出す!
  • 英傑の日本史 上杉越後死闘編
    3.8
    1巻506円 (税込)
    乱世を「義」に生きた武将・上杉謙信、上杉景勝の右腕として御家騒動や徳川家康の脅威に抗した名家老・直江兼続など、川中島から関ヶ原へ向かう戦国の世を駆け抜けた個性豊かな男たちと、越後軍団の生き様に迫る!
  • 英傑の日本史 風林火山編
    4.7
    1巻506円 (税込)
    戦にも民政にも才を発揮した武田信玄、長く存在を否定されてきた軍師・山本勘助、父の仇に嫁した諏訪御料人――。戦国きっての豪傑・武田家臣団の生き様から、史料では読み解けない、乱世を生きた人々の実像に迫る!
  • 英傑の日本史 坂本龍馬編
    3.3
    1巻561円 (税込)
    坂本龍馬の生涯を軸にすえ、武市半平太、西郷隆盛、高杉晋作、勝海舟、徳川慶喜ほか幕末の英傑たちが歩んだ激動のドラマに肉迫。虚像多き龍馬像をつきくずし、新たな龍馬と維新のダイナミズムを描きだす!
  • 英傑の日本史 敗者たちの幕末維新編
    -
    1巻1,584円 (税込)
    会津藩はなぜ「朝敵」となったのか。戊辰戦争の悲劇はなぜ起こったのか。松平容保、山川浩、松江豊寿ほか苦難に立ち向かった敗者たちの生涯から、勝者の視点を中心に語られる幕末史に斬り込み歴史の真相を問い直す!
  • 英傑の日本史 浅井三姉妹編
    3.5
    1巻1,496円 (税込)
    豊臣と茶々、京極と初、徳川と江――。天下の覇権をめぐるドラマの陰で、悲劇の姫たちは歴史にどう関わったのか。井沢元彦が定説に斬り込み、英傑たちが生きた時代の視点で歴史の真相に迫る! ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編
    4.0
    1巻572円 (税込)
    「本能寺の変」で得をした前田利家、徹底して秀吉に逆らい「悪人」となった佐々成政、信長を残忍な男に変えた浅井長政――。波瀾に満ちた男たちのドラマに迫り、勝者が敗者を書き記す歴史の虚実を読む!
  • 疫病の日本史
    4.0
    1巻913円 (税込)
    新型コロナウイルス対策では中国や欧米諸国のようなロックダウンも行わず、世界中から「ゆるい」と指摘されていた日本。にもかかわらず、結果的には感染者・死者の数も世界的に低い数字で抑えられ、その衛生文化について注目が集まっています。本書は「ペスト」など世界で流行した歴史上の感染症のうち、日本で大流行しなかった疫禍を取り上げ、それがなぜなのかということを探るとともに、日本で大流行した「結核」その他の疫病が、日本史上、どのような政変をもたらしたのかについてまとめた一冊です。
  • お金の日本史 近現代編
    4.3
    1巻1,980円 (税込)
    政治、文化、宗教とともに、歴史をみる視点で欠かせない大きなテーマ=経済。しかし、教科書などでは政治制度や歴史的出来事の延長線として習うことはあっても、それを因果関係や「歴史のif(もしも)」という観点から通史的に読み解くことは少ない――。大好評の前作に続き、金解禁、関東大震災、モラトリアム、昭和恐慌、新円切替、スミソニアン体制、ニクソンショックなど、近現代史を彩った「お金の歴史」を独自の史観で読みとく。日本はなぜ経済大国への道を拓くことができたのか。お金の歴史が概観できる、必読講義。 第一章 新貨幣制と金本位制への道 一、商売は「悪」という呪縛 二、不換紙幣からの脱却 三、地租改正と松方デフレの功罪 第二章 日露戦争による飛躍 一、ロシア帝国の脅威と日英同盟 二、アメリカ対日支援への裏切り 三、日本の列強入りと韓国併合 第三章 揺れる大正デモクラシー 一、第一次世界大戦の「特需」と「負の遺産」 二、米騒動・大震災・共産主義 三、現代史の重大事――世界大恐慌 第四章 敗戦からの高度経済成長 一、満州こそ日本の生命線 二、資源なき国の戦中戦後 三、経済大国ニッポンの行方
  • お金の日本史 和同開珎から渋沢栄一まで
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    政治、文化、宗教とともに、歴史をみる視点で欠かせない大きなテーマが「お金(=経済)」。しかし、教科書などでは政治制度や歴史的出来事の延長線として習うことはあっても、それを因果関係や「歴史のif(もしも)」という観点から通史的に読み解くことはない。和同開珎は脱・大中華のメッセージだった。日本は世界最大級の金・銀産出国だった。江戸幕府は「朱子学バカの経済オンチ政権」だった。渋沢栄一の『論語と算盤』は、不可能を可能にする天才的発想から生まれた――井沢史観で歴史のあらたな見方を提示する。
  • 修道士の首
    3.0
    1~2巻491~550円 (税込)
    歴史ミステリーの俊英が放つ新シリーズ・織田信長推理帳。天正の世、安土城から天下に睨みを利かせる信長の前に、次々に難事件が持ち込まれる。キリシタン修道士・暗殺者・戦国武将たちが織りなす歴史絵巻「修道士の首」「六点鐘は二度鳴る」「王者の罪業」「裁かれたアドニス」等七編を収録する異色の連作小説。
  • 謀略の首 織田信長推理帳
    4.0
    1巻512円 (税込)
    天下統一を目前にした織田信長にとって、最大にして最後の敵は一向宗の総本山石山本願寺であった。彼らを壊滅すべく、配下の九鬼水軍では秘密兵器、鉄甲船の建造に着手した。本願寺と組む毛利家はスパイを信長の側近に送り込み、計画の妨害を狙った……。怪事件に信長の推理が冴える!長編歴史ミステリー。
  • 隠された帝――天智天皇暗殺事件
    3.5
    1巻770円 (税込)
    <大化の改新の立役者・天智天皇は弟・天武天皇によって暗殺された!>天武天皇は正当に皇位を継いだのか!?もし正史が暗殺者による自己正当化のための書としたら…。ベッド・ディテクティブで解き明かす、日本史の中枢を揺るがす衝撃の歴史推理!

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  • 学校では教えてくれない戦国史の授業
    -
    1巻770円 (税込)
    「応仁の乱」から「本能寺の変」まで、誤解だらけの戦国史観を覆す! 戦国大名はみんな天下取りを狙っていたわけではないのです。確かに、戦国時代はいろいろな大名がしのぎを削る群雄割拠の世の中でした。しかし、みんなが天下を目指していたかというと、決してそんなことはなかったと私は思います。信長以外の戦国大名は、領土を広げることを目的とした、あくまでも地域戦なのです。このように言うと、「でも、信長は天下を目指したし、秀吉と家康が天下人の座を争ったじゃないか」と言う人がいます。そうなのです。実は、多くの人が誤解してしまった原因は、信長が天下取りを目指し、ほぼそれを成し遂げてしまったからなのです。人間というのは、一度誰かができてしまったことは、「他のみんなも同じことを考えていた」と思ってしまうものです。だから、信長や秀吉の姿を見て、みんな天下を目指していたに違いない、と思ってしまったのですが、それは大きな誤解です。――本文より抜粋
  • 学校では教えてくれない戦国史の授業 秀吉・家康天下統一の謎
    4.0
    1巻1,699円 (税込)
    明智光秀を討った秀吉が、信長の重臣であった柴田勝家を破って後継者になった――教科書によく載っている記述ですが、ここにはとても重要な事実が抜け落ちています。それは、本能寺の変で信長の血筋が絶えたわけではなく、信長の血を受け継いだ織田家の人間が複数いたにもかかわらず、家臣の秀吉が権力を受け継いだ理由です。天下分け目の「関ヶ原の戦い」は、たった1日で終わった――誰もが知る事実ですが、なぜ「1日」で終わってしまったかの理由はあまり知られていません。大河ドラマなどで何度も扱われているにもかかわらず、日本人は意外に戦国のことを知らないのです。本書では、「中国大返しはなぜ成功したのか」「なぜ関ヶ原の戦いは1日で終わったのか」「豊臣秀吉と徳川家康は、いかにして天下を奪い取ったのか」「三英傑が目指した天下人とは?」など、知っているようで実は知らない戦国史を井沢元彦独自の視点で見直します。
  • 学校では教えてくれない日本史の授業
    3.9
    1巻730円 (税込)
    学校の授業や教科書では、真の歴史を学ぶことはできない。なぜなら、そこには「長いスパンの中で歴史的出来事の意味を考える」という最も重要な視点が欠けているからだ──。そう主張する著者が、学校では絶対に教えてくれない「真の日本史」を懇切丁寧に解説。○奈良の大仏は「捨てられた」○『源氏物語』は鎮魂の書である○徳川綱吉は天才的な政治家だった○「江戸の三大改革」は“改革”ではない○幕府の「卑劣」な外交がペリーを呼んだ……独自の視点で解き明かされる日本史の「真実」は、まさに目からウロコ!「学生時代、歴史が苦手だった」という人こそ必読の一冊。「誰もが『徳川綱吉は悪将軍だ』と言います。はっきり申し上げますが、この認識は間違いなのです。綱吉はなぜ『生類憐みの令』を出したのか。それは、当時の日本に蔓延していた、戦国時代以来の、人の命を軽視する殺伐とした空気を変えようとしたからでした」(本書「序章 日本史理解のキーポイント」より抜粋)

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  • 学校では教えてくれない日本史の授業 悪人英雄論
    3.8
    歴史の中で誰が本当の英雄なのかを見極めるポイントは、「その時代においては何が常識で、何が非常識なのか」見極めることです。戦国レースのツートップ、織田信長も毛利元就も当時の人々にとっては非常識な人でした。今、私たちが彼らにそれほどの非常識さを感じないのは、彼らが非常識なことを行い、日本人の価値観を作り替えてしまったからなのです。歴史から真実を汲み取るためには、今の自分たちの価値観や感覚で史料をみるのではなく、当時の人の感覚で見ることです。――本文より抜粋道鏡、平将門、足利尊氏、彼らは日本三悪人とされた人物たちです。しかし、現在ではその評価は大きく変わっています。このように正史は常に正しいと思っていると、歴史の真実にたどり着くことはできません。むしろ正史の矛盾を追及していくことこそ真相への近道だと著者は語ります。歴史を学ぶだけでなく、自分で考え推理する力を養う特別授業。天智天皇から毛利元就まで、「間違いだらけの人物像」を覆す!
  • 学校では教えてくれない日本史の授業 書状の内幕
    -
    1巻730円 (税込)
    一通の手紙が歴史を動かす! 教科書では学べない愛憎と欲望の物語。メールや電話など通信手段が多岐に渡る現代と違い、昔は誰かに用件を伝えるためには、直接会うか、手紙を送るしかなかった。だからこそ歴史上の重要な出来事を語る上で、手紙は不可欠なのである。聖徳太子はなぜ無礼な国書を出したのか? どうして足利尊氏は大勝利の直後に苦悩の願文を書いたのか? 信長からねねへの手紙からわかる織田信長が天下人になれた理由とは? 勝海舟の手紙はどのようにして江戸開城の決定打となったのか? 日本史の有名人が書状に込めた思いを推しはかると共に、その背景を探ることで史実の裏側を読み解く井沢流「新しい日本史講義」。暗記だらけの勉強では絶対に学べない、彼らの熱い息遣いを感じられる一冊。『歴史if物語』を改題し、再編集。
  • 学校では教えてくれない日本史の授業 謎の真相
    4.0
    1巻730円 (税込)
    現代の常識では不可解に思える歴史的事件も、当時の価値観でみると全く違ったものになる。本書は、日本史に登場するさまざまな謎を、別の角度から読み解き、その真相に迫ろうというもの。柿本人麻呂はなぜ正史に登場しないのか? 道元の教えは一度滅んだ? 明智光秀の黒幕は誰なのか? 徳川幕府に「副将軍」という職はない!? 大久保利通と西郷隆盛はなぜ決別したのか? など、学校の授業では絶対に教えてもらえない14講義。 理由のわからない事件があると、人間は、なんとしても納得したい欲望に駆られます。そしてあとでもっともらしい理屈づけをします。私はこれを「逆算の論理」とよんでいます。不可解な事件の原因をあとで推論する論理です。光秀謀反における怨恨説は、まさにこの逆算の論理の典型といってよいのです。(本文より抜粋)『歴史「謎」物語』を改題。
  • 虚報の構造 オオカミ少年の系譜 朝日ジャーナリズムに異議あり
    -
    1巻671円 (税込)
    「逆説の日本史」シリーズ「『言霊の国』解体新書」「逆説のニッポン歴史観」 古来、現実よりも言葉の霊力に重きをなしてきた「言霊の国」ニッポンにあって報道の客観性は遠いところにあった。その精神風土を冷静に見すえることなく、迷妄なコトバ=記事をたれ流してきたのが大新聞の報道姿勢でなかったのか。新聞はウソをつかない“社会の木鐸”などの言葉が空しくなる虚報、ミスリードの連続を数々の事例を持って検証し、朝日新聞に代表される新聞ジャーナリズムの姿勢を問う。

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  • 逆説の世界史2 一神教のタブーと民族差別
    3.9
    2~3巻1,628~1,683円 (税込)
    「逆説史観」の新たなライフワーク、第2弾。 『逆説の世界史』シリーズは、超人気ベストセラー『逆説の日本史』の著者による新たなライフワーク。待望の第2弾は、多神教信者の多い日本人には分かりづらい「一神教の世界」がテーマです。 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教それぞれの「神」の誕生と「聖典」の成立にかかわる謎を解明しながら、現代まで続く民族・宗教の対立の深層に迫ります。 混迷する世界のニュースをより深く理解するために、「逆説史観」によって分かりやすく解説した必読の入門書です。 「ユダヤ民族差別を生んだ根源は『マタイによる福音書』」「ローマ・カトリック教会がタブー視するキリスト教の大矛盾」「ダンテの『神曲』がイスラム教社会で「禁書」となる理由」「シーア派とスンニー派の抗争とムハンマドの血脈」「聖地エルサレムは誰のものか」「十字軍遠征がもたらした憎悪の連鎖」「最大最強だったオスマン帝国が衰退した要因」「中東和平をこじらせる最大の障害」等々、日本人が知っておくべき一神教世界の基礎知識を解説。 『逆説の世界史』は小学館のウェブサイト「BOOK PEOPLE」で連載。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 逆説の世界史1 古代エジプトと中華帝国の興廃
    5.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 『逆説の日本史』著者の新たなライフワーク。 『逆説の世界史』は、ベスト&ロングセラー『逆説の日本史』シリーズの著者・井沢元彦氏が挑む「新たなライフワーク」。待望の文庫版シリーズがいよいよ発売開始です。 構想に15年以上を費やした本企画は、民族、宗教、イデオロギーによる偏見や差別を極力排し、いわば「地球人の視点」で人類の歴史を読み解く逆説史観による文明論。 シリーズ第1巻「古代エジプトと中華帝国の興廃」のテーマは、「文明はなぜ衰退あるいは停滞するのか」です。 第一章の古代エジプト文明の崩壊編では、ピラミッドは何のために造られ、巨大建築物を造る技術はなぜ継承されずに文明が滅亡したのか、という古代史上最大の謎を解明。 第二章の中国文明の力量と停滞編では、15世紀に世界の最先端だった国家がなぜ六百年以上も停滞しているのか、儒教社会を支配する「中華思想」の不思議を読み解きます。

ユーザーレビュー

  • 真・日本の歴史

    Posted by ブクログ

    日本史を宗教や思想の観点で、新たな視点で日本史を解説している。
    単に歴史の授業や、史実ベースでの本を読んだだけでは説明できない事を、すっきり腑に落ちる解説で理解ができる。
    世界史は宗教の理解が必須だが、何故か日本史についてはそれが蔑ろになってる風潮はある。私も、日本史は世界史と違って宗教については深く関係付けなかった。
    井沢さんが書かれているように、日本の宗教観や信仰を理解すると、それに至った理由もスッキリできる。
    例えば、金閣寺が各階の造りが違ってる事もこれに当てはめるとその理由を説明できて、目から鱗だった。

    0
    2025年12月12日
  • 怨霊の日本史

    Posted by ブクログ

    日本における鎮魂の重要性が、事実を元によく理解できる刺激的な一冊だった。
    源氏物語も鎮魂のためだという話は、今まで疑問に思っていたので、特に納得でき大変面白かった。
    井沢氏の本はいつも歴史への新しい視点を提供してくれ、大変有意義なものばかりである。
    読みやすく、日本史の本質を理解できるおすすめの一冊です。

    0
    2025年11月06日
  • 逆説の日本史7 中世王権編/太平記と南北朝の謎

    Posted by ブクログ

     このシリーズは文庫本とデジタル本の両方で揃えているのですが、最近文庫本を1巻から再読を始め、7巻目が終わりました。この巻は後醍醐天皇から足利義教までを書いています。後醍醐天皇がどういう人で何をやったのかということは、表面的なことを追っていてもつまらないのですが、この本はとても丁寧に説明してくれます。後醍醐天皇が吉野山の山中で無念の思いで死んで、足利尊氏の一族を滅ぼすこと、このことに背くようなら後継ではないという強烈な遺言がどんな影響を与えたのか。尊氏の優しさが南北朝時代を後醍醐の死後53年も続いた原因になり、混乱を終わらせたのは足利義満の非情さであったこと。
     太平記についても詳しくその由来

    0
    2025年10月26日
  • 逆説の日本史6 中世神風編/鎌倉仏教と元冦の謎

    Posted by ブクログ

     主に鎌倉時代を扱った巻であるが、この本を読んでやっと鎌倉幕府の成立の背景や鎌倉仏教について分かった気がする。数年前に読んでいたのだが、仏教の話はあまり興味がなかったので読み飛ばしていた。しかし仏教のことがわからないと、日本史がわからないし、日本そのものがわからない。毎回感心するのだが井沢元彦はほんとうに噛んで含めて教えてくれる。
    護国のために導入した仏教が、鎌倉時代にさまざまな新しい宗派が登場する背景とその主張について理解しようとしたらたいへんだが、丁寧に説明してくれる。たとえば「浄土」というのは仏の支配する世界の名称のことで、阿弥陀如来の支配する浄土だけを極楽浄土というのだ。そして阿弥陀如

    0
    2025年10月21日
  • 逆説の日本史5 中世動乱編/源氏勝利の奇蹟の謎

    Posted by ブクログ

    『逆説の日本史 5 中世動乱編』
    井沢元彦

    この巻では、鎌倉幕府の成立を中心に、源氏と平家の争いを「源平合戦」ではなく、源氏内部の争い=“源源合戦”として捉えることで、歴史の見方を大きく変えている。

    - 源頼朝と北条一族編
    北条時政の謀略によって、源氏の中で頼朝が台頭し、幕府成立へと導かれる。

    - 源義経と奥州藤原氏編
    義経は「戦術の天才」だったけれど、頼朝の「戦略」を理解できず、悲劇的な最期を迎える。

    - 執権北条一族の陰謀編
    教科書では語られない、北条家による権力掌握の裏側が描かれる。

    - 悲劇の将軍たち編
    「言霊将軍」実朝の暗殺事件の黒幕に迫る。

    0
    2025年10月12日

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