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足利義満「天皇家乗っ取り」の陰謀を暴く!日本史の常識を覆す全日本人必読の新・日本史!
なぜ戦乱記を『太平記』と呼ぶのか?「天皇家乗っ取り」目前に急死した足利義満は暗殺されたのか?日本史上これほど天皇という王政の座が揺らいだ時代があったろうか!南北朝の混乱期に権力を目指したヒーロー像に迫る。
目次
第1章 尊氏対後醍醐編-戦乱を招いた天皇絶対国家の理想
第2章 『太平記』に関する小論編-巻二十二の欠落が暗示する作者の正体
第3章 尊氏対直義編-幕府政治の確立を遅らせた兄弟ゲンカ
第4章 「日本国王」足利義満の野望編-「天皇家乗っ取り」直前の不可解な死
第5章 「恐怖の魔王」足利義教編-「くじ引き将軍」が目指した絶対権力
年表
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Posted by ブクログ
このシリーズは文庫本とデジタル本の両方で揃えているのですが、最近文庫本を1巻から再読を始め、7巻目が終わりました。この巻は後醍醐天皇から足利義教までを書いています。後醍醐天皇がどういう人で何をやったのかということは、表面的なことを追っていてもつまらないのですが、この本はとても丁寧に説明してくれます。後醍醐天皇が吉野山の山中で無念の思いで死んで、足利尊氏の一族を滅ぼすこと、このことに背くようなら後継ではないという強烈な遺言がどんな影響を与えたのか。尊氏の優しさが南北朝時代を後醍醐の死後53年も続いた原因になり、混乱を終わらせたのは足利義満の非情さであったこと。
太平記についても詳しくその由来や22巻が欠落していることの理由等とても興味深いことが書かれています。義満が天皇家に代わって義嗣を天皇にさせようと思ったのも本気だったのです。またこの時代は観応の擾乱とか康暦の政変とか分かりづらいことが多いのですが、どんなことだったのかがわかりました。日本史の面白さを井沢元彦氏は教えてくれます。ただ少しくどすぎるくらい丁寧に背景や理由を説明するのでボリュームがありすぎるのが問題ですね。
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