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徳川家康が恐れた「大奥のキリシタン」!日本史の常識を覆す全日本人必読の新・日本史!
若き日の徳川家康を苦しめた浄土真宗信徒らによる「一向一揆」。家康は約30万人に膨れ上がり勢力を増すキリシタンに「一向一揆」化の悪夢を見た。
折しも江戸城大奥では女中・おたあジュリアを中心にキリシタンが増加し、家康の悪夢は現実のものとなりつつあった。
「伴天連追放令」から鎖国へと展開される徳川幕府の外交政策の裏面史を抉るとともに、徳川家康が「戦国日本」をいかにリストラし、「徳川三〇〇年」の礎をいかに築いたかを解明する!
目次
第1章 鎖国とキリシタン禁制編
第2章 大名改易と浪人対策編
第3章 茶の湯の変質編
第4章 演劇の変質編
第5章 儒学の日本的変容編
第6章 古兵と遅れてきた青年たち編
年表
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Posted by ブクログ 2024年04月13日
最近は出張なんてしていないので、本当に久しぶりの出張のお供のシリーズである「逆説の日本史」を読んだ。
井沢氏の説に賛同するか、首を捻るかは別にして、毎回興味深く楽しい本。
今回は江戸初期。武断政治から文治政治に向かう過渡期であるが、恐妻家の秀忠、人斬りを楽しむ男色家の家光、病弱な家綱。家康の子孫がな...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月23日
14巻が出たんで、とりあえず13巻から再読して復習。
半永続的に徳川政権が定着できるよう策が繰り出される江戸初期。家康の賢さや先見力は恐ろしい。鎖国のホントの意味や、茶道や能楽などの文化考察などテーマ盛りだくさん。
どーでもいい話だけど、家康と春日局がデキてて、その子が家光って「異説」をもとにした...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月06日
江戸文化と鎖国の謎
・徳川幕府の展開Ⅰ
鎖国とキリシタン禁制編
・徳川幕府の展開Ⅱ
大名改易と浪人対策編
・戦国文化の江戸的変遷Ⅰ
茶の湯の変質編
・戦国文化の江戸的変遷Ⅱ
演劇の変質編
・戦国文化の江戸的変遷Ⅲ
儒学の日本的変容編
・武断政治から文治政治への展開
古兵と遅れてきた青年...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月19日
物事に対する先入観は、しばしば真実を覆い隠してしまう。そしてそれは、真実の正しい評価をできなくしてしまう。
私が中学校で学んだ歴史では、生類憐みの令の項で、蚊を殺しただけで流罪にされた例などが取り上げられていた。当時の私は江戸時代のことだから…と何となく鵜呑みにしていた。そしていつのまにか、変な政...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月01日
この巻は江戸初期を中心に鎖国の成立や、茶道、演劇などの文化面を「井沢節」で語りながら江戸早期にあった政治の転換点を明らかにしていきます。
鎖国になった原因や利休の死の推理、歌舞伎の持つ独自さは幕府から規制された結果とかいつもながら面白く読みました。綱吉名君説の肉付けは次巻発売までの楽しみです。(単...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月09日
鎖国を、三代家光の時代に、なしくずし的に成立されたことを幕末には「祖法」として敬ってしまった。成立に至る過程や、初代家康の外交政策などは忘れられ、観念としての祖法を守り続ける思考停止。
これは、平和憲法を祖法として敬う我々に酷似している。
世界情勢を理解せず、偶然を勝手に日本の力と勘違いし、祖法を神...続きを読む
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