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徳川家康が恐れた「大奥のキリシタン」!日本史の常識を覆す全日本人必読の新・日本史!
若き日の徳川家康を苦しめた浄土真宗信徒らによる「一向一揆」。家康は約30万人に膨れ上がり勢力を増すキリシタンに「一向一揆」化の悪夢を見た。
折しも江戸城大奥では女中・おたあジュリアを中心にキリシタンが増加し、家康の悪夢は現実のものとなりつつあった。
「伴天連追放令」から鎖国へと展開される徳川幕府の外交政策の裏面史を抉るとともに、徳川家康が「戦国日本」をいかにリストラし、「徳川三〇〇年」の礎をいかに築いたかを解明する!
目次
第1章 鎖国とキリシタン禁制編
第2章 大名改易と浪人対策編
第3章 茶の湯の変質編
第4章 演劇の変質編
第5章 儒学の日本的変容編
第6章 古兵と遅れてきた青年たち編
年表
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Posted by ブクログ
江戸時代というのは、戦国時代が終わって、徳川家康が徳川家が長く続くような体制を整えたため、平和が続いたけれども退屈な時代であると思っていました。しかし江戸時代があったからこそ現代の日本の基本型が形作られたともいえるのだと言われています。
私がわからなかったことの一つに「茶の湯」があります。有名な話に武田攻めで功績のあった滝川一益は、その褒章として茶器がを所望したのだが、与えられたのは上野国一国で、がっかりしたという。信長にしてみれば、褒章として茶器を与えれば、領土の代わりになるのであれば都合がいいだろうけれど、普通に考えれば茶器にそれほど価値はない。
千利休は、魚屋の子孫らしいのだが、織田信長に見出されて、その後豊臣秀吉に重宝されたが、秀吉の茶道とそりが合わず切腹をめいぜられるのだが、それまでに経済的にも政治的にも重要な影響力を持つようになるのだ。わからないのは、狭い茶室で、お茶を回し飲みすることのどこに夢中になるようなことがあるのだろうということだ。それに使う茶器が一国を凌駕するような価値あるものとして扱われるのもわからない。
利休は絶対平等主義を目指したからこそ誰もが低くて狭い入り口から這い上がるように入室し、狭い場所で膝を交えながら茶を飲むのだと言われても、大名たちがそれに夢中となりなんてことはない茶碗に大枚を投じるのだ。利休の死により、利休の茶道には幕が降りるわけであるが、江戸時代になってその子孫が利休好みの茶の湯の茶頭になることが許され、それは現在の三千家(表千家、裏千家、武者小路千家)になるのだそうだ。
もう一つわからないのが「能」である。歌舞伎ならまだ見ていて少しは楽しいのだが、「能」となると退屈なので見たいと思わないのだが、日本全国「能舞台」は各地にあり、庶民も能を楽しんだとしか思えない。それは、能は自分で舞うことができるが、歌舞伎は自分で踊れないと言うところにその理由があったのだ。すなわち能は今のカラオケのように庶民の間で普及したのだという。
そんなことまで詳しく丁寧に教えてくれる井沢元彦氏の本はとても面白いのだ。1巻目から再読を始めて現在13巻が読み終わったところだ。最近29巻の単行本が発刊されたのだが、まだまだ再読の旅は続くのだ。
Posted by ブクログ
鎖国を、三代家光の時代に、なしくずし的に成立されたことを幕末には「祖法」として敬ってしまった。成立に至る過程や、初代家康の外交政策などは忘れられ、観念としての祖法を守り続ける思考停止。
これは、平和憲法を祖法として敬う我々に酷似している。
世界情勢を理解せず、偶然を勝手に日本の力と勘違いし、祖法を神聖なものとしてしまう思考停止。変わるのは黒船や原爆などの外圧があるときだけ。納得!
というスケールの大きい日本人論。
また、二章では、大阪攻めからずっと浪人対策という観点から述べる。国政爺、天草一揆、由井正雪の乱と。急な戦後で仕事のなくなる食い詰め浪人をどうするかという政治問題
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