徳川家康「天下分け目の関ヶ原」!日本史の常識を覆す全日本人必読の新・日本史!
いまや押しも押されもせぬ国民的ベストセラーになった“逆説”シリーズ第12弾!題して「天下泰平と家康の謎」、歴史はいよいよ戦国から近世の世となる。天下分け目の関ヶ原の戦いに勝つことによって、家康は事実上天下を制した。しかし、その勝利はそれよりさかのぼること50日余り前に行われた軍議の席で決まっていたのだ。すなわち“会議に勝つこと”で、家康は勝利を手中にしていたのである。俗に“鳴かぬなら鳴くまで待とう”といわれた謀略の天才家康の真骨頂がここにある。
目次
第1章 序章としての関ヶ原編
第2章 泰平への長い道編
第3章 天下泰平の構築編
年表
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Posted by ブクログ 2009年10月22日
日本史に関しては、以前「中央公論」の日本史を読破した。学校の勉強では好きになれなかった歴史も、学業から離れ、趣味として接し始めると、これがなかなか面白いものだった。
読み物として読めば、歴史上の様々な出来事は、フィクションよりずっと躍動的である。過去がなければ、今の自分もないなどと哲学的なことも...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月17日
12巻は徳川家康。
家康がどのような深謀遠慮を以て幕府を築いたかがよく分かる。「敵は分断して統治」という原則に従って本願寺の牙を抜いた手法などは、筆者も指摘するように凄腕だと思う。
宗教勢力を政治の支配下に置くという、現代の世界でも成し遂げられていない事を、信長、秀吉、家康は断固として実行した。日本...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月27日
ご本人とその政治的主張は非常にクセがあり(マイルドに言って)、好き嫌いが別れそうですが、彼の通史は本当に面白い。「怨霊信仰+コトダマ+ケガレ忌避+和の精神」という日本人の宗教観をベースに古代史から現代までを新たな視点で考察しています。粗い・甘い箇所もあるけど掛け値なしに面白く、目から鱗。考えさせられ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月13日
徳川家康の天下統一に至る思想や戦略が詳細に描かれており、自分なりに家康の「すごさ」を理解。関が原の戦いにおける各武将の策略も興味深く描かれており、現代の社会における政治的な動きと多々共通することもある意味で参考になった。
この徳川の歴史も武将らの判断や行動ひとつで大きく変わっていたのだなぁということ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
私は、一般週刊誌というものを定期購読したことはほとんどない。もちろん、ちょっとした時間に手の届く範囲に置いてあれば、それに目を通すことはよくある。時として、関心のあるテーマがあり、単発的に購入したこともある。
「ほとんどない」と書いたのは、実は、ある時期、ほんの数ヶ月だが、「週刊ポスト」を続け...続きを読む
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