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Posted by ブクログ
歴史学者達が作ってきた「正当な歴史」の考え方を疑ってかかり、「常識で考えれば」として見方を変えて数々の人物や出来事を検証している。
かなり面白いと思った反面、筆者が「歴史学者が囚われている常識」に対し「人として常識的に考えれば」と持ち出す手法には矛盾というか違和感はある。しかし幾度も本書で語られるように、歴史は後の人達の都合や利害によって是非や善悪が語られるものであり、鵜呑みにすることなく見る角度を変えて物事を見る姿勢は大切だ。
「信仰が過ぎると他者に不寛容になりテロに繋がる」とか際どい言説もあるが、「生類憐みの令」はそれまでの生命軽視の倫理観を日本人の中で大きく変えさせた という見方はなかなか興味深いものがあった。
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