山田雄司の作品一覧
「山田雄司」の「怨霊とは何か 菅原道真・平将門・崇徳院」「実践!忍術の手引き」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「山田雄司」の「怨霊とは何か 菅原道真・平将門・崇徳院」「実践!忍術の手引き」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
日本三大怨霊は菅原道真、平将門、崇徳院である。このうちの道真と崇徳院の二人が讃岐国の林田と縁がある。道真は讃岐守になり、林田湊で庶民の生活を見て漢詩を作った。崇徳院は保元の乱後に讃岐国に流されて林田郷で生活した。平将門は林田と無縁であるが、将門と同時期に反乱を起こした藤原純友が讃岐国府を攻撃した。讃岐国府の海の入口が林田湊であり、林田湊が先ず攻撃された。
道真や将門と比べると崇徳院の怨霊は皇国史観に利用された要素が強い。保元の乱から武士の世になり、天皇の政治的実権が失われた理由を崇徳院の怨霊とする説が明治時代に出た。
むしろ同時代人には承久の乱に敗北して隠岐島に流された後鳥羽院の怨霊の方が
Posted by ブクログ
映画やマンガ、ゲームなどの影響が強い忍者のイメージが世間一般にある。いまだに本来の忍者とは何だったのか不明なところが多いようで、その歴史を研究した本。
忍者、というよりスパイに相当する役割は紀元前の遥か昔からあり、孫子の兵法にも「間諜」が出てくる。日本でも、平安時代あたりから諜報活動の重要性から存在していたようだ。
最も忍者が活動していたのはやはり戦国時代。しかし現代のイメージとは異なり、傭兵だったり武士の中の一部だ。それが泰平の世になり、武士同様に警護職に就く傍ら、権威付けと精神性の向上に向かい、宗教感や日本人の民族性と絡み合ってエンターテイメントに繋がっていったようだ。
暇になった武