山田雄司のレビュー一覧

  • 「もしも?」の図鑑 忍者修行マニュアル

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    忍者になりたいから購入しましたが
    結論忍者は気持ちだと思えました笑
    ふふと思える内容を真面目に解説していて大好き

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    2024年05月05日
  • 忍者学大全

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    帯文(忍者のすべてがここにある)に偽り無しの好著。歴史から始まり、漫画、飯、武具、現代の忍者(奇術)、芭蕉忍者説など忍者カルチャーの全てを網羅しています。忍者学の嚆矢ながら決定版ともいえる懐の深い一冊。忍者やその周縁に興味がある方におすすめです。用語集も必見。

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    2023年04月21日
  • 忍者学研究

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    三重大学の教員たちによる忍者研究。
    様々な分野から多岐にわたる忍者・忍術の姿を解き明かす。
    ・『忍者学研究』出版にあたって 伊藤正明
    序章 「忍者学」の「研究」とは? 山田雄司
    第一章 忍者が駆使した薬の知識 山本好男
    第二章 藤堂藩の忍者たち 高尾善希
    第三章 アナログ忍者ゲームの世界 吉丸雄哉
    第四章 あぶり出しと水出しの実験 加藤 進
    第五章 中世の伊賀者研究より 藤田達生
    第六章 古の忍者研究資料 酒井裕太
    第七章 火器を再現してみる 荒木利芳
    第八章 将軍御成と忍び 池ノ谷匡祐
    第九章 クナイの再現を試みた 馬場創太郎
    第十章 現代の忍者とトレンド 福島嵩仁
    第十一章 丸山城の謎を探

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    2025年08月20日
  • 超リアル 戦国 武士と忍者の戦い図鑑

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    子供向け風に見えて侮れない本だった。
    色んな知識がわかりやすくまとまっているし、読んでいて面白い。
    言われてみれば確かにどうなっているんだろう?という細かい話も満載でなかなか興味深かった。

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    2022年05月30日
  • 忍者の歴史

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    映画やマンガ、ゲームなどの影響が強い忍者のイメージが世間一般にある。いまだに本来の忍者とは何だったのか不明なところが多いようで、その歴史を研究した本。

    忍者、というよりスパイに相当する役割は紀元前の遥か昔からあり、孫子の兵法にも「間諜」が出てくる。日本でも、平安時代あたりから諜報活動の重要性から存在していたようだ。

    最も忍者が活動していたのはやはり戦国時代。しかし現代のイメージとは異なり、傭兵だったり武士の中の一部だ。それが泰平の世になり、武士同様に警護職に就く傍ら、権威付けと精神性の向上に向かい、宗教感や日本人の民族性と絡み合ってエンターテイメントに繋がっていったようだ。

    暇になった武

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    2022年02月13日
  • 忍者の精神

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    忍術の精神論を記述している『万川集海』を中心に、古代中国の兵法書の一つである『孫氏』の影響を考察し、「正心」の考え方を探り、主君と忍びの精神的な関係を基にした忍びの手法を論じている.膨大な量の資料を読み解く苦労は大変な作業と思うが、朝日新聞の記事では多くの若い学生が精力的に取り組んでいる由.素晴らしいことだと思っている.

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    2019年12月20日
  • 怨霊とは何か 菅原道真・平将門・崇徳院

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    歴史学者 山田雄司氏による日本三大怨霊として有名な菅原道真、平将門、崇徳院を通して「怨霊」として恐れられ、「鎮魂」され、神となるまでの過程を通して日本人の霊魂に対する考え方を概観した新書。「戦闘でなくなった後には敵も味方もなく成仏するよう祈願する」、日本独自の「怨親平等」という考え方は、これからの時代を生きていく上で重要かもしれないと感じました。「怨霊システム」の形成により、一方の考え方へ傾かないように注意をするためのバランサーとしての役目も担っていたというのは面白い。

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    2019年06月29日
  • 怨霊とは何か 菅原道真・平将門・崇徳院

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    菅原道真・平将門・崇徳院のそれぞれがいかに怨霊と人々に認識されるようになったか、怨霊としての在り方の変化がわかる。そして時代が下るにつれて人を神として奉る方式が変化し、怨霊から一般への幽霊へ、怨親平等という概念が出来るに至る。

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    2019年01月04日
  • 「もしも?」の図鑑 忍者修行マニュアル

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    五情五欲の理は現代人にも有効な説得力がある。
    姉の彼氏の浮気疑いで縁の下に潜る母親忍者の図がシュール。

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    2018年06月27日
  • 忍者の歴史

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    凄い量の資料を駆使して忍者を具体化してくれる本だが,古い文を読むのはきつい.伊賀甲賀の地元の三重大学に忍者の研究拠点ができたことは素晴らしいと感じている.忍びとして必要な十の要素がp. 117に挙げられているが,これが達成できるのはまさに忍者だと思った.

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    2016年11月02日
  • 「もしも?」の図鑑 忍者修行マニュアル

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    ちゃんとした忍者に関するネタから、身近な話まで、絵も綺麗で読みやすい。ただ、日常の例として…①姉のデートにはちあわせしてら!?とか、②不良たちにからまれたら!?とか、③姉の彼氏が浮気をしていたら!?とか、忍者の応用例が楽しいというかネタ的すぎる、と言うか。

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    2015年12月19日
  • 怨霊とは何か 菅原道真・平将門・崇徳院

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    現代人は平素は意識していないが、実は根底にある死生観等を再認識出来た。

    資料の列記ということはあるが、中世の意識が良く分かって、とても興味深い。

    菅原道真・平将門・崇徳院が三大怨霊と言われて、鎮魂がなされてきたが、何故、恐怖に陥れたのかについても、深掘りしていれば、もっと面白いものになったのでは?と感じた。

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    2014年12月25日
  • 怨霊とは何か 菅原道真・平将門・崇徳院

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    日本で怨霊と呼ばれた人物たちのうち、特に菅原道真・平将門、崇徳院に絞って解説が加えられている。それぞれの人物がいかなる災厄をもたらし、いかに恐れられたかが、当時の史料などから克明に再現されている。それと同時に、文学作品や芸能などで徐々に形成されていく彼らのイメージに焦点が当てられており、歴史上の人物像と怨霊としてのイメージが乖離していくさまも分かる。

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    2014年09月03日
  • 超リアル 戦国 武士と忍者の戦い図鑑

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    鎧を着た人のどこを狙って攻撃したらよいか、ここが急所だとさらっと解説してあるのがすごいと思った。スポーツではないので、戦意喪失、または殺すための着眼点。戦での攻撃の生々しいイメージがふっと頭に浮かんだ。

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    2025年10月12日
  • 忍者はすごかった 忍術書81の謎を解く

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    こちらも「さらばのこの本ダレが書いとんねん!」で紹介されていて、著者との会話が面白かったので拝読。まあ放送で語られているいたことの大半は既知だったので、さほど面白みはなかったが、6章の忍びの精神は面白かった。ここに記載していること全部を完璧にできる草はいなかったとは思うが、現在の常人とかけ離れたスーパースターのような体力・精神力・人間力をもった存在がいたことは確かで、改めて凄みを感じた

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    2025年05月27日
  • 忍者はすごかった 忍術書81の謎を解く

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    忍者って奥深い

    並み外れた身体能力だけでなく、臨機応援な対応力、記憶力そしてコミュニケーション能力が必要とは。

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    2024年02月25日
  • 怨霊とは何か 菅原道真・平将門・崇徳院

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    書いてある事柄自体には興味があるのだが、ひとつの事例に対して、参考文献、その中身の紹介、というパターン化された書き方が退屈で、読み物というよりかは資料のようだった。

    その為、菅原道真の章と、近代史の章以外はサラッと読んで終わった。

    日本中世史が専門の著者なので、かなりたくさんの裏付け資料が出てくるのだけど、著者自身の声が見えてこない感じでした。

    元々は、文藝2022夏号で、「闇堕ちの哲学 怒りのダークサイド試論」(飯盛元章)という寄稿のなかで紹介されていて、その寄稿が非常に良かったので購入したもの。

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    2023年01月21日
  • 戦国 忍びの作法

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    忍びについていろいろ読んだこともあるけど、本書では、忍びは清潔であること、麻薬を使った幻術、水遁は竹筒を使わないなど、現実的で納得がいった。
    小さい頃から仕込まれて育ち、重宝され恐れられる存在。
    以前読んだ秀吉秀長の忍び説を思い返しながら読んでた。

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    2021年08月08日
  • 超リアル 戦国 武士と忍者の戦い図鑑

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    面白おかしく学べた。歴史の教科書や書籍はほとんど有名人が主役だが、それを支える普通の人の戦いや生活があってこそ。今も昔も庶民は大変や。

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    2020年09月08日
  • 忍者はすごかった 忍術書81の謎を解く

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    忍とはどういうものだったのか。
    これを読むと、少しイメージが変わる人もいるかもしれない。
    皆のイメージするものよりも、どちらかといえばスパイのような。
    多方面の知識を多量に持ち合わせ、コミュニケーション能力が高く、敵を騙しつつも忠を忘れず、肉体の強化も怠らず、欲を出さない。
    経営者のあるべき姿のような部分もあったりして面白かった。
    結局はコミュニケーション能力なのだなぁ。

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    2020年06月24日