鴨長明の作品一覧

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作品一覧

2022/03/25更新

ユーザーレビュー

  • 方丈記
    荒廃した時代の中に置かれた筆者の優しい価値観が淡々と語られている随筆だった。
    かなり昔の作品だが、現在の自分の思想にも通ずるところがあり、人間の営みや感受性は変わらないんだと感じた作品だった。
    自分もこんな達観した世界に住みたいと思う。
  • 方丈記
    みんながこういう生活いいよねと思い
    それを叶えるための行動をする
    だが色んな問題がありなかなかうまく行かない
    実は鴨長明も同じ問題に直面していて
    方丈記を読んでいると
    同じ志を持った者がすこし離れたところで
    同じ悩みを持ちながらこの生活を目指している感じがして
    孤独を忘れられる
  • 新訂 方丈記
    岩波文庫の『方丈記』、まず表紙が良い。年月の経過を感じさせる上品な色合い、大昔の人が書き写した筆文字の上に印で押したような堂々とした「岩波文庫」。他の出版社とくらべても抜群に洒落ている。誰もが知る古典を倉庫の肥やしにせず、かといって変に安っぽく現代風に改変して台無しにするでもなく、しっかり現代に活か...続きを読む
  • 方丈記 現代語訳付き
    習ったことはあるけれど、読んだことはない「方丈記」。
    前半は大災害と出世の挫折、後半はその経験から辿り着いた自作の小さな家の良さを語る構成。
    異常気象、ウイルスの蔓延、戦争…
    現代でも大災害に見舞われることが増えてきた。
    そんな中で、方丈記で「何が豊かか?」を問う鴨長明の考え方は、とても先見の明があ...続きを読む
  • 方丈記
     方丈記は、鴨長明の無常観を感じ、隠遁生活の中で作られた作品である。本文自体が短く、読みやすかった。その上で、世間の暮らしを忠実に記し、人間の何かに迫られながらする生活を嘆いているように感じた。例えば、死ぬ人と生まれる人、建物を壊しては作る人、人間関係を気にする人がいるが、どれも一定のものではない。...続きを読む

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