方丈記

方丈記

660円 (税込)

3pt

災厄の数々、生のはかなさ……。人間と、人間が暮らす建物を一つの軸として綴られた、日本中世を代表する随筆。京都郊外の日野に作られた一丈四方の草庵で、何ものにも縛られない生活を見出した鴨長明の息遣いが聞こえる瑞々しい新訳! 和歌十首と、訳者のオリジナルエッセイ付き。

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方丈記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月11日

    みんながこういう生活いいよねと思い
    それを叶えるための行動をする
    だが色んな問題がありなかなかうまく行かない
    実は鴨長明も同じ問題に直面していて
    方丈記を読んでいると
    同じ志を持った者がすこし離れたところで
    同じ悩みを持ちながらこの生活を目指している感じがして
    孤独を忘れられる

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    Posted by ブクログ 2023年09月30日

     方丈記は、鴨長明の無常観を感じ、隠遁生活の中で作られた作品である。本文自体が短く、読みやすかった。その上で、世間の暮らしを忠実に記し、人間の何かに迫られながらする生活を嘆いているように感じた。例えば、死ぬ人と生まれる人、建物を壊しては作る人、人間関係を気にする人がいるが、どれも一定のものではない。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月27日

    世の中は絶えず移り変わっていくという有名な随筆。心が洗われた。自分が何に重きを置くか考えさせられる。何度も読み返したいと思った。

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    Posted by ブクログ 2023年07月01日

    方丈記が爺さんの散歩日記なんだと、新訳を読み始めて気が付きました。
    今の時代では出来ない生活だけど、いつかは同じ様な生活してみたいと感じました。
    いつかは鴨さんが歩いた道を辿ってみたいです。
    二人目の心の師に出会いました。

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    Posted by ブクログ 2022年03月14日

    現代小説ばかり読みふけって、ふとこちらを読んでみたら、あれれ、面白い。
    学生の頃は何にも感じてなかった冒頭の文にも感じずにはいられないくらい感情移入して読めました。
    なんというか、800年前感じる無常感について現代っ子の私でも理解できる話ばかりでなんだか不思議な感じ。竜巻、京都にもあったんだー

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    Posted by ブクログ 2021年11月29日

    『ゆく河の流れは絶えずして、元の水にあらず。』

    私が唯一覚えている冒頭。
    昔から何となくこの一節が好きで、ふと思い出す。
    今まで読んだことなかった方丈記を読んで、私が求めている生活はこれだ!て思える内容だった。
    忙しい生活を送っていると、何も感じることなく「やっと今日が終わった。しんどかったな。」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月23日

    Twitterで気になっていた光文社古典新薬文庫の方丈記。隠居したはずなのに未練たらたらやーんっていうのがツボって買ってしまった(笑)
    方丈記、ちゃんと読んだことなかったんだけど、こういう話だったのか。
    というか、鴨長明住宅好きだよね(笑)やたらこだわっている気がする。
    なんやかんやで好きなことして...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月19日


    とても美しい日本の文章。諸行無常の概念をを寂寥感と侘しさを交えながら水のように書いている。

    流れる時の中、戻らない全てを引き戻そうとはせず、ただ見つめることは難しい。現代ならば尚更のこと。今に、心と、耳と目を澄ますこと。心がささくれてしまったらまた読もうと思う。

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    Posted by ブクログ 2020年03月02日

    「日本3大随筆」にも数えられる、古典の名作中の名作。「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」という書き出しも非常に有名で、日本で義務教育を受けた人であれば誰もが1度は眼にしたことがあるはずだ。わたし自身もこの書き出しに引きずられて、読むまでは本作は徹頭徹尾無常観を綴っているのかと思ってい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月10日

    「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。」原典を最初に読んだ。古文には違いないが、苦手な自分でも大意が理解できる平易な文章。鴨長明が実体験した大地震を含む災害の描写は、時期的に東日本大震災の記録とオーバーラップす...続きを読む

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