超約版  方丈記

超約版 方丈記

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■養老孟司氏推薦! 無常を自らの力にして、天災と戦乱の世を生きた鴨長明(1155~1216)。
800年の時を経て蘇る、わが国最古の災害文学!コロナ、地震、経済不振… 不安に苛まれる日本人が本当にあるべき姿はいかに? 無常とはあきらめることではなく、次に進むための生きる知恵でもある。そのことに気づければ、何が起ころうと悩まず、焦らず、不安にならずにいられる。そしてすべてを受け入れ、強くなる。それが未来を楽しむことにもつながる。災害文学として知られる鴨長明の名作を、コロナ後を生き不安に苛まれる日本人に向けて、現代語抄訳スタイルで読み直す。

[目次]
第1章 天災と人災
第2章 方丈の庵に住む
第3章 いかに生きるべきか


<原作者略歴>
鴨 長明 (かもの・ちょうめい)
平安時代末期から鎌倉時代にかけての日本の歌人・随筆家。建暦2(1212)年に成立した『方丈記』は和漢混淆文による文芸の祖、日本の三大随筆の一つとして名高い。下鴨神社の正禰宜の子として生まれるが、出家して京都郊外の日野に閑居し、『方丈記』を執筆。著作に『無名抄』『発心集』などがある。

<訳者略歴>
城島明彦 (じょうじま・あきひこ)
昭和21年三重県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。東宝を経てソニー勤務時に「けさらんぱさらん」でオール讀物新人賞を受賞し、作家となる。『ソニー燃ゆ』『ソニーを踏み台にした男たち』などのノンフィクションから、『恐怖がたり42夜』『横濱幻想奇譚』などの小説、歴史上の人物検証『裏・義経本』や、『現代語で読む野菊の墓』『「世界の大富豪」成功の法則』、『広報がダメだから社長が謝罪会見をする!』など著書多数。「いつか読んでみたかった日本の名著」の現代語訳に 『五輪書』(宮本武蔵・著)、『吉田松陰「留魂録」』、『養生訓』(貝原益軒・著) 、『石田梅岩「都鄙問答」』、『葉隠』(いずれも致知出版社)がある。


※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『超約版 方丈記』(2022年3月17日 第1刷)に基づいて制作されました。
※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。

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超約版 方丈記 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年05月13日

    超約版 方丈記 鴨長明 城島明彦訳

    一般に随筆と言われているようだが
    それ以上に報道的要素がある
    机上で済ませず
    好奇心の強い自分の足で掴み取った
    ジャーナリスチックなドキュメントである
    文章は簡潔でありながら美しく
    正確を期すことに
    心血を注いだものなのだろう
    一つ難を言えば
    訳者の問題だと思う...続きを読む

    0

超約版 方丈記 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    ウェッジ
  • ページ数
    160ページ
  • 電子版発売日
    2022年03月25日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

閲覧環境

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