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Posted by ブクログ 2023年10月15日
習ったことはあるけれど、読んだことはない「方丈記」。
前半は大災害と出世の挫折、後半はその経験から辿り着いた自作の小さな家の良さを語る構成。
異常気象、ウイルスの蔓延、戦争…
現代でも大災害に見舞われることが増えてきた。
そんな中で、方丈記で「何が豊かか?」を問う鴨長明の考え方は、とても先見の明があ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月12日
震災前は国語の授業で冒頭を暗唱する作品として知られ、震災後は千年前の震災の記録として注目された。が、全文通して読んだことがなかったので読んでみた。本文は読みやすく、現代語訳がなくても、欄外の注を参考にすれば十分読める。現代語よりリズムがよくて、かえって読みやすい。全文通して読んでみた感想は、その完成...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月05日
ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。教科書でも有名鴨長明「方丈記」1212年著。
解剖学者養老孟司さんがオススメしてたので読んでみました。鴨長明は下鴨神社の由緒正しい家系が父死亡後親類に疎まれ転落し出家。地震大火飢饉など天変地異を克明に描写財産や地位があったとしても明日のことなど分...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月02日
還暦を過ぎて小さな庵にこもった鴨長明の一人語り。注釈を参照すれは現代語訳に頼らずともほぼ語りは理解出来る。有名な「ゆくかわのながれはたへずして...」をはじめとして、大変綺麗な言い回しが散りばめられている。しかし内容は鬱々としたもの。人間関係の難しさ、命の儚さ、地震、津波、台風、飢饉、疫病の凄まじさ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月11日
最初は古文から始まる為、こんなの読めないよ(*_*)と気落ちしそうになるが、分からないなりにも読み進めてみる。
この辺は、目が文を追っているだけ。あまり情景も浮かばず、こんな雰囲気かなぁ?と思ってもその上から自分で×とつけたくなるようなイメージ。
それが現代誤訳に入ると、一度古文で読んだ部分の現代...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月11日
京都では火事や地震で大きな被害にあい、庶民は飢餓などで苦しんで多数の人々が亡くなっていたという事を知り、新しい時代が始まる前はまさに末世のような状況が起こっていたという事を知った。
そんな状況だからこそ新しい世の中に期待したいという思いが鎌倉幕府を起こるようにしたのか?
800年以上も前の事でも目に...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月01日
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし」
というのは、誰も読んだことのある方丈記の書き出し。
これだけ、読んで、分かった気になったのだけど、先日、「徒然草」を読んだ流...続きを読む
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