方丈記

方丈記

770円 (税込)

3pt

4.0

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失意の鴨長明が、日野の山奥、方丈の草庵に隠遁し、世の変遷と心の不安のなかに、自らの救いを求めようとする心境を、自伝的につづった、わが国随筆文学史上の不朽の名作。参考資料として、長明真跡の方丈記巻首、方丈庵遺跡を口絵に、現代語訳、解説、年譜、語彙索引を付し、川瀬一馬の名現代語訳でよみがえる。

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方丈記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年03月12日

    鴨長明の感覚に共感する。
    たどり着いた行き方・考え方に、とても穏やかなものを感じる。
    最後の結びの章の謙虚さ、自己を冷静に見つめる姿勢にも静かな誠実さを感じる。
    文章もわかりやすく流麗で素晴らしい。
    短いが、日本が誇る素晴らしい文学作品だ。



    2017.3.12
    久しぶりに読んだ。
    非常に短くわ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年09月14日

    130頁にも満たない厚さですが、なかなか印象深かかったです。直感的に郎読に適していると感じたので、朗として読んでみました。非常に語調が良い。文字数・音数・語調の心地よさは、長明が琵琶の名手であったこととも関係しているでしょう。訳者が言うように、全文を充分暗誦できそうな長さとリズム。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「導入→具体例→結び」と明快な構成になっていると初めて読んだ時感じさせられました。
    これくらい達観出来た思想を持てれば、とふと思うときもあります。
    矢張り現世に執着があると実践出来ぬようなことも多々ありますが、究極的には真らしく同感出来てしまうものばかりです。
    (06/2/17)

    0

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