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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わが国の古典中、もっとも異色である作品で、申楽者・観阿弥が、その実力を養い発揮する方法を、人間の本性を会得した立場で考究した、稀有の体系的芸術論である。その洞察は、また人間論としても、現代に生きている。校注は、世阿弥研究の第一人者・川瀬一馬博士。平易な現代語訳の決定版。
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Posted by ブクログ
花伝書は一子相伝の芸術書と思われているが、それ以上に観世座をどう経営していくのか、いかに世に残していくのかが書かれた経営論である。そういう目線で読むとまた多くの発見がある。
能楽とは生きた芸能で、それゆえ花と表されて常に同じではない。 一つの芸術論をこんなに深く読み込んだのは初めてで、本当に目の覚めるような思いでした。 ひかえめにただ美しく、心に絶えず働きを秘める。 そんな生き方をしたいものです。
やりすぎは良くない。出来すぎも良くない。周りを立てろ よく行っていた、魚料理屋さんの大将に紹介された本です。 大将にアドバイスされていることが書いてある本でした。
訳者が「花伝書について講義をする度に新しい発見がある」を言っているが自身もそう感じることがあった。 この本は学生の頃に教えていただいたものであるが5年後の今、再度読んだらまさに、新たな発見という感じだ。 自分自身の考え方を決める上での大事なことが書いてあって、自分の今までを振り返ったり今後の事...続きを読むを考えたりしたらドキドキしてしまった。
「この花は真の花にはあらず。時分の花なり」 …若いだけで華やかな時期を戒めた言葉。忘れられない言葉です。
全く古さを感じさせない、芸への眼差しに驚く他無い 現代語訳・解説もついているのでとても読みやすかった 一度の読み通しだけでは花や幽玄の本質を自分には読み解けないので これからなんども眼を通して行きたい 最近この本の能面表紙を枕にすると良く眠れることに気がつきました
せっかくの丁寧な解説や現代語訳にもかからわず、私にはちょっと難解でした。 ですが、演技論や「花」に関する記述は面白く、演劇や芸術活動をしている人にとっては、もっと面白いのではないかと思います。 世阿弥の著作だとばかり思っていましたが、お父さんの観阿弥の主張を世阿弥が書き留めたものだそう。さらに面白...続きを読むいことには、ずっと秘伝にされていたもので、発見されたのは近代なんだそう。秘伝書ですからねぇ・・。ってことは、この本のようにとても面白い、すごい本が秘されたまま世に出ずに、その権利をもった人だけに語り継がれている、という本もたくさんあるのでしょうね。 まさに「秘すれば花」か。 この本についで『隠れたる日本霊性史 古神道から視た猿楽師たち』(菅田正昭著 たちばな出版)という本を読んでいますが、おかげで世阿弥や能楽についての世界が深まりました。オススメです。
どんな人に同じく感動をもたらすこと、それが芸能 ずーっと、存在はわかっていて読みたいなーと思っていて手を付けていなかった本を、読みました。 パンセの時と同様、これは多くの人に読まれるための文章ではないので、こうやって公になってしまって観阿弥さんもかわいそうと感じてしまいます。秘すればこそ花なのに...続きを読む。 ご存知、能についての教えの本でありますが、現代芸能と照らし合わせてあれこれ考えさせられることとなりました。 「十七八より このころはまた、あまりの大事にて、稽古多からず。まづ声変りぬれば、第一の花失せたり。」 で声変わりの時期には一切の歌手活動を控えていた三浦大知さんが浮かんだり 「三十四五 このころの能、盛りの極めなり。」 で森高千里さんが「女ざかりは19だ」と言っていたけど能の盛りは34,5なのか、と安心したり。 「私儀に言ふ。そもそも、芸能とは、諸人の心を和らげて、上下の感をなさんこと、寿福増長の基、遐齢延年の法なるべし。」 どんな人に同じく感動をもたらすこと、それが芸能なのですと。東日本大震災から、芸能とは?とその意義を考える人が多かったですが、その一つの答えなのではないでしょうか。 観阿弥さんいわく、とにかく稽古。よそ見しないで稽古。これが大事というところや、どんなに下手な人からも良いところを見つけたらうまい人も見習うべし、とか能以外にも通じる教えは参考になりますね。 私も稽古で種を育て、花を咲かせるため一意専心しなければ!と勇気づけられる本でありました。 冒頭、川瀬先生の注釈のポリシーに信念を感じました。 注釈を見ながら原文を読み、そのあと現代語訳で理解を深めることが出来、非常に読みやすく最後まで楽しむことができますよ。
結婚してから購入した本と記憶。これは、オベンキョウのつもりで、声をだして音読してみました。ヒトハ、何ヲ、スルベキデ、ショウネ?アカン、コタエ、ハ、ワカンナイ!
今から600年前の室町時代、観阿弥・世阿弥親子によって著された世界最古の体系的芸術論書。 基本的に能芸論なので難解だが、その卓越した洞察は人生論としても現代に通じるほど素晴らしい。
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