作品一覧

  • ノブナガバース NOBUNAGA MULTIVERSE 1巻【特典イラスト付き】
    完結
    4.0
    全4巻726~770円 (税込)
    織田信長×マルチバース!!かの織田家の血を引く織田信宙。大学で歴史学を学ぶ彼の前にある日突然、自身を「平行世界からきた信長だ」と名乗る奇抜な格好をした女性が現れる。奇天烈な展開に困惑をする信宙。そこへ女性の自称・信長を“歴史を歪める存在”として命を狙う剪定者という者まで現れ…。信宙は多次元の信長達を救う旅に巻き込まれることになるーー。期待の俊英達が描く“信長とロマン”の冒険活劇!!
  • 風姿花伝 (花伝書)
    -
    一般に『花伝書』として知られる『風姿花伝』は,亡父観阿弥の遺訓にもとづく世阿弥(1364?―1443)最初の能芸論書で,能楽の聖典として連綿と読みつがれてきた.室町時代以後日本文学の根本精神を成していた「幽玄」「物真似」の本義を徹底的に論じている点で,堂々たる芸術表現論として今日もなお価値を失わない.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 花伝書(風姿花伝)
    4.1
    1巻572円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わが国の古典中、もっとも異色である作品で、申楽者・観阿弥が、その実力を養い発揮する方法を、人間の本性を会得した立場で考究した、稀有の体系的芸術論である。その洞察は、また人間論としても、現代に生きている。校注は、世阿弥研究の第一人者・川瀬一馬博士。平易な現代語訳の決定版。
  • 風姿花伝
    3.0
    「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」。神・仏に邂逅した出来事を、神事・仏事として「花」をもたらすべく再現する儀礼“猿楽能”をどのように修するか。約二十年かけて増補改訂、推敲が重ねられた世阿弥の主著。有限・無常な修者は、生涯を通して「花」を体現すべく、しぐさ、舞、物まね、音曲をどのように習い学ぶか、台本である謡曲をどのように作るか、興行はどうあるべきかなどが論じられる。そこでは幽玄論の確立とともに、日本文化史上稀有な奥行きの深い思想を展開。本書は『風姿花伝』を日本思想史の文脈のなかに位置付け、捉え直した画期的訳注書。
  • 現代語訳 風姿花伝
    4.4
    1巻1,200円 (税込)
    『風姿花伝』は能の大成者・世阿弥が著した、日本最古の能楽論である。『花伝書』の名称でも知られる本書は、「花」と「幽玄」をキーワードに、日本人にとっての美を深く探求。体系立った理論、美しく含蓄のある言葉、彫琢された名文で構成される、世界にも稀な芸術家自身による汎芸術論である。原文の香気が失われぬよう、かつ自然な現代語としてスラスラと読めるよう、工夫を凝らした現代語・新訳として提供する。七歳から年代順に具体的な稽古要領を記した「年来稽古條々」、物真似の本質を把握し表現する「物学條々」、Q&A形式の「問答條々」。そして、「花」の本質を説いた「別紙口伝」。章立て・語り口はあくまで明快、シンプルである。大陸伝来の文化から袂を分かち、日本人自ら育て、咲かせた最初の美しい「花」――。風姿花伝は700年を経た今日でも、広く表現に携わる方々はもちろん、人生訓としても読める懐の深い名著である。
  • 風姿花伝・三道 現代語訳付き
    -
    能の大成者・世阿弥が子のために書いた能楽論を、原文と脚注、現代語訳と評釈で読み解く。実践的な内容のみならず、幽玄の本質に迫る芸術論としての価値が高く、人生論としても秀逸。能作の書『三道』を併載。

ユーザーレビュー

  • 現代語訳 風姿花伝

    Posted by ブクログ

    室町時代に世阿弥が記した、一流派相伝の能の理論書。長らく秘伝書だったので、誰でも読めるようになってから100年ほどしか経っていないのだとか。

    タイトルと題材でなんとなく抱いていた雅なイメージのまま読み進めると、能の美しさについてだけでなく、意外にも戦略的な「見せ方」の部分にもかなりしっかりと言及していて、ビジネス書のような一面もあって興味深かった。

    芸事をやっている人に限らず、セルフプロデュースを学びたい人におすすめの一冊です。

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    2025年10月22日
  • 現代語訳 風姿花伝

    Posted by ブクログ

    前に岩波の風姿花伝を読んだときは何言ってるか分からなすぎてコメント書けなかったが、本書でようやく。上手は下手の手本、下手は上手の手本…謙虚にストイックに上達を目指し続ける、人生を通した芸事への向き合い方の指南書。古典的名著だけに、現代においても何にでも当てはまる。現代との差分かなと思ったのは、インターネットの普及や移動手段の発展などで単時間辺りにアクセスできる情報量や経験の多様性が爆増したので、外部環境の変化に対して思考するシチュエーションが増えたことか。それだけにこういう東洋的な内省思考する時間が相対的に減っているのから、現代人に改めて刺さるのかも。

    0
    2024年05月07日
  • 現代語訳 風姿花伝

    Posted by ブクログ

    能の教科書なんだけれども、日本人が感じる面白さや美学とは何かが落とし込まれていて興味深かった。
    日本人に根付く価値観の一端が室町の時代から(あるいはそれ以前から)変わらないのだと感じた。

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    2023年07月12日
  • 現代語訳 風姿花伝

    Posted by ブクログ

    ・能の良し悪しを評価する言葉の定義から入るところがおもしろい。「幽玄」、「強い」、「花」、「面白い」とか。
    ・特に「面白い」の定義が意外、かつすごく納得できた。
    ・能にかぎらず、いろんな活動に通用するであろう極意が盛りだくさん。「他の芸事には心を移すな」って言葉には背筋が伸びますわ。
    ・繰り返し「絶対外には漏らすなよ!」って書いてあるのに今では世に広く知れ渡ってるの笑う。
    ・短いし訳が良いのですごく読みやすかった。

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    2023年02月07日
  • 現代語訳 風姿花伝

    Posted by ブクログ

    能を通しビジネスとして自分に引き寄せて読んだ。世阿弥のように謙虚さと品格を備えていたい。
    以下、印象的な一文。
    『上手は下手の手本、下手は上手の手本とわきまえ工夫すべし。下手の良いところを、上手が自分の得意芸の中に取り入れることはこれ以上ない理想的な方法である。人の悪いところに気付くだけでも自分の勉強になるというのに、ましてや良いところについては、言うまでもない。「稽古は強くあれ、しかし慢心はもつな」とは、まさにこのことである。』

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    2021年08月21日

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