作品一覧 2023/09/07更新 終活ファッションショー 試し読み フォロー 出張料亭おりおり堂 完結 試し読み フォロー 出張料亭おりおり堂 月下美人とホイコーロー 試し読み フォロー 出張料亭おりおり堂 こっくり冬瓜と長い悪夢 試し読み フォロー 出張料亭おりおり堂 コトコトおでんといばら姫 試し読み フォロー 出張料亭おりおり堂 夏の終わりのいなりずし 試し読み フォロー 出張料亭おりおり堂 ふっくらアラ煮と婚活ゾンビ 試し読み フォロー 出張料亭おりおり堂 ほこほこ芋煮と秋空のすれ違い 試し読み フォロー 出張料亭おりおり堂 ほろにが鮎と恋の刺客 試し読み フォロー たぶらかし 試し読み フォロー 人形つかい小梅の事件簿 試し読み フォロー ひと喰い介護 試し読み フォロー 四号警備 試し読み フォロー 1~13件目 / 13件<<<1・・・・・・・・・>>> 安田依央の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 出張料亭おりおり堂 コトコトおでんといばら姫 安田依央 一気読み。呪いと言ってもよいほどの悪意に巻き込まれる。そこへ破壊力のある新キャラが現れ、すごい力で立て直す。西の魔女と東の魔女とはよく言ったものだ。澄香は辛い目にあっても仁に対しての過剰脳内反応が全く変わらなくて安心した。めでたしめでたしではないけどいい終わりかただった。 Posted by ブクログ 出張料亭おりおり堂 コトコトおでんといばら姫 安田依央 全3巻の内の最終巻。 今作は、わりとシリアス成分が多めか。 これまでの章でちょびちょび出ていた、 各ご家庭の問題が、いよいよ一ヵ所に集結する。 並行して、仁の京都行きだとか、 山田に求愛し続けるおじさん問題も(^ ^; そして、おじさんにも大きな転機が訪れる。 これをきっかけに、山田の心も微妙に...続きを読む揺れ動くが... 最終巻で初めて語られる、主人公山田の過去。 でも、それまでにあちこちで片鱗は見えていたので、 後出し感は全くなし。 皆それぞれに歩んできた道があって、 それぞれの選択肢でそれぞれの決断をして... 時に間違え、道を踏み外しかけたりする人も。 かなり強引ではあるが、関係者を一同に集めて ばっさりと切って捨てる「魔女」鈴子の活躍が、 端から見ていると心地よい(^ ^ 最後の最後、まぁ、こうまとめるしかないよなぁ... という感じの、ふわっとしたハッピーエンド...かな(^ ^ 本作品のテーマを勝手に拾い上げると、 ・時の流れ ・大人の心のずるさ弱さ ・でもみんな幸せになりたいのよね みたいな感じでしょうか(^ ^; 全くの個人的な感想ですが(^ ^; 最後に一言。 本作では、悪人はあくまで悪人として描かれる。 中途半端にみんなはっぴー、わーい、となるより、 それがリアルだし、心地よい。 それぞれの「悪人」を主人公にしても、 作品が書けそうなくらい実在感がある(^ ^ ただし、読後感は、ほっくりゆったりした感じ。 ふんわりと温かい余韻が残り、宿題は残りつつも 「きっと山田はもう大丈夫だろう」と思える。 いやぁ、素晴らしい作品を読ませていただきました(^ ^ Posted by ブクログ 出張料亭おりおり堂 ほろにが鮎と恋の刺客 安田依央 何気なく手に取った第一巻があまりに面白く、 続きが気になって購入。 連作短編集であるが、今回は一話目から なかなか波乱含み。 ベールに包まれていた仁の過去が徐々に明らかになり、 京都修業時代の「因縁」が、山田と仁を引き裂こうとする。 さらに山田に「熱烈な片思い」をするナイスミドルが。 かなり波瀾...続きを読む万丈な展開ではあるが、 オーナーを中心とした「ほっこりしたシーン」が 丁寧に描かれるおかげか、ドタバタ感は薄い。 もちろん、山田の「心象風景」はドタバタしっぱなしだが。 この作品の魅力は、バランス感覚にあると思う。 ドタバタとしっとり、サスペンスと胸キュンが、 過不足無いバランスでちりばめられているので、 ドタバタもふざけ過ぎにならず、 息詰まるシーンの後のほっこりした場面で、 読者も一息つくことができる。 これは、桜子オーナーの人となりによるところが大きい。 いつも凜として、笑顔を絶やさず、時にオチャメで、 意外と情熱的な過去がありそうで... 非常に魅力的なキャラクターである。 また、個性的な脇役が光っている。 一人ずつ紹介していたらキリが無いが... 本当に、ご近所に住んで、お互いに深く浅く関わりつつ 「生きている」感じが伝わってくる。 この世界観にハマると、抜け出せないですぜ(^ ^ Posted by ブクログ 出張料亭おりおり堂 ふっくらアラ煮と婚活ゾンビ 安田依央 読み始めは、ほのぼの日常の謎系と思った。 が、徐々にミステリ度がアップしてきて、 なかなかに手に汗握る展開に(^ ^; 十八年前の事件の真相は? ヒカリは何故死んだ? 行方不明のミツバチは今? 「主人公」の探偵役は、美術館のカリスマ学芸員。 が、探偵の一人娘が通う保育園の先生目線で話は進む。 ...続きを読む先生も色々と鬱屈した思いを抱えているが、 「ものの見方を変える」ことで救われたりする。 その「視点を変える」ことが大きなテーマの一つで、 世界の名作絵画の「解釈」に絡めて、 一地方都市の盛衰と人々の思いを浮き彫りにする。 作者は、かなりの「手練れ」とお見受けする(^ ^ 予想もしてなかった「過去の確執」やら、 意外な人間関係やら、全てのトピックが ある一点に向けて集約していく山場は見事(^ ^ 最後の最後まで予想を裏切る展開と言い、 実に内容ぎっしり密度の濃い一冊(^ ^ この作者の本は初めて読んだ(と思う)が、 ぜひ他の作品も読みたくなりました(^.^ Posted by ブクログ 四号警備 新人ボディガード久遠航太の受難 安田依央 警察官試験に落ち続けて辿り着いた先は警備会社の身辺警護、通称四号警備 死亡した医師の父、記憶のない二年間、続く悪夢、警察官になれない理由、など沢山の謎と伏線が配置された序章、という感じ。 違和感を持つ人物特定に鋭い嗅覚を持つ久遠、しかし自分の危険を顧みない行動に、同業も読者もハラハラさせられ、そ...続きを読むの原因であろう空白の二年間を意識的に避ける彼の真実を知りたくなります。 謎だらけなので、早く続きが読みたいボディガードチームもの。 水もの魔術師、一色さんが素敵。 Posted by ブクログ 安田依央のレビューをもっと見る