安田依央のレビュー一覧

  • 深海のスノードーム

    Posted by ブクログ

    凄い面白かった…!
    ずっと律がマツコデラックスに見えてたけど
    喋り方がそっくりで)
    生きづらさを抱えた女の子が
    人生の終わりにと行った場所が
    彼女を変える出会いになるんだけど
    本当に癒される
    最後の方に律が言うセリフがあって
    凄いぐっときました

    0
    2025年01月16日
  • 深海のスノードーム

    Posted by ブクログ

    多様性の現代。
    知らないことはまだまだたくさんあるなって思いました。
    なんでも決めつける人間にはなりたくないって思うので(決めつける人、苦手)、沙保の母親すごく嫌だった。むしろこういう人の方が問題ありだよね?

    このような形のシェルター必要ですね。

    すごく好きな小説でした。

    0
    2024年11月28日
  • 終活ファッションショー

    Posted by ブクログ

    終活なんて、まだ先 て思っている世代だけど、死は必ず訪れる という事実はちゃんとあるわけですな。そう考えると、終活て何をすればいいのか?ていう初歩的なことを考えるきっかけにはなった。

    0
    2024年10月10日
  • 出張料亭おりおり堂 月下美人とホイコーロー

    Posted by ブクログ

    テルオの将来が楽しみです(*^^*)お母さんの気持ちを考えると感動しました。楽しく読ませて頂きました。

    0
    2024年05月31日
  • 出張料亭おりおり堂 コトコトおでんといばら姫

    Posted by ブクログ

    一気読み。呪いと言ってもよいほどの悪意に巻き込まれる。そこへ破壊力のある新キャラが現れ、すごい力で立て直す。西の魔女と東の魔女とはよく言ったものだ。澄香は辛い目にあっても仁に対しての過剰脳内反応が全く変わらなくて安心した。めでたしめでたしではないけどいい終わりかただった。

    0
    2019年03月24日
  • 出張料亭おりおり堂 コトコトおでんといばら姫

    Posted by ブクログ

    全3巻の内の最終巻。
    今作は、わりとシリアス成分が多めか。

    これまでの章でちょびちょび出ていた、
    各ご家庭の問題が、いよいよ一ヵ所に集結する。
    並行して、仁の京都行きだとか、
    山田に求愛し続けるおじさん問題も(^ ^;

    そして、おじさんにも大きな転機が訪れる。
    これをきっかけに、山田の心も微妙に揺れ動くが...

    最終巻で初めて語られる、主人公山田の過去。
    でも、それまでにあちこちで片鱗は見えていたので、
    後出し感は全くなし。

    皆それぞれに歩んできた道があって、
    それぞれの選択肢でそれぞれの決断をして...
    時に間違え、道を踏み外しかけたりする人も。

    かなり強引ではあるが、関係者を一同

    0
    2018年10月18日
  • 出張料亭おりおり堂 ほろにが鮎と恋の刺客

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何気なく手に取った第一巻があまりに面白く、
    続きが気になって購入。

    連作短編集であるが、今回は一話目から
    なかなか波乱含み。
    ベールに包まれていた仁の過去が徐々に明らかになり、
    京都修業時代の「因縁」が、山田と仁を引き裂こうとする。
    さらに山田に「熱烈な片思い」をするナイスミドルが。

    かなり波瀾万丈な展開ではあるが、
    オーナーを中心とした「ほっこりしたシーン」が
    丁寧に描かれるおかげか、ドタバタ感は薄い。
    もちろん、山田の「心象風景」はドタバタしっぱなしだが。

    この作品の魅力は、バランス感覚にあると思う。
    ドタバタとしっとり、サスペンスと胸キュンが、
    過不足無いバランスでちりばめられてい

    0
    2018年10月17日
  • 出張料亭おりおり堂 ふっくらアラ煮と婚活ゾンビ

    Posted by ブクログ

    読み始めは、ほのぼの日常の謎系と思った。
    が、徐々にミステリ度がアップしてきて、
    なかなかに手に汗握る展開に(^ ^;

    十八年前の事件の真相は?
    ヒカリは何故死んだ?
    行方不明のミツバチは今?

    「主人公」の探偵役は、美術館のカリスマ学芸員。
    が、探偵の一人娘が通う保育園の先生目線で話は進む。

    先生も色々と鬱屈した思いを抱えているが、
    「ものの見方を変える」ことで救われたりする。
    その「視点を変える」ことが大きなテーマの一つで、
    世界の名作絵画の「解釈」に絡めて、
    一地方都市の盛衰と人々の思いを浮き彫りにする。
    作者は、かなりの「手練れ」とお見受けする(^ ^

    予想もしてなかった「過去の

    0
    2018年09月14日
  • 深海のスノードーム

    Posted by ブクログ

    良かった!!

    女の子はこうあるべきと小さな頃から母親より呪いをかけられ続けてきた沙保
    ○○家に産まれたからにはこうあるべきと家によって呪いをかけられ続けてきたミナト  
    呪縛から解き放たれるために、自殺を選ぼうとした2人が辿り着いた場所
    そこにいたのは底抜けに明るい律さん。
    シェルターみたいな場所=スノードームで3人の共同生活が始まります。

    沙保の母親が本っ当に嫌い。最悪。
    律さんが救いですね。律さんの言葉が共感の嵐です。
    自分で自分を大切にしていけるように。

    0
    2025年02月20日
  • 深海のスノードーム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    女として、男として生きにくさを感じて死を望む沙保とミナトと、完璧な尊厳死を望む律との、希死念慮をもつ3人の不思議な生活。物語後半は結末にドキドキしたけど、辛さを抱えながらも生き続ける決断をした結末に少し安心。おそらくほんの少し前まで(今でも)「女だから」というしがらみは世の中にたくさん当たり前にあったこと。多少は良くなってる部分もあるかもしれないが、「普通の人」の枠に当てはまらなければ、行きにくい世の中。沙保のコラムのように、現実でも多くの人たちが自分の辛さや経験をSNSで共有していて、皆持つ悩みは異なるけど、似た経験をした仲間とたまたますれ違って気が合う人が見つけられる社会だったらいいなと思

    0
    2025年01月12日
  • 四号警備 新人ボディガード久遠航太の受難

    Posted by ブクログ

    警察官試験に落ち続けて辿り着いた先は警備会社の身辺警護、通称四号警備

    死亡した医師の父、記憶のない二年間、続く悪夢、警察官になれない理由、など沢山の謎と伏線が配置された序章、という感じ。

    違和感を持つ人物特定に鋭い嗅覚を持つ久遠、しかし自分の危険を顧みない行動に、同業も読者もハラハラさせられ、その原因であろう空白の二年間を意識的に避ける彼の真実を知りたくなります。

    謎だらけなので、早く続きが読みたいボディガードチームもの。
    水もの魔術師、一色さんが素敵。

    0
    2022年10月25日
  • ひと喰い介護

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    介護や相続などが盛り込まれた内容にはつい手がのびてしまう。タイトルからよからぬ予感はあったものの恐ろしい内容だった。今や誰もが抱えるであろう問題ではあるけれどこのような小説を読んでしまうと実際に親の介護問題に直面したら疑心暗鬼になってしまう。身内がいなかったり疎遠だったり家族と問題を抱えてたりしたら他人であれ優しくしてくれる人に頼っていくというのは当然だ。中盤までは単なるいい人かもしれない、そうであってと思ったけれど後半にむけてやっぱりか、、というやるせない思いになった。紀藤さんというヒーロー的な人の活躍でやっつけて欲しいという思いはあったけれど真逆の展開。結末は不気味に終わりゾッとする。

    0
    2022年05月30日
  • ひと喰い介護

    Posted by ブクログ

    心細いときに、やさしくされたら。こりゃ、イチコロだわ。
    もう、気づいたときにはドップリな感じになってそう。
    年齢を重ねると判断力も落ちそうだし、他人事とは思えない。こわーい。

    0
    2022年04月05日
  • 出張料亭おりおり堂 ふっくらアラ煮と婚活ゾンビ

    Posted by ブクログ

    仁とはどんな人物なのか、桜子との関係、おりおり堂はどうしてできたのかなど気になることがたくさん出てくる。最後までその謎はわからなかったが、その謎が読者の読書欲を揺さぶっているように思う

    0
    2022年02月10日
  • 出張料亭おりおり堂 コトコトおでんといばら姫

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ第三作。神崎家、小山家の家庭問題に巻き込まれる。由利子の意識が戻り、京都に行く仁。由利子と仁の過去が明らかに。そして澄香の過去も明かされる。仁と人生を歩きたいと言う澄香に、必ず戻るの言葉を残す仁。

    0
    2022年02月02日
  • 出張料亭おりおり堂 ほろにが鮎と恋の刺客

    Posted by ブクログ

    シリーズ第二弾。出張料亭というタイトルからはグルメ系が想像されるが、実はラブコメ。今回は仁の過去が明らかに。そして成り行きで告白。人間関係はシュールだが、澄香の心の声が笑わせてくれる。今回は料理は控え目。

    0
    2021年09月19日
  • 出張料亭おりおり堂 ふっくらアラ煮と婚活ゾンビ

    Posted by ブクログ

    シリーズ第一作。32歳の派遣女子・山田澄香が出張料亭のイケメン料理人・橘仁の助手になった。澄香にも仁にも色々な過去があったようだが、まだそれは明かされない。美味しそうな料理、美しい季節の描写、そして時々出てくるユーモラスな心理描写。面白かった。続きが楽しみ。

    0
    2021年08月29日
  • 出張料亭おりおり堂 ふっくらアラ煮と婚活ゾンビ

    Posted by ブクログ

    澄香さん、なかなかおもしろい人なんだけど、たまに妄想についていけない(笑)二人が抱える何かが、これから明らかになるのかな。おいしいごはん食べたいなー

    0
    2021年05月28日
  • 出張料亭おりおり堂 月下美人とホイコーロー

    Posted by ブクログ

    番外編ぽい。孝目線だからか澄香が変人に書かれている。確かに小学生への生活指導はびっくり。仁もいい感じ。

    0
    2020年05月19日
  • 出張料亭おりおり堂 ほろにが鮎と恋の刺客

    Posted by ブクログ

    安田依央さん、出張料亭おりおり堂シリーズ、第1巻、次いで第3巻、そして今回第2巻「ほろにが鮎と恋の刺客」(2017.12)を読みました。やはり、シリーズものは順番に読まないと面白みが半減しますね。半減というか、話の辻褄が合わなくなってきます。(ものによっては、それほど順番を守らなくてもいい作品もありますが)第2巻では、仁が京都で修業していた料亭の娘、今野葵24歳(仁の婚約者由利子の妹)が登場、仁の京都での過去が明らかに。また、妻を亡くした藤村公也の澄香への猛烈なアタックも。そして、仁と澄香もじわじわ心の接近が。第3巻、再読します。

    0
    2020年04月26日