【感想・ネタバレ】終活ファッションショーのレビュー

あらすじ

司法書士の市絵、34歳。近所の老人たちの相談にのるうち、「姑に希望通りの死装束を着せてやれなかった」という後悔を聞かされ、死ぬときに何を着たいかを発表する「終活ファッションショー」を開催することに。年齢も趣味もばらばらなメンバーが集まり、十人十色の理想の死装束から、それぞれの人生が見えてくる――。他人と関わり合いながら生きて死を迎える人間の絆を描く、人情「終活」物語。

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Posted by ブクログ

終活なんて、まだ先 て思っている世代だけど、死は必ず訪れる という事実はちゃんとあるわけですな。そう考えると、終活て何をすればいいのか?ていう初歩的なことを考えるきっかけにはなった。

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2024年10月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「今は思い出になった昔のわたくしも愛おしいのですけれど、わたくしは今のわたくしが一番好きですわ」終活ファッションショーに参加する女性のセリフです。

昔の自分も今の自分も肯定し、恐らく未来の自分にも大きな期待を持っているであろう極めて潔い考え方だと思いました。
終活ファッションショーは自分の過去現在を整理して人前で表現し、死を含めた未来への希望に繋げるイベントなのだと思いました。

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2025年04月04日

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