【感想・ネタバレ】出張料亭おりおり堂 ふっくらアラ煮と婚活ゾンビのレビュー

あらすじ

32歳独身、派遣社員。婚活も人生も迷走中の山田澄香は、骨董店「おりおり堂」のカフェスペースで口にした料理の味と、料理人・橘仁の男ぶりに心を奪われる。折しも仁が助手を募集中と知り、訪問先で料理を提供する「出張料亭」を手伝うことに。恋愛が苦手な女と硬派すぎるイケメン料理人の二人三脚やいかに?
※本書は『出張料理おりおり堂 卯月~長月』『出張料理おりおり堂 神無月~弥生』を加筆・修正・改題のうえ、3分冊にしたうちの1冊目です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

読み始めは、ほのぼの日常の謎系と思った。
が、徐々にミステリ度がアップしてきて、
なかなかに手に汗握る展開に(^ ^;

十八年前の事件の真相は?
ヒカリは何故死んだ?
行方不明のミツバチは今?

「主人公」の探偵役は、美術館のカリスマ学芸員。
が、探偵の一人娘が通う保育園の先生目線で話は進む。

先生も色々と鬱屈した思いを抱えているが、
「ものの見方を変える」ことで救われたりする。
その「視点を変える」ことが大きなテーマの一つで、
世界の名作絵画の「解釈」に絡めて、
一地方都市の盛衰と人々の思いを浮き彫りにする。
作者は、かなりの「手練れ」とお見受けする(^ ^

予想もしてなかった「過去の確執」やら、
意外な人間関係やら、全てのトピックが
ある一点に向けて集約していく山場は見事(^ ^

最後の最後まで予想を裏切る展開と言い、
実に内容ぎっしり密度の濃い一冊(^ ^

この作者の本は初めて読んだ(と思う)が、
ぜひ他の作品も読みたくなりました(^.^

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2018年09月14日

Posted by ブクログ

仁とはどんな人物なのか、桜子との関係、おりおり堂はどうしてできたのかなど気になることがたくさん出てくる。最後までその謎はわからなかったが、その謎が読者の読書欲を揺さぶっているように思う

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2022年02月10日

Posted by ブクログ

シリーズ第一作。32歳の派遣女子・山田澄香が出張料亭のイケメン料理人・橘仁の助手になった。澄香にも仁にも色々な過去があったようだが、まだそれは明かされない。美味しそうな料理、美しい季節の描写、そして時々出てくるユーモラスな心理描写。面白かった。続きが楽しみ。

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2021年08月29日

Posted by ブクログ

澄香さん、なかなかおもしろい人なんだけど、たまに妄想についていけない(笑)二人が抱える何かが、これから明らかになるのかな。おいしいごはん食べたいなー

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2021年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

同世代と言う事もあって澄香に共感しつつ、そんなイケメンなんて出会えないわー!!と一人突っ込む。
澄香に、仁に、何があったのかも気になる。
ライトに読めて面白い。

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2019年03月30日

Posted by ブクログ

心の声が若干軽いものの、読みやすくサクサクといった。
続きも読みたい、と思えるいい意味のライトさ。

2022.11.27
188

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2022年11月27日

Posted by ブクログ

イケメン料理人の手伝いをすることになった主人公の妄想がわりとツボ。お料理描写も素敵だし、今後のシリーズも楽しみ。

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2018年04月29日

Posted by ブクログ

軽いなー笑
仁がつくる料理美味しそうだし、澄香の妄想も不自然さを感じるけどギリ笑えるけど、登場人物が軽いというか、きちんと人物像が出来上がってないまま、色々登場させちゃったって感じがする。
そのせいで読んでいてうすっぺらく感じてしまう。
うーん、もったいない。

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2017年11月10日

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