ノンフィクション作品一覧
-
4.2カリスマ講師の授業だから、最速で「全史」がわかる! グローバル時代のビジネスマンに必須の教養があっという間に身につく! 「教えるプロ」現役予備校講師だから○最新の学説を反映○大きな「流れ」がつかめる○歴史が苦手でも夢中になれる楽しい語り口!
-
4.2松本サリン事件・東京地下鉄サリン事件では日本の警察に協力し、事件解明のきっかけを作った世界的毒物学者。 彼は事件の中心人物で、2018年7月に死刑となった中川智正と15回に及ぶ面会を重ね、その事件の全容を明らかにした。 中川氏との約束に基づき、このたび緊急刊行。 第1章 サリン事件解決に協力する 第2章 オウムのテロへの道のり 第3章 中川死刑囚との面会 第4章 中川死刑囚の獄中での生活 第5章 オウムの生物兵器の責任者、遠藤誠一 第6章 オウムの化学兵器の中心人物、土谷正実 第7章 麻原の主治医、中川智正 第8章 3人の逃走犯 第9章 中川死刑囚が語るオウム信者の人物像 第10章 上九一色村とサリン被害者の現在 第11章 オウム事件から学ぶ、将来への備え 第12章 中川氏最後のアクティビティ
-
4.2東京五輪が開かれる二〇二〇年には、イスラム教徒の人口は二〇億人を超え、世界の二五%を占めると予測される。イスラム圏から日本を訪れる観光客数も、すでに年間一〇〇万人。各地でヒジャブ(頭髪を覆う布)を着けたムスリマ(イスラムの女性)を見かけることが多くなった。では、そんなイスラム圏の人たちと接するために必要な知識や態度とは――。日本人にとって、いまだに正しく理解されているとはいえないイスラムの世界を、衣食住、文化、習慣、歴史など、さまざまな視点から解説。エジプト出身で自らがムスリマである著者にしか書けない、日本人のためのイスラム案内!
-
4.2彼らがいたから、強く、深くつながり続けた。 戦前は「日本」であった台湾。戦後に「中国」になった台湾。1990年代の民主化後に自立を目指す台湾。戦争、統治、冷戦。常に時代の風雨にさらされ続けた日本と台湾との関係だが、深いところでつながっていることができた。それはなぜか。 台湾と日本との間を渡り歩いて「結節点」の役割を果たす、多様な台湾出身者の存在があったからである――まえがきより 台湾をルーツに持ち、日本で暮らす在日台湾人=タイワニーズたち。元朝日新聞台北支局長の筆者が、彼らの肖像を描き、来歴を辿りながら、戦後日本の裏面史をも照らす。 【目次】 ・蓮舫はどこからやってきたか ・日本、台湾、中国を手玉にとる「密使」の一族 辜寛敏&リチャード・クー ・「江湖」の作家・東山彰良と王家三代漂流記 ・おかっぱの喧嘩上等娘、排除と同化に抗する 温又柔 ・究極の優等生への宿題 ジュディ・オング ・客家の血をひく喜びを持って生きる 余貴美子 ・「551蓬莱」創業者が日本にみた桃源郷 羅邦強 ・カップヌードルの謎を追って 安藤百福 ・3度の祖国喪失 陳舜臣 ・国民党のお尋ね者が「金儲けの神様」になるまで 邱永漢
-
4.2金正恩総書記政権のミサイル外交で再び世界中から注視されている北朝鮮。本書は、かの国に存在する北朝鮮人作家の知られざる実態を明らかにする。「北朝鮮文学」は表現の自由とは対極にあり、党所属の立場で国民の思想教育、政治宣伝の役割を果たす「文学」を発表している。日本に生まれながら帰国事業で北に戻り、作家として活動した著者が赤裸々に綴る北朝鮮文学の裏側とは――。
-
4.2ケシの実、青カビ、ブタの膵臓……人類はあらゆる材料を駆使して新薬を創りだしてきた! 創薬の第一線で35年にわたり活躍する研究者が、先人たちの飽くなき挑戦の歴史を描き出す。薬に対するあなたの理解を一変させる科学ノンフィクション。解説/佐藤健太郎
-
4.2「全米最優秀女子高生」を育て、同時に自身のキャリアも育んでいった著者。「最高の子育てには親自身の自分育てが必要」という科学データを元に、彼女が子育てで活用したのは、「SMARTゴール」という目標達成のためのツールでした。本書では、このツールの使い方、人生のパッションの持ち方・探し方、そのために必要な「心のブレーキ」の外し方など、そのすべて公開しています。小さなことを行動していくことや、目標を具体的に設定することの大切さ、「何のために」を考えれば心が折れないなど、「夢」を確実に手にするための方法は、とても実践的。今最も注目される「ライフコーチ」の資格を持つ著者が、自分の人生をも変えた魔法のツールを紹介します。
-
4.2ウガンダやコンゴでの子ども兵への社会復帰支援などを資金ゼロ、人脈ゼロから始めたNGO代表が語る、今世界で起きていること。そして私たちにもできること。
-
4.22011年3月12日早朝、被災地に駆けつけるヘリコプターに乗り、大船渡に海から上陸したレイラと村田さん。ふたりは、自衛隊と協力して、救援活動のための路を切り開いていきました。レイラの役割は、埋まっている人を見つけること。困惑しながらも、大事な嗅覚を死臭で鈍らせながらも、人が大好きなレイラは救助活動を続けていきます。少しでも人に喜んでほしい、そのためにがんばる犬のすがたを追ったノンフィクション。
-
4.2神の啓示の言葉を集めたコーランによれば、異教徒は抹殺すべき対象である。彼らを奴隷化することも間違っていない。ジハードは最高の倫理的振る舞いである。その意味で、カリフ制を宣言し、イスラム法によって統治し、ジハードに邁進する「イスラム国」は、イスラム教の論理で見れば「正しい」のだ──。気鋭のイスラム思想研究者が、コーランを典拠に西側の倫理とはかけ離れた「イスラム教の本当の姿」を描き出す。
-
4.2
-
4.2デビュー前の若き日々から現在にいたるまでの問題意識、思い出の中の日本について、そして現代社会の諸問題にどう立ち向かっていくか。日系イギリス人作家カズオ・イシグロのノーベル賞受賞記念公演を書籍化。原文と土屋政雄による日本語訳を収録した対訳版!
-
4.2落選また落選! 供託金没収! それでもくじけずに再挑戦! 選挙の魔力に取り憑かれた泡沫候補(=無頼系独立候補)たちの「独自の戦い」を追い続けた20年間の記録。2017年 第15回 開高健ノンフィクション賞受賞作。【目次】第一章 今、日本で最も有名な「無頼系独立候補」、スマイル党総裁・マック赤坂への10年に及ぶ密着取材報告。/第二章 公職選挙法の問題、大手メディアの姿勢など、“平等”な選挙が行なわれない理由と、それに対して著者が実践したアイデアとは。/第三章 2016年東京都知事選挙における「主要3候補以外の18候補」の戦いをレポート。
-
4.2緊急出版! これでいいのか日本! 今そこにある危機に、いつまで見て見ぬふりをするのか。 『今こそ、韓国に謝ろう』の百田尚樹と『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』のケント・ギルバートが、今、日本が抱える問題を洗いざらいに大激論。「俺たちが言わずに誰が言う!」ここが日本の正念場!
-
4.2第一次世界大戦100年目の真実。第一次世界大戦末期、1918年の「春季大攻勢」でドイツ軍は連合国軍の塹壕線を突破、戦術的な「大成功」を収めた。しかし、それからわずか半年後には降伏することとなったのはなぜなのか。ドイツ国内での革命や裏切りのために敗れたという歴史観もあるがそれは真実なのか。ドイツ軍の頂点に立ち、その強さの象徴であった参謀本部とそのリーダーたちは対処したのか。容赦なく勝つことはできても、上手に負けることができないドイツというシステムを徹底検証。19世紀から今日にまで続くドイツ・システムの強さの要因とともに、その危険性について探った!
-
4.2現代の軍隊は「戦争の道具」ではなく、世界の繁栄と平和を守るための基盤である。一国平和主義によって世界の現実に目を閉ざした日本は、その「常識」を共有できない。今こそ自衛隊を正しく「軍隊」と位置づけ、過剰な期待も過剰なアレルギーも排し、何ができるのかを冷静に見極めよ──。陸上自衛隊トップの幕僚長を務めた著者が、自衛隊の現場の視点から語った超リアルな軍事論。
-
4.2数字では語れない、あの日の出来事――。 岸政彦さん、星野智幸さん、推薦! 「被災地」は存在しない。「被災者」も存在しない。 土地と人が存在するだけだ。 「それでも生きていこうとする人々」の物語が、胸を打つ。 (岸政彦) ここには、あなたを含め、この本に書かれていない被災した人すべての物語が、ぎっしりと詰まっている。 その見えない言葉に目を凝らして、読んでほしい。 (星野智幸) 「リスク論」からこぼれ落ちる生を探し求めて、東北、そしてチェルノブイリへ――。 若き記者による渾身のノンフィクション。
-
4.2仕事はパッとしないし、彼女に怒られるしで、ダメダメな日々を送る僕。いっそヤギにでもなって人間に特有の「悩む」ことから解放されることはできないだろうか……というわけで本気(まじ)でやってみました。四足歩行の研究のためにヤギを解剖し、草から栄養をとる装置を開発。医者に止められても脳の刺激実験を繰り返し――。イグノーベル賞を受賞した抱腹絶倒のサイエンス・ドキュメント。
-
4.2※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大人の発達障害に悩む家族へ 壊れかけた妻がみつけた再生のヒント 「妻とも丁寧語で話す」「お金を無計画に使う」「話し合おうとしても黙ってしまう」……。 優しくていい人なんだけど、どこかずれてる困った夫、アキラさん。 ツナさんの違和感は年々大きくなってきましたが、とうとうアキラさんに大問題発覚! 実は夫、アキラさんはアスペルガー症候群と気づかないまま、大人になってしまっていたのです。
-
4.2大ヒットドキュメンタリー映画『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』の佐々木芽生監督が、同名映画の取材をもとに書き下ろしたノンフィクション。和歌山県太地町。映画『ザ・コーヴ』がアカデミー賞を受賞して以来、「くじらの町」として400年の歴史を持つこの漁師町は、シーシェパードを中心とした世界中の活動家たちから集中非難の的に。歴史・宗教・イデオロギー、自分と相容れない他者との共存は果たして可能なのか。小さな町に押し寄せた、クジラを巡る大きな衝突。
-
4.2一度も異民族に征服された経験がない国、日本。ユダヤ人のような強烈な自己主張を苦手とし、外国文化を要領よく取り込んで“自己改造”をはかる国柄は、なぜ生まれたのか。世界でも珍しい“寛容な”民族の思考パターンを、「部品交換型文明」の視点から丸ごと分析。欧米一辺倒でも大陸追従でもない道を語る画期的日本論。
-
4.21888年、フランスに滞在していた画家のゴッホは、己の右耳を切り落とす――現在でも語り草になっているこの衝撃的な事件はなぜ起きたのか? イギリスの気鋭の歴史学者が世界各地の調査をもとに新事実・新資料を発掘し、「狂気の画家」の知られざる一面に迫る!
-
4.2山崎直子氏(宇宙飛行士)推薦「彼女たちの挑戦は、壁を超える勇気を与えてくれる」2017.9.29(金)全国ロードショー!アカデミー賞R作品賞ノミネート『ドリーム』原案。コンピューターのない時代に活躍した“黒人女性計算手”たちの物語。全米大ヒット映画原案、知られざる感動の実話!ニューヨークタイムズ・ベストセラーリスト第1位!『パブリッシャーズ・ウィークリー』誌 2016年ベストブック!『ウォール・ストリートジャーナル』紙が選ぶ、2016年最も期待の1冊!名作『ライトスタッフ』に匹敵!――『ボストン・グローブ』紙 1943年、人種隔離政策下のアメリカ。数学教師ドロシー・ヴォーンは、“黒人女性計算手”としてNASAの前身組織に採用される。コンピューターの誕生前夜、複雑な計算は人の手に委ねられ、彼らは“計算手(コンピューター)”と呼ばれていた。やがて彼らは宇宙開発の礎となり、アポロ計画の扉を開く――! 差別を乗り越え道を切り拓いた人々の姿を描く、感動の実話。映画『ドリーム』原作。
-
4.2◆戦後民主主義のヒーローとしての信長の真実の姿は歪められている? ◆真実の信長像を知ることで、新たな日本史の歴史観が構築される! ◆気鋭の保守の論客倉山満が挑む新境地! ◎信長は権威をないがしろにしたのか? ◎信長は室町幕府を滅ぼしたのか? ◎信長は革新的な人物だったのか? ◎信長は戦争の天才だったのか? ◎権威主義者、勝ちきれない男、土下座名人、無類の働きもの、セコイ……etc. 従来の信長像が打ち砕かれる! ■明治までのエリートには、人の上に立つ者の覚悟がありました。 だから、世界史の奇跡と言われる明治維新を成し遂げ、日清日露の両大戦を勝ち抜き、世界の誰にも媚びないで生きていける強い国、大日本帝国を築き上げました。 しかし昭和になり、エリートが「試験で優秀な成績を取った人」というわけの分からない定義に変わってしまい、 結果、陸軍も海軍も官僚たちも“自称エリート”たちの庇い合いばかりで、誰も責任を負わないまま、敗戦という取り返しのつかない大失敗をおかしてしまいました。 それでも戦前は、まだいい。少なからずの指導者たちが、自らの命を絶ちました。(中略)翻って現代日本、実にグダグダな時代です。 戦争に負けて、負けっぱなし。殴り返す気力すら、失っている。アメリカの持ち物にされたばかりか、ロシアや中国までが「それを俺に寄越せ」と小突き回しに来る。 あまつさえ、韓国や北朝鮮にまで舐められている。 元をたどれば、占領軍のダグラス・マッカーサーが日本人をそういうふうに去勢したのでしょうが、いつまで七十年前の占領軍に責任を押し付けるのか。 いいかげん、自分で強くなる、自分で賢くなる努力を始めるべきではないのでしょうか。 このグダグダな現代を、どう生きるか。私はそのヒントを、本書で織田信長に求めたいと思います。(本文より) ◆本書の内容 はじめに なぜ信長に学ぶのか 第一章 織田信長は戦後民主主義の英雄なのである 第二章 君にもなれる織田信長(今こそ学ぼう! 兵法経営) 第三章 信長は権威主義者だった 第四章 信長は勝ちきれない男だった 第五章 信長はものすごい働き者だった 第六章 信長は日本史最高の土下座名人だった 第七章 信長はものすごくセコイ男だった おわりに 私はなぜ、こんなに織田信長が好きなのか
-
4.2望郷と鎮魂の歌が織りなす奇跡。 2017年4月に急逝した戦後日本を代表する歌手・ペギー葉山。愛した人々に見守られ、彼女は代表曲『南国土佐を後にして』の譜面を胸に抱いて天へ召された。 彼女の人生を大きく左右することになった同曲のルーツは、戦争中に中国戦線の兵隊たちによってつくられた『南国節』にさかのぼる。元兵士が述懐する極限の戦場、生と死の狭間にいた若者たちが異国の地で故郷を忍び、家族に思いを馳せながら歌い継いだ「望郷の歌」は、同時に仲間への「鎮魂歌」でもあった。ペギーが、激戦に次ぐ激戦のさなかに生まれたこの歌に出会ったのは、偶然だったのか、それとも必然だったのか。「死」の4か月前、ペギーが筆者に対して語った数々の述懐は、その謎を解き明かし、はからずも彼女の「遺言」となった――。 自身もまた戦争に翻弄された少女時代を送ったペギーによって新たな「命」を吹き込まれた『南国土佐を後にして』が国民的なヒットとなったことで、新しい曲が発見された。そしてその曲が、東日本大震災の被災者たちを勇気づけ、大きな影響を与えていく。戦地の若者が口ずさんだ歌の誕生から実に80年近くを経ても、多くの名もなき人々が共鳴し合う奇跡の物語は脈々と続いていた。丹念な取材と構成で明かされる、忘れ去れていた日本人の優しき心とは――。
-
4.2岩宿遺跡を発掘した在野の研究家、相澤忠洋。「旧石器の神様」と呼ばれた考古学者、芹沢長介。日本人の根源を辿る考古学界において、歴史を変えたその新発見は激しい学術論争、学閥抗争を巻き起こす。やがて沈殿した人間関係の澱は、日本を震撼させた「神の手」騒動に流れ着き――。微に入り細を穿つ徹底取材が生んだ骨太ノンフィクション。『石の虚塔 発見と捏造、考古学に憑かれた男たち』改題。
-
4.21945年、日本は戦争に負け、他国に占領された。それから四半世紀。私たちはこの有史以来未曽有の経験を、正面から受け止め、血肉化、思想化してきただろうか。日本の「戦後」認識にラディカルな一石を投じ、90年代の論壇を席巻したベストセラー『敗戦後論』から20年。戦争に敗れた日本が育んだ「想像力」を切り口に、敗北を礎石に据えた新たな戦後論を提示する。本書は、山口昌男、大江健三郎といった硬派な書き手から、カズオ・イシグロ、宮崎駿などの話題作までを射程に入れた、21世紀を占う画期的な論考である。【目次】まえがき/はじめに 想像力にも天地があること――小津安二郎、『敗北の文化』、カズオ・イシグロ/第一部 敗者の日本/第一章 私たちが被占領民だったころ――W・G・ゼーバルト、林達夫、朴泰遠/第二章 占領下の文学――第三の新人、曽野綾子、大江健三郎、目取真俊/第三章 ゴジラは死んで、どこに行くのか?――本多猪四郎、R・エメリッヒ、G・エドワーズ/幕間 シン・ゴジラ論(ネタバレ注意)――庵野秀明/第二部 敗者の戦後/第四章 低エントロピーと「せり下げ」――山口昌男と多田道太郎/第五章 世界の奴隷として考えること――吉本隆明と鶴見俊輔/第六章 「成長」なんて怖くない――宮崎駿と手塚治虫/第七章 大江健三郎の晩年/終わりに 『水死』のほうへ――大江健三郎と沖縄/あとがき
-
4.2年間20万組超が離婚する現代――。ある日、子どもたちと会えなくなってしまった父親が急増している。彼らはなぜ子どもに会えなくなったのか? 男たちが歩むそれぞれの人生を、自身も当事者であるライターが描く。別れてから現在までのこの2年半の間にお会いした当事者の方々。彼らの声を集めたのが、この本である。本のタイトルを『わが子に会えない』としたが、今は会えている人、再び会えなくなった人も証言者に含めている。子どもに会えなくなった男たちとはいったいどのような人なのか。別れに至るまでにどのように出会い、子どもをつくり、そして別れたのか。そして別れた後、どんなことを思い、どのような人生を歩んでいるのか。善悪では計りきれない多くの人生、つまりはより多くの視座を伝えることで、“会えない”という現象に可能な限り接近したいと思っている。(本書「プロローグ」より)。『僕の見た「大日本帝国」』、『本で床は抜けるのか』の著者による最新作!
-
4.2
-
4.2今、児童虐待と化している「ブラック部活」が社会問題となっています。・バスケ部内でハーレムを形成するセクハラ顧問・難聴になるほど練習させる吹奏楽部など、こうした事例は枚挙にいとまがありません。一方で部活指導に時間を取られ、教師たちも悲鳴を上げています。その実態を徹底取材し対策を考えます。保護者や学校関係者はもちろん、部活の思い出を熱く語る大人にも読んでほしい一冊。
-
4.2原発差止め判決で左遷。国賠訴訟は原告敗訴決め打ち。再審決定なら退官覚悟……! 最高裁を頂点とした官僚機構によって強力に統制され、政治への忖度で判決を下す裁判官たち。警察の腐敗を暴き、検察の闇に迫った『殺人犯はそこにいる』の清水潔が、『絶望の裁判所』の瀬木比呂志とともに、驚くべき裁判所の荒廃ぶりを抉り出す。
-
4.2NHK「SWITCHインタビュー 達人達」を書籍化! 日本で2人目の国際アンデルセン賞受賞作家・上橋菜穂子は、同賞受賞時に「さまざまなファンタジーの世界を作り出す類いまれなる才能を持ち合わせ、彼女の作品は優しさと、自然や知性ある生き物への大きな敬意を持ち合わせている」と評された。その作品の魅力に、「野生動物のお医者さん」として、つねに野生動物の厳しい現実に向きあってきた齊藤慶輔が迫る。
-
4.2【ベイスターズを5年で再生させた 史上最年少球団社長が明かすマネジメントの極意】 本書の著者・池田純氏が史上最年少・35歳でベイスターズの球団社長に就任したのが2011年。当時、球団は24億もの赤字を出していた。スポーツビジネスではまったくの素人だった著者だが、「やれば、できる」と様々な改革に挑んだ。 チケットの販売方法からオリジナルグッズの制作、スタジアムとのかかわり、選手への年俸査定の方法など、トライ&エラーを繰り返しながら、2016年には5億もの黒字経営への転換に成功、チームはクライマックスシリーズに初出場を果たした。 経営から見たスポーツについて、体系的に書かれた、これまでにないスポーツビジネスの教科書!
-
4.2“イギリスのEU離脱決定”と“ドナルド・トランプのアメリカ大統領当選”を見て、成長と拡大を求め続ける資本主義経済の終焉を確信したという橋本治。資本主義の終わりとは何か? その後を我々はどう生きるべきなのか? 「昭和の終わりと同時に日本経済は飽和した」「貿易なんて西洋人の陰謀に過ぎない」「国民はクビにできないので、企業経営感覚の政治家は容易に差別主義者になる」など、政治や経済といった枠を超えて次世代に語りかけるメッセージ。【目次】まえがき/序章 イギリスのEU離脱を見ながら考えた/第一章 バブルになるとどうなるか/第二章 「ヨーロッパ」という謎を解く/第三章 経済は飽和したら終わるものだ/第四章 バブルを経て「社会」が消えた/第五章 なにを言ってもムダな人たち/第六章 世界が終わった後に/終章 不思議な王子様のモノローグ――私は中学生のときにバブルを見た/あとがき 川喜多研
-
4.2人生、死んでしまいたいときには下を見ろ! おれがいる。 前科7犯。借金50億。米国司法当局から懲役370年求刑。奇跡の男か、稀代の大ボラ吹きか。“AVの帝王”と呼ばれた裸の男の半生(ノンフィクション)。 日本経済に必要なのは、村西とおるが手放さない生への希望である。 資本主義は死の絶望と生の希望を両輪とする経済システムであり、多くの人が死の絶望に怯えるとデフレになる。甦るには、村西とおるが手放さない生への希望こそが必要だ。 バブル期に消費資本主義を支配するには流通を制覇するコングロマリットこそ必要と考えた西武百貨店の堤清二とアダルトビデオの村西とおるは、経営破綻後も特異な言語表現を手放さない陽と陰の双生児だった。(松原隆一郎・東京大学大学院教授) 村西とおる、本名・草野博美。工業高校卒業後上京。どんな相手でも陥落させる応酬話法によって、英会話教材販売売り上げで日本一達成(1つ目の日本一)。インベーダーゲームのブームに乗り、ゲーム機設置販売で財を成す。ビニ本と裏本の制作・販売業に転じ、業界日本一になる(2つ目の日本一)。指名手配され逮捕。再起を図ってAV監督になり、“駅弁”“顔面シャワー”など次々と新機軸を考案。ハワイで撮影中にFBI合同捜査チームに逮捕され懲役370年を求刑される。黒木香主演「SMぽいの好き」でみずから相手を務めて、“AVの帝王”と呼ばれ、業界日本一に(3つ目の日本一)。ジャニーズ事務所に喧嘩を売り、元フォーリーブス・北公次復活をプロデュース。事業拡大に失敗、50億円の債務を負う。前科7犯。無一文になりながら専属だったAV女優と再婚、長男をお受験の最難関小学校に合格させた。そのどれもが実話である。
-
4.2「夢をかなえるゾウ」「スパルタ婚活塾」などの著者・水野敬也は、醜形恐怖という外見への執着に悩まされていた経験から、見た目に傷やアザなどの症状を持つ方たちにインタビューし、問題をどのように克服していったかを学びました。本書に登場する9人に起きた出来事と、問題を乗り越えて幸せをつかんでいく過程は、感動的な「物語」でもあります。仕事や恋愛、人間関係などの問題を解決する多くのヒントが得られる本です。
-
4.2教師・宮沢賢治の感動の授業を再現! 月の夜、そば畑の花があまりに美しいので、一人でそこで泳いでしまう先生でした。 いつも服やズボンのポケットの中を、何かしらない宝物でいっぱいにしている先生でした。 私が、この今の人生を全部投げ出してでも、生徒になって習いたかった先生でした。(略) その先生の名は花巻農学校教諭宮沢賢治。この世で一番美しい、あの物語「銀河鉄道の夜」を書いた作者です。(本文より) 大正10年から15年まで、宮沢賢治は故郷・花巻の農学校で教鞭をとった。 公式だけでは絶対に解けない代数の問題。 生徒たちを二班に分けて競わせた英語のスペリング競争。 土壌学の授業では、地球の成り立ちをまるで詩のようにうたいあげ、肥料学では、一枚の細胞絵図から生命の記憶を説き起こす。 そして、まだ生まれたばかりの『風の又三郎』や『春と修羅』の作品群を生徒たちに朗読して聞かせたという国語の授業――。 教え子たちの心に忘れがたく刻まれた幻の授業がよみがえります!
-
4.2
-
4.2恨みを世襲する韓国と、水に流す日本。わかりあえない隣人ゆえの不幸が、今日も続いている。日韓相互の誤解と偏見は、どこから来たのか? その答を探るべく、井沢元彦・呉善花の両人は対談の中で思索を重ね、軋轢の根源を、違う道を選んだ歴史の中に見出していく。本当の韓国の姿を知り、日本との違いに気づくことがまずは必要だと、本書は主張する。
-
4.2
-
4.2※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 九龍城ファンの間で伝説的な写真集「City of Darkness」の日本語版─在りし日の九龍城が蘇る── 魔窟と呼ばれ、惜しまれつつも1993年に撤去されてしまった“City of Darkness”こと九龍城。 九龍城は、大都市香港の中心に紛れもなく存在した。 ここでは法律は適用されず、警察官も立ち入ることができなかったため、文字通りの「無法地帯」であった。 「一度入ると二度と出られない」などといった数々の都市伝説を持ち、多くの人間を魅了しながらも、外部の人間の侵入を拒み続けたため、その内部での生活について語られたことはほとんどない。 その九龍城はどのように生まれたのか?住民たちがこれほど過酷な環境で生活できたのはなぜだったのか? 取り壊しを前にした生活者たちのありのままの姿、さらに九龍城の歴史を収めた本書は、もはや存在しないこの特異なコミュニティを浮き彫りにした、比類なきドキュメンタリーである。 全盛期の九龍城内部を取材した唯一の書籍であり、生活者のインタビュー、内部および外観写真、九龍城が完成に至るまでの歴史などで構成された九龍城ファン必携の写真集。
-
4.2「早く死ね、自分で死ね。」2003年、全国で初めて「教師によるいじめ」と認定される体罰事件が福岡で起きた。地元の新聞報道をきっかけに、担当教諭は『史上最悪の殺人教師』と呼ばれ、停職処分になる。児童側はさらに民事裁判を起こし、舞台は法廷へ。正義の鉄槌が下るはずだったが、待ち受けていたのは予想だにしない展開と、驚愕の事実であった。第六回新潮ドキュメント賞受賞。
-
4.2ユーミン、八月の濡れた砂、タモリ、野田秀樹――。あの音楽も、映画も、才能も、この人が見つけた! 伝説の深夜ラジオパーソナリティ・林美雄と70年代の実相に迫る、青春ノンフィクション。「本当にいいものは隠れている。だから自分で探さないといけない。自分でいいと思ったものを信じて、それを追いかけるんだ。」
-
4.2虐待の家で育った少女が、笑顔を取り戻した──。貧困・虐待・スクールカースト・ドラッグ・性。現代の子どもたちが抱える問題の最先端が現れる「保健室」と、そこで彼らを支えて奮闘する「養護教諭」の活動に密着したルポルタージュ!
-
4.2なぜ今また面白くなったのか? プロレスは幾度かの困難な時期を乗り越えて、いま新たな黄金時代を迎えている。馬場・猪木の全盛期から時を経て、平成のプロレスラーは何を志し、何と戦っているのだろうか。メジャー、インディー、女子を問わず、裏方やメディアにも光を当て、その魅力を活写する。著者はプロレス専門チャンネルに開局から携わるキャスターで、現在も年間120大会以上の観戦・取材中。棚橋、中邑、飯伏、里村明衣子、レフェリーの和田京平らの素顔に迫る。
-
4.2阪急ブレーブスの黄金時代を支えた天才剛速球投手の栄光、そして悲哀のノンフィクション。身長169cmから繰り出されるストレートは、160kmを超えた! その剛速球には、男の意志が込められていた。野球が最も輝いていた時代、ひときわ輝く彼のピッチングにファンは痺れ、そのスピードは記憶に焼き付いた。――男の名は、山口高志。伝説がいま甦る!
-
4.2この国にはスポーツ界を牽引してきた輝く宝石のようなアスリートたちがいる。心と身体と技を鍛え上げ、「勝ち」と「負け」がはっきりする厳しいスポーツの世界で最前線に立つ大久保嘉人、野村忠宏、琴奨菊……各競技で活躍してきた12人の選手や指導者の「勝つための力」とは。「勝つ人」の本音に百獣の王・武井壮が迫る。「NumberDo」の人気連載を単行本化。13人目のアスリートとして武井壮がラグビー日本代表の畠山健介に語った「倒す力」対談も収録。
-
4.2精神障害やアルコール依存などを抱える人びとが、北海道浦河の地に共同住居と作業所〈べてるの家〉を営んで30年。べてるの家のベースにあるのは「苦労を取りもどす」こと――保護され代弁される存在としてしか生きることを許されなかった患者としての生を抜けだして、一人ひとりの悩みを、自らの抱える生きづらさを、苦労を語ることばを取りもどしていくこと。べてるの家を世に知らしめるきっかけとなった『悩む力』から8年。 浦河の仲間のなかに身をおき、数かぎりなく重ねられてきた問いかけと答えの中から生まれたドキュメント。
-
4.2※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こうの史代氏、最新作!! 生きていると、覚えていたい事・忘れてしまいたい事ありますよね?自分の意志とは関係なく、過ぎ去っていく日々は段々と薄れていくもの。しかし、私たちはこの未曾有の東日本大震災を忘れてはなりません。3年が経過した今だからこそ震災関連の書籍を手に取るのに抵抗のある人にも勧めたい心温まる作品です。一人でも多くの方に時を越えて語り継ぐべき震災の現実を、雄鶏と旅をしながら感じていただきたいです。
-
4.2「みんな死ね、と思っていた」――生まれはバブル崩壊後の日本。いじめ、海外放浪、仲間たちとの出会い。終わったなら、また始めればいい。SEALDs創設メンバーが語る23歳のリアル。 SEALDs創設メンバー、奥田愛基の初単著! 絶望から始めよう。 「失われた20年」に生まれ、育ってしまった 新世代の旗手による、怒りと祈り。 いじめ、自殺未遂、震災、仲間たちとの出会い、そして…… SEALDs創設メンバー、23歳のリアル。
-
4.21936年8月、ナチス政権下のベルリンで第11回オリンピックが開催された。ヒトラーが開会を宣言し、ナチスがその威信を賭けて演出した。その大会を撮影し、記録映画の傑作『オリンピア』二部作を生み出した天才レニ・リーフェンシュタール。著者は彼女にインタビューを試みる…。運命の大会に参加した日本選手団をはじめとする多くのアスリートたちの人生をたどる長編ノンフィクションの傑作。
-
4.2第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの迫害から逃れるため、多くのユダヤ人がポーランドに隣接するリトアニアに逃げ込んだ。それは逃げ道を失った彼らが日本経由の脱出ルートに最後の望みを託し、日本の通過査証を求めてのことだった。このとき首都カウナスの日本領事館にはこの歴史ドラマの主人公杉原千畝がいた。本書では、このとき発給された「杉原ビザ」を手にした多くのユダヤ人に救いの手を差しのべた、福井県敦賀や神戸の人々、JTBや日本郵船の職員など、知られざる日本人たちの存在をクローズアップする。 北出 明(きたであきら) 1944年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。66年慶應義塾大学文学部仏文科卒、国際観光振興会(現・国際観光振興機構=JNTO)に就職。ジュネーブ、ダラス、ソウルの各在外事務所に勤務。98年国際観光振興機構コンベンション誘致部長。2004年JNTO退職。著書に『風雪の歌人』(講談社出版サービスセンター)、『争いのなき国と国なれ』(英治出版)、『韓国の観光カリスマ』(交通新聞社)、『釜山港物語』(社会評論社)がある。 ※電子書籍の仕様による紙版と異なる図版・表・写真の移動、本文中の参照指示の変更、ほか一部修正・訂正を行っている箇所があります。予めご了承ください。
-
4.2【第7回開高健ノンフィクション賞受賞作】広大なユーラシア大陸を横断し、イスラム圏の国々を越えてアフリカ大陸へ――。絵葉書を売るカンボジアの少女に凜とした生きる意志を感じ、排他的な印象を抱いていたイランで受けた細やかな配慮に戸惑い、ザンビアでは貧富についての議論を交わす。周囲の声に惑わされず、自らの素直な感覚を頼りに47カ国を旅した著者が綴った684日間。
-
4.2上田美由紀、35歳。小柄で肥満、鳥取のスナックのホステス。彼女の周りで6人の男が死んだ。この事件の背景には、木嶋佳苗事件とは別の深い闇がある。――美由紀に騙されたのは、あなたかもしれない。筆者は鳥取に通い、美由紀と面会し、彼女に騙された男たちに取材を重ねる。木嶋佳苗が獄中ブログを始めるきっかけとなり、「私の事件を取材してくれていたら…と思い続けたジャーナリスト」と言わしめた一冊が文庫化!
-
4.2飼い主に見捨てられ、行き場をなくした犬や猫が、保健所で悲惨な死をむかえる―。ペットブームにひそむ現状を「しかたがない」で終わらせず、「殺処分ゼロ」を目標に立ち上がった熊本市動物愛護センター。無責任な飼い主に対する職員たちの奮闘が始まった。決して夢物語ではないことを十年がかりで証明した、彼ら独自の取り組みとは? “闘う公務員”たちを追う、リアルストーリー。電子版には「熊本市動物愛護センター日々の風景」として写真を追加収録。
-
4.21985年に日本一となった阪神タイガース、このシーズンの対巨人戦、甲子園でのバックスクリーン3連発はいまや伝説となっている。あれから30年、本書では吉田元監督をはじめコーチ、主力選手はもちろんのこと、グラウンドキーパーやウグイス嬢に至るまで数多くの関係者に取材し、球団史上初の日本一がどのように成し遂げられたかを明らかにしている。
-
4.2人生のほとんどを洞窟で過ごした男の物語。 加村一馬、昭和21年8月31日生まれ。群馬県大間々町(現:さくら市)出身。68才。 昭和35年、当時13才だった少年は「両親から逃げたくて」愛犬シロを連れて家出した。以来、彼はたったひとりで誰にも知られることなく、足尾鉱山の洞窟、富士の樹海などの山野で暮らし、イノシシやシカ、ヘビにネズミ、コウモリ、野ウサギなどを食らい命をつないできた。発見された時、少年は57才になっていた-- 2004年5月に刊行され、大きな話題を呼んだ『洞窟オジさん 荒野の43年』(小社刊)。あれから11年、社会復帰を果たした「オジさん」は、群馬県の障害者支援施設に住み込みで働いていた(2015年9月発表作品)。彼はなぜそこで生きることになったのか。そして、「自分のため」ではなく「他人のため」に生きる喜びを知った「オジさん」は何を語るのか。 トラブル続きの集団生活、「天使のような」女性との出会い、ブルーベリー栽培への挑戦、初めての入院生活…。12万字を越える加筆された奇跡の文庫版を電子化!!
-
4.2恋人と語らう柏崎の浜辺で、声をかけてきた見知らぬ男。「煙草の火を貸してくれませんか」。この言葉が、〈拉致〉のはじまりだった――。言動・思想の自由を奪われた生活、脱出への希望と挫折、子どもについた大きな嘘……。夢と絆を断たれながらも必死で生き抜いた、北朝鮮での24年間とは。帰国から10年を経て初めて綴られた、衝撃の手記。拉致の当日を記した原稿を新たに収録。
-
4.2病気のため両手合わせて7本しか指が動かないNY在住のピアニストが起こしてきた数々の奇跡。15歳から志して音大に入学、医師から「一生ピアノは弾けない」との宣告を受けるが……。「大人になっても絶対にピアノが弾ける方法」も紹介。
-
4.2東北大震災、福島原発20キロ圏内のペットレスキュー 取り残された犬や猫たちを救出すべく、女性ボランティアが無人地帯に潜入する。なぜ…? 人間とペットの、いのちの意味を問う名著。
-
4.2【第10回開高健ノンフィクション賞受賞作】異境の地で亡くなった人は一体どうなるのか――。国境を越えて遺体を故国へ送り届ける仕事が存在する。どんな姿でもいいから一目だけでも最後に会いたいと願う遺族に寄り添い、一刻も早く綺麗な遺体を送り届けたいと奔走する“国際霊柩送還士”。彼らを追い、愛する人を亡くすことの悲しみや、死のあり方を真正面から見つめる異色の感動作。(解説・石井光太)
-
4.2ベストセラー『母がしんどい』『ママだって、人間』の著者がこっそり報告します……お宅のダンナ(カレシ)、こんな楽しいことしてますよ…。羨ましすぎるっ!(怒) エロ本の取材現場を「女目線」で覗いて気づいた「男社会」の真実。 男しか行けない場所、男たちが行く風俗はどんなところなのか。女たちは知らされていない。知らされることなく、「男がそういう場所に行くのは当たり前」「許すのが賢い女」と言われる。今こそ知って考えたい。男しか行けない場所が、どんなところなのか。そこでは一体どんなことが繰り広げられているのか。
-
4.2近代合理主義を育み、世界に議会制民主主義などのお手本を示したイギリス人がなぜ、世襲制の君主制を支持するのかという「エニグマ(謎)」を読み解き、イギリスという国家、社会像を描き出す。グローバリゼーションの最先端を行くイギリスは、いかにして国家としてのアイデンティティを維持しているのか。(講談社現代新書)
-
4.2阿川佐和子さん推薦! 「名誉欲はないけれど好奇心が人一倍。善人にみえるが案外のB面好き。そんな野口健だから、その言葉には真実がある」美しい「日本の象徴」でいま起こっていることは、日本社会が抱える問題そのものだ! 2013年6月、富士山は世界文化遺産に登録され、日本中が沸き立った。しかしその清掃登山に尽力し、「富士山が世界遺産になったらいいね」といいつづけてきた野口氏は第一報を聞いたとき、悔みに悔みきれなかったという。「清掃登山に全力を注ぐなかで、環境問題を超える富士山のほんとうの問題に気づいてしまった」。そう野口氏は語る。そこで彼がみたのは「日本の象徴」の背後で既得権にしがみつき、縄張り争いに奔走する「人間」の姿だった。そうしたなかでひたすら「世界遺産登録」だけを目的に準備が進められてきたことを、綿密な取材を重ねながら本書は描き出していく。そして、じつは今回の世界遺産登録にはユネスコからの「条件」がついていることを、どれだけの日本人が知っているだろうか。その「条件」をクリアできなかった場合、富士山は「危機遺産」入りもしくは世界遺産登録取り消しすらあり得るのだ! ならば、もつれた人間関係の糸をどう解きほぐし、日本の宝を「守る」ためにいま何をすべきなのか。そこで野口氏は「富士登山鉄道」など目から鱗のビジョンを次々に打ち出していく。そもそも江戸時代の富士山登山は「弾丸登山」どころか「スローな旅」だった。そうした「ほんとうの観光」のあり方をも描きながら、日本を代表するアルピニストが著した衝撃の一作。
-
4.2台所から戦場まで! 世界一危険なエリアの正体見たり!! アフリカ、ソマリ社会に夢中になった著者を待ち受けていたのは、手料理とロケット弾だった……。『謎の独立国家ソマリランド』の著者が贈る、前人未踏の片想い暴走ノンフィクション。講談社ノンフィクション賞受賞第一作。“世界最大の秘境民族”、ソマリ人の核心部へDIVE! 電子版には紙書籍未収録のカラー写真を追加収録!!
-
4.2不朽の「カンバン方式」、これが真髄だ! ジャスト・イン・タイムが鉄則のトヨタ生産方式を正しく運用すれば、儲かる会社に必ずなる! カンバン方式の生みの親・大野耐一氏の右腕だった父の薫陶を受け、親子2代でトヨタ生産方式の伝道者となった著者でしか書けなかった「秘中の秘」のメソッドを初公開する! 第1章 「常識」を疑い、パラダイムを変えよ 第2章 「タイミング」を売れ! 第3章 顧客ニーズと生産体制のマッチ 第4章 「サラダ理論」で需要予測とオサラバしよう! 第5章 ホワイトカラーという「魔物」 第6章 下請けを巻き込んで効率的なモノ造り 第7章 短納期こそ最大の顧客満足
-
4.2「世界の悪者」にされNATOの空爆にさらされたユーゴ。ストイコビッチに魅せられた著者が旧ユーゴ全土を歩き、砲撃に身を翻し、劣化ウラン弾の放射能を浴びながらサッカー人脈を駆使して複雑極まるこの地域に住む人々の今を、捉え、感じ、聞き出す。特定の民族側に肩入れすることなく、見たものだけを書き綴る。「絶対的な悪者は生まれない。絶対的な悪者は作られるのだ」。(解説・田中一生)
-
4.2
-
4.21938年5月21日、岡山県の寒村で一人の青年が一晩で30人もの村人を惨殺した「津山三十人殺し」。70年以上前に起きた惨劇の足跡を追った筆者は、知られざる事実と真相にたどり着いた。惨劇の真実と真相を明らかにするノンフィクション・ルポ。
-
4.22010年J1で14位のチームが、翌年震災を乗り越え上位に食い込んだ。練習場は被災、避難所暮らしの選手もいて、練習とボランティアを両立させての大躍進。選手を突き動かした手倉森監督の熱い言葉とは!
-
4.2罪を犯し、少年院に送られてくる少女達が抱える孤独・絶望・自己否定・家族との断絶・・・。自分自身真剣に見つめ、自らの罪に向き合ったときから、彼女達は、生まれ変わり始める。感動のドキュメンタリー。
-
4.22013年、87歳で亡くなった父は元医師だが、医療否定主義者だった。不摂生ぶりも医者の不養生の限度を超えていた。若いころ、糖尿病になったが血糖値も測らず甘い物食べ放題の生活を続けながら勝手にインシュリンの量を増やして自然治癒させた。前立腺がんになっても「これで長生きせんですむ!」と叫び治療を拒否。こんなふうに医学常識を無視し自由奔放に暮らした。そんな父が寝たきりになって1年数カ月、医療や介護に対する私自身の常識が次々と覆った。父から教わった医療の無力と死への考え方をここでご紹介したい。
-
4.2【第33回講談社ノンフィクション賞受賞作】判決の日、東京地裁で初めて完全に「壊れている」麻原を見た著者は愕然とする。明らかに異常な裁判に、誰も声をあげようとしない。麻原彰晃とその側近たちを死刑にすることで、すべてを忘れようとしているかのようだ―戦後最凶最悪と言われたオウム事件によって変わってしまった日本。麻原とオウムを探り、日本社会の深層を浮き彫りにする。
-
4.2「どうして私は、女であることを、おおらかに正々堂々と楽しめないのか」――男に負けないよう必死で手に入れた「勝ち組」の称号が、恋愛マーケットでは惨めな「負け組」と見なされる。愛されたい、だけど見返してやりたい……相反した女の欲情を抱いた作家が叩いた扉は、新宿歌舞伎町・熟女ヘルス。過激な〈実体験主義〉に潜む、普遍的な「女」の苦しみに肉体ごと挑んだ、戦いと絶望の全記録!
-
4.2
-
4.2逆風下にさらされる日本であっても優れた報道を続けている良心的ジャーナリストたちがいる。硬派の調査報道ノンフィクションを手がけきた大鹿靖明氏(朝日新聞記者)が、さまざまな分野で活躍するジャーナリストを取材し、その生き様を活写する。(講談社現代新書)
-
4.2むき出しの暴力、軍閥ボスのエゴ、戦争が日常の子どもたち……。泥沼の紛争地でいかに銃を捨てさせるか? 東チモールからアフガンまで現場を指揮した男が明かす真実。真の平和論はこの一冊から。(講談社現代新書)
-
4.2東日本大震災で壊滅的な被害を被りながら、震災後五日目には一部で運転再開させた三鉄。瓦礫の中を走るローカル鉄道の姿は「復興の象徴」となり、NHK朝ドラの舞台として全国的にブレークした。多大な復旧費用に会社存亡の危機に晒されつつも、地元の熱い思いに支えられ、完全復旧するまでの激動の日々を綴った感動の手記。
-
4.2B747ジャンボ機乗務時間世界一の元機長が、航空史上最大のミステリーを解き明かす! 乗客乗員239名を乗せて突如消えた、マレーシア航空370便。筆者は事件当初から、前例なき異常の原因を予測していた。同じ空域での豊富な飛行経験なくしては語れぬ真実。テレビ朝日「ワイド!スクランブル」ほか16日連続生出演で、なにが「正しく」、なにが「ガセネタ」かを明らかにしてきた筆者が、未曽有の航空機事故の謎に迫る。
-
4.2大津市の事件をはじめ、加速する現代のいじめ問題について、その様態、教訓と対策、学校の危機管理など、徹底的に解説。子を持つ親や現役の教師はもちろん、すべての大人が向きあうべきいじめ問題の本質に迫る! ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
-
4.2サハラ砂漠でマラソン!? ある深夜、ネットでサハラ・マラソンなるサイトを見つけた著者。酔った勢いで主催者に参加希望のメールを送ったところ、あっさりと参加を認める返信がきた。開催まではたった二週間あまり。15キロ以上は走ったこともないランニング初心者の闘いがいま始まる――。表題作のほか、「謎のペルシア商人」など著者の“間違う力”が炸裂する超絶ノンフィクション作品集。
-
4.22011年4月、北海道夕張市に全国最年少の市長が誕生した。進む高齢化、全国最低といわれる行政サービス……。厳しい財政事情のなか、山積する難問にどう取り組むのか。持ち前の行動力を発揮し、夢と情熱をもって地域再生にチャレンジする若き市長の爽やかな奮闘記。
-
4.27年ぶりに再会したシーラは、派手な髪のパンク少女だった。かつての楽しかった日々も二人の信頼関係も憶えていないという。少しでも打ち解けるよう、トリイはクリニックの手伝いを頼む。やがてシーラの口から、幼い頃からの性的虐待の事実が明るみに……。真の癒しを見出すまでのシーラとトリイの葛藤を描く。
-
4.2心の傷と闘う子どもたちの現実と、再生への希望。“お化けの声”が聞こえてくる美由。「カーテンのお部屋」に何時間も引きこもる雅人。家族を知らず、周囲はすべて敵だった拓海。どんなに傷ついても、実母のもとに帰りたいと願う明日香。「子どもを殺してしまうかもしれない」と虐待の連鎖に苦しむ沙織。そして、彼らに寄り添い、再生へと導く医師や里親たち。家族とは何か!? 生きるとは何か!? 人間の可能性を見つめた感動の記録。
-
4.2過去30年の間に国際経済を取り巻く環境は激変した。しかしながら、日本経済は、電気や自動車などの製造業の輸出に過度に偏重したビジネスモデルを変えることができずに変化に大きく立ち後れた。しかしながら、日本の政治家にも官僚にも、こうした現状認識ができずに、場当たり的な対応を繰り返してきた。成功しつつあるかに見えるアベノミクスも、旧態依然とした経済モデルにしがみついており、本質的な改革とはほど遠い。(講談社現代新書)
-
4.2北海道警察の裏金疑惑を大胆に報じた北海道新聞。しかし警察からの執拗な圧力の前に、やがて新聞社は屈していく。組織が個人を、権力が正義をいかに踏みにじっていくか。恐るべき過程を記した衝撃の証言!
-
4.2※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 山中にそびえる一大レジャーランド・戦前の隔離病棟・苔生した巨大ボーリング場・狂気に満ちた廃病院・壮大な規模でたたずむ炭坑……写真とコメントで日本全国の廃墟を紹介し、探索における危機管理・装備などあらゆるテクニックを網羅!
-
4.2フィデル・カストロとともに1959年のキューバ革命を成就させ、20世紀最大のゲリラとして、今なお人々の心に残るチェ・ゲバラ。医学を志した学生時代から、圧政に苦しむ人々のためにゲリラ戦士となり、革命成就後、与えられた地位を拒み、新たな解放を目論み南米・ボリビアで67年に殺害されるまでのノンフィクション・ノベル。殺害された地に立った著者の思いを描く。
-
4.2
-
4.2
-
4.2中国に、美女は多いが「悪女」も多い……。中国で悪女と呼ばれるには4つの条件があります。1、美女であること。2、才媛であること。3、世間を驚愕させる事件を起こすこと。4、政治権力とかかわりがあること。つまり美人で、頭も良くなければ悪女になれません。 彼女らは、なぜ悪女になったのでしょうか? 悪女にならずには生きていけなかったからです。薄煕来の妻・谷開来、“公共情婦”李薇、ネット上の露悪女、そして江青、葉群。中国を陰で動かした悪女たちそれぞれの人生には、恐ろしいけれど、どこか物悲しさ、痛ましさを覚えます。彼女らの素顔を通じて、現代中国の本質に迫ります。
-
4.2国家の密約と夫の不実。西山太吉氏妻の告白沖縄密約をめぐる情報公開訴訟判決で、ベストセラー『運命の人』のモデル・西山太吉の名誉は回復された。本書は沖縄をめぐる本格ノンフィクションである。
-
4.2
-
4.2本作はもはや伝説。沢木耕太郎の最高傑作がついに電子書籍化! あのとき、政治は鋭く凄味をおびていた。ひたすら歩むことでようやく辿り着いた晴れの舞台で、61歳の野党政治家は、生き急ぎ死に急ぎ閃光のように駆け抜けてきた17歳のテロリストの激しい体当たりを受ける。テロリストの手には、短刀が握られていた。社会党委員長・浅沼稲次郎と右翼の少年・山口二矢――1960年、政治の季節に交錯した2人のその一瞬、“浅沼委員長刺殺事件”を研ぎ澄まされた筆致で描き、多くの人々の心を震わせたノンフィクションの金字塔。第10回(1979年)大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。