上間陽子の作品一覧
「上間陽子」の「裸足で逃げる ――沖縄の夜の街の少女たち」「海をあげる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「上間陽子」の「裸足で逃げる ――沖縄の夜の街の少女たち」「海をあげる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
p240 この海をひとりで抱えることはもうできない。だからあなたに、海をあげる。
この最後の1行は、「助けて」という叫びだと感じた。
だから、私は沖縄の海をもらわなくてはならない。
旅行でたまに訪れる遠くの観光地としてではなく、自分の故郷のように。
そしてそれは、沖縄だけでなく、
福島であり、ガザであり、ウクライナでもある。
頑張って頑張ってももうこらえきれない、抱えきれない人たちの苦しみを、安全な所にいる私たちは自分事として受け取り、行動を共にしていく義務があると思う。
p224 富士五湖に土砂が入れられると言えば、吐き気をもよおすようなこの気持ちが伝わるのだろうか?湘南の海ならどうだろ
Posted by ブクログ
1972年(S.47)に沖縄は本土復帰を果たした。
「その後沖縄はどうなったか?」普天間で暮らす著者が現状を綴ったエッセイです。幼い娘を持つ母の思いも伝わってきました。
息が詰まるような書き出しでした。
「食べられなくなるほどの苦しみ」を受けた彼女が書く作品を、最後まで読まなければならないと思いました。
美しい沖縄の海。人は海に住む生きものと暮らし、亡くなればまた海に帰っていく。
シマ(今帰仁村)では、祖父の遺骨をお墓に納めた後、海に入り、海の彼方(ニライカナイ)に皆で声をかける。
旧暦の12月8日には、家族の健康や無病息災を願い、ムーチー(鬼餅)を作る。
沖縄に残る風習は親から子へと受け