言葉を失ったあとで

言葉を失ったあとで

1,870円 (税込)

9pt

「聞く」の実際。アディクション・DVの第一人者と、沖縄で社会調査を続ける教育学者。それぞれの来歴から被害/加害をめぐる理解の仕方まで、とことん具体的に語りあった対談集。

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言葉を失ったあとで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    カウンセラーの信田さよ子さんと、沖縄の社会学者の上間陽子さんの対談集。とても読み応えがあった。信田さんは、カウンセラーのこれまでの歴史、精神科医との向き合い方の違い、そして性加害者、依存症への対処の遅れの指摘があった。昭和の男性は自らの性を語るとみな渡辺淳一になるという言葉には爆笑!カウンセラーとし

    0
    2025年06月09日

    Posted by ブクログ

    実践を積み重ねてきた二人だからこそ、提示できる視点、言葉、違和感。

    加害男性の人間的薄さやずるさが際立つ。

    DV更生プログラムはそういうことなのかとか、沖縄がネタにされがちな学問の世界のせこさとか、あー↘あー↗の連続。

    上間陽子さんの寮美千子批判が鋭い。善の陳腐さ、みんな被害者論の陳腐さ。

    0
    2024年04月11日

    Posted by ブクログ

    言葉を失ったあと…
    私達は何を語れるのか…
    言葉無く語れるものとは何か
    非行、虐待、嗜癖、性被害、世代間連鎖
    若年妊娠、援助交際…
    関係性の中で生きている私達

    0
    2023年03月26日

    Posted by ブクログ

    読もう、読もう、と思いながらもなかなか読めずにいましたが、ようやく読めました。

    印象に残ったことをここでは2つだけ書きます。

    選択不能性について。
    ものすごく少ない選択肢の中からしか選べない状況にある人がいるということを、私はどれだけ理解して「自己選択」「自己決定」の言葉を使ってきただろうかと、

    0
    2022年08月05日

    Posted by ブクログ

    信田氏と上間氏の対談をまとめた本。

    最前線で活躍する臨床心理士と社会学者の対話は前提となる知識が必要でところどころ難しく感じ、何度か読み直して理解を深めたいと思う。

    0
    2022年07月16日

    Posted by ブクログ

    アディクションの世界では知らない人がいない信田氏と沖縄の少女が置かれた実態を赤裸々に書かれた上間氏の対談本。ともに性と暴力について取り組んでいる二人の対話で盛り上がらない訳がないエキサイティングな対話集である。取り組む立場は違えど、ともに「言葉」を大事に取り組む二人の底での認識は共通する。対話集なの

    0
    2022年05月29日

    Posted by ブクログ

    「愛着障害」や、イメージが一人歩きしている言葉をちゃんと否定してくれていて良かった。言葉は当事者を救うものでなきゃ。

    0
    2022年05月19日

    Posted by ブクログ

    簡単に感想を書ける類の本ではないけれど敢えて言うならば…青山ブックセンターでのイベント申込み一瞬出遅れた自分を許せぬ!が、岸政彦さんを加えた三人のzoom配信見られただけでもヨシとせねば。お互いに敬意を持ちつつ聴き合う態度に圧倒されたし惚れ惚れしました。

    0
    2022年02月19日

    Posted by ブクログ

    「言葉を失ったあとで」というタイトルだが、中には言葉を失うほどの壮絶な経験をした人々の言葉をなんとか引き出してケアに繋げようとするそれぞれの現場について語られていた。
    DVや虐待、性被害などは身体の傷だけでなく、心の傷も深く苦しい。それを語れるのは言葉でしかなく、言葉にならないからこそ辛いのだと思う

    0
    2022年02月06日

    Posted by ブクログ

    “深い底の部分では怒りが渦巻いているのに、四方八方からの張力によって、それは流れそうで流れない涙のようにギリギリのところでとどまっている。それはまさに言葉を失うとしか言いようのない現実への直面に思えた。そこから這い上がるように言葉を新しく獲得していく姿、その張り詰めた感じが、読む私の胸を打ったのであ

    0
    2025年09月15日

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