作品一覧

  • ボブが遺してくれた最高のギフト【電子版限定写真付き】
    4.2
    「ボブは、ぼくがこれまでに受けとったことのない、最高のギフトを遺してくれた」 ジェームズ・ボーエン 『ボブという名のストリート・キャット』、『ボブがくれた世界』につづく、〈 ボブとぼくの物語 〉シリーズ第3作。 世界中に愛されながらも逝ってしまったボブとジェームズの間には、まだ語るべき物語があった。それは、その日を迎えるまでの奇跡のような6日間の物語。 ジェームズはあいかわらず〈 ビッグイシュー 〉の販売を続け、プリベイド式のガスメーターの残高を毎日チェックしなければならないような、金銭的に苦しい生活を送っていた。クリスマスまであと6日、ジェームズはボブとの楽しく温かいクリスマスを過ごすため真冬のロンドンの街頭に立つのだが…… 人とのつながりや思いやりに癒される、心温まる物語です。 著者◎ジェームズ・ボーエン 1979年サリー(イギリス東南部)生まれ。路上演奏で生計を立てていた2007年に野良猫ボブと出会う。その奇跡の出来事を綴った『ボブという名のストリートキャット』は、世界30カ国以上で翻訳化。続編の『ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険』と合わせ累計1,000万部超えの大ベストセラーとなった。2017年には映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』も公開し、世界中で大ヒットとなった。
  • ボブが教えてくれたこと
    4.3
    ボブ&ジェームズの最新刊! ファン待望の邦訳登場。元ホームレスを立ち直らせた賢い野良猫ボブが教えてくれる人生哲学。ベストセラー『ボブという名のストリートキャット』、『ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険』の著者ジェームズ・ボーエンが、野良猫ボブと出会い、一緒に過ごすことによって、自分自身を見つめ直し、運命を大きく変えた。本書はジェームズがボブと過ごしてきた時間の中で、ボブに学んだ人生哲学を二人のエピソードに触れながら綴ったエッセイです。未公開の写真を含めたボブの写真を多数掲載したファン待望の一冊です。
  • ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険
    4.1
    1巻1,408円 (税込)
    感動ベストセラー! 『ボブという名のストリート・キャット』の続編がついに登場! 人生を大きく変えた出会いから2年…… 更なる試練を乗り越え、より深い絆でむすばれていくふたり。 ボブとジェームズの心温まる奇跡の友情物語は続く。 ボブとの出会いによって、人生のセカンドチャンスを手に入れたジェームズ。ホームレス生活・ドラッグ中毒から抜け出し ボブとともに路上で「ビッグイシュー」を売りながら、平穏な日々を過ごしていた…… と思いきや、ボブの病気、ジェームズの入院、同業者からの嫌がらせなど、まだまだ試練は続きます。 不器用なジェームズと、彼を支える賢くてかわいいボブ。笑いあり涙ありの第2弾です。
  • ボブという名のストリート・キャット
    4.1
    1巻1,408円 (税込)
    世界28カ国以上で翻訳出版。 全英70万部のベストセラーノンフィクション、待望の邦訳化! ロンドンでプロのミュージシャンを志したものの様々な困難に遭い路上生活者となった青年ジェームズ。人生に目的も目標も持てないままいつまでもヘロイン中毒から抜けだせずにいた。そんな彼の前に突然現れた、一匹の野良猫ボブ。ホームレスの青年と野良猫の友情物語。

ユーザーレビュー

  • ボブという名のストリート・キャット

    Posted by ブクログ

    ボブ、愛おしすぎる。
    猫好きなら絶対に読んでほしい。

    私はたまたま映画を観て、エンドロールで実話と知って急いで原作本を購入。一気読みした(映画とほとんど変わらない内容で安心した)。

    作者のジェームズ・ボーエンさんは、音楽で生きていく夢が途絶え、路上生活者となり薬物中毒者に。

    そんなどん底と思える暮らしの中、茶トラの野良猫に出会う。どこにでもありそうな人と猫との出会い。

    でも、この二人(正確には一人と一匹)の出会いは運命だったのでは?と思えるほどの深い絆が次第に生まれてゆく。

    二人に起こるエピソードは、いいことばかりではない。社会的弱者に対する世の中の風当たりが強さ、簡単には抜け出せな

    0
    2025年03月01日
  • ボブが遺してくれた最高のギフト【電子版限定写真付き】

    Posted by ブクログ

    ジェームズとボブの過ごしたクリスマスのお話。

    薬物に溺れていたり、家族との折り合いが良くなかったりで、クリスマスにあまりポジティブな思い出がなかったジェームズだが、ボブと出逢い、人々の温かさに触れ、少しずつ彼のクリスマスが変わっていく。

    ジェームズの「もらうより与える方がいい」という気づきが特に素敵だなと思った。人に優しくしてもらったら、その優しさをまた別の人に分けていく。そうすることで自分もその人も温かい気持ちになる、ポジティブな連鎖。情けは人のためにならず、ということだと思う。

    ボブは天に召されてしまったけど、きっとこれからもジェームズを支え、彼を笑顔にしてくれることと思う。

    0
    2023年07月19日
  • ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険

    Posted by ブクログ

    前作でバスキング(路上演奏)から抜け出し、ビッグイッシューの販売員として一躍スターとなったジェームズとボブ。以前に比べて生活は良くなったものの、路上で仕事をすることに変わりわなく、危険な目に遭ったり、嫉妬による嫌がらせを受けたり、さらには健康上の問題も発生したりと、次から次へと困難が立ちはだかる。

    ただ、彼にはボブがいてくれた。ジェームズが言うように、ボブには自分の意思があり、自分でジェームズといることを選択していて、それはボブがジェームズを心から信頼しているということ。それにとやかく文句を言う資格は誰にもない。

    ボブがいることでジェームズの責任感はより強くなり、トラブルに巻き込まれても冷

    0
    2023年03月23日
  • ボブという名のストリート・キャット

    Posted by ブクログ

    もう何年も前に読んだ原書「A Street Cat Named Bob」を翻訳版でおさらい。

    薬物に溺れ、社会から疎外されたようにその日暮らしをしていたジェームス。そんな彼のもとにどこからともなく現れ、彼を支え導く存在となったボブ。二人の出会いは本当に運命だったのだと思う。

    ロンドンでの路上生活の過酷さは読んでいて悲しくなるけれど、ボブと出会ってから人々との関りを少しずつ築いていくジェームスの姿には元気をもらえた。嫌な人ももちろんいるけど、それ以上に気にかけてくれたり、支えてくれる人は世の中にたくさんいる。でもそれはボブだけの力ではなく、ジェームズ自身の努力があったからこそだと思う。

    0
    2023年02月15日
  • ボブという名のストリート・キャット

    Posted by ブクログ

    とても素敵な本だった。
    ホームレスで麻薬中毒という人生のどん底にいた青年ジェームズが、一匹の野良猫に出会ってからの物語(実話)。

    一匹狼だったジェームズにとって、猫と生活を共にすると決意したことによって生まれた責任感と幸福感が、自分に自信を持たせ、人生を立て直す大きな転換となった。この辺の転換と心の動きが、私の家にも猫がいるだけに、とてもよくわかる。それくらい猫には不思議な力と魅力があるということ。

    これはイギリスの本だけど、一度社会からドロップアウトしてしまうと、そこから立て直すのは難しい…というのは日本でも本当に同じことだと思う。イギリスでは政府がホームレスを支援する義務があるらしいけ

    0
    2022年09月16日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!